YOSHIYASU YAMASHITA 山下嘉康

2019年。トゥモローゲート主催の『採用しない説明会』というイベントに来てくれた山下。そこでTwitterが繋がったことをきっかけに、後日、隼平経由で選考に進んでもらうことになりました。山下は関西では知らない人はいない有名なクリエイティブ会社で営業とディレクターをやっていました。トゥモローゲートはまさにディレクターを欲していたので待望の人材だったんです。ポートフォリオを提出してもらって、もちろん問題なく通過。与えられたテーマに対して企画提案をするインターン選考では、経験を生かした的確で落ち着いたプレゼンをしてくれたのを覚えています。もちろん、通過。ただそこで2つ課題が見つかったという報告を隼平から受けました。1つはたまに言葉にトゲのあること。もう1つはたまに斜に構えた態度をとってしまうこと。最終選考でその2点をチェックしてほしいと言われていました。なので「エラそうな態度を取る人なのかな」「もしかしたらうちと合わないかもしれないな」と思いながら2人で食事をする最終選考に臨んだんです。そしたら...。

イメージと全然違いました(笑)。根っっからのいいやつ。仕事に対する姿勢や価値観も自分とバッチリ合う。仕事の話だけではなく、プライベートやご実家の話をする中でそう感じました。確かに、話している中で事前に聞いていた課題を少しは感じたものの、それはただ不器用なだけなんだということが分かったんです。経験を重ねれば問題ないだろうなと判断しました。何より「一緒に働きたい」と心から思った。一生懸命。真っすぐ。そんな言葉がピッタリ当てはまる山下のことが好きになったんです。迷わず採用を決めました。

山下は珍しくその時点でどの部署に入るのか決まっていませんでした。営業と企画を担う戦略企画部か。クリエイターとして制作・進行を担う意匠制作部か。ディレクターというポジションはどちらの部署にも該当するので、役員と山下4人で話し合って決めることにしました。最終的には、前職で営業の経験があることから戦略企画部に入ることになったんです。

一生懸命。真っすぐ。最終選考で感じたイメージは入社後も変わらず、前職の経験を生かしながらどんどん活躍してくれました。特に感じたのは「基礎がしっかり固まっている」ということ。手取り足取り教える必要なんてなく、すぐにお客様の対応を任せることができました。例えばwebサイト制作のスケジュール管理や、それに伴うお客様とのコミュニケーション。意匠制作部との連携もそう。同じ案件に取り組んだことは一度しかないけれど、山下の強みを感じるにはそれで十分でした。たまに不器用な一面を見せることはあるにはある。それでも着実にレベルアップしてくれているなと日々感じています。

そんな山下に伝えたいのが「気を使いすぎるな」ということ。お客様に対してだけではなく、社内のコミュニケーションも含めてです。いいやつだからこそ、相手に気を使いすぎるがあまり損をしてしまっていると感じます。実は...。これを言うと「嘘でしょ」と突っ込まれるのですが...若い頃の自分も山下と同じタイプでした。とにかく不器用で、相手に気を使いすぎるがあまり成果が出ない。それが一つの原因でうつになったこともあります。

かといっていきなり自分を変えるのは難しい。なので、小さい努力を積み重ねて、少しずつ変えていくしかありません。僕はそうやって状況を打開しました。ひたすら営業ロープレを繰り返したり、移動中も寝る前も営業ロープレを聞いたり。とにかく努力を積み重ねることで少しずつ話すのが得意になっていって、不器用な性格も克服できたんです。そうなると、成果が出て、モチベーションが上がって、また努力して、成果が出る..といういいスパイラルに突入することができる。山下を見ていると当時の自分を思い出します。持ち前の一生懸命な姿勢を貫いていれば必ず成果はついてきますから。

そんな山下は13期からトゥモローゲート史上初めて戦略企画部から意匠制作部へ移籍しました。社員だからといって誰でも移籍できるわけではもちろんありません。入社ギリギリまでどっちの部署になるか分からなかったほど山下はクリエイター気質だし、戦略企画部として十分な成果を残した上でそれでも「クリエイターになりたい!」と言ってくれたので断る理由がないなと。これが成果を出していなくて成果を出す努力もしていない人だったらちょっと待てとなりますが、山下は違いますから。

戦略企画部で培った力とクリエイティブな力を掛け合わせて唯一無二の存在になってほしい。山下がそうなってくれたらトゥモローゲートという会社自体がさらにレベルアップすることは間違いありません。

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