Concept Design会社の考えをことばにする

会社のすごいところを見つけて、大切にしている想いを
一番表現できることばや流れをつくります。

会社の「いちばん大切にしたい考え」を決めるステップです。会社のいいところや、困っていることを聞き出して、
どんな人に伝えたいかを考えます。その会社らしさをギュッとつめこんだことばや流れをつくります。

Features

01

これまでの経験から
会社の大切なことをみつける

会社のことだけじゃなくて、社長がどんな気持ちで会社をやっているか、そこで働くみんながどう思っているかを聞きます。会社は人が動かすもの。みんなの考えを聞くことで、その会社だけが持っている「すごいところ」が見えてくるようになります。

02

会社、お客さん、ライバル、
いろんな角度から調べる

次に、お客さんが何を求めているか、ライバルの会社がなにをしているかも調べます。そうすると、いまの会社がどんな立ち位置でがんばっているかがわかって、他の会社とどう違うかもハッキリしてきます。

03

会社のいいところを
伝える方法を考える

会社の「すごいところ」と、お客さんが「欲しいもの」をつなげて考えます。会社のいいところを押しつけるんじゃなく、お客さんが本当に喜ぶようにうまく伝える方法を作ります。そうすることで、その会社がみんなの人気者に。

Work Flow

1.くわしくお話を聞く

ただお話を聞くだけではありません。お客さんも気づいていない「ほんとうの悩み」や「すごいところ」を見つけるため。会社の仕組みや、みんながどんなふうに働いているか、どんな強みや特別なところがあるか、困っていることや会社が大事にしている気持ち、将来の夢まで、いろんなことを聞きます。それから「この会社の考えをお客さんに伝えると、どんないいことが起こるかな?」と考えて、どんな人たちがその会社にぴったりかを調べます。たくさんのトゥモローゲート社員が参加して、お客さんのことをお客さん以上にわかるくらい一生懸命調べます。これが、会社を強くしていくための大切なスタートです。

2.情報をまとめる

くわしくお話を聞いたり、調べものをしたりして集めた大事な情報を、特別な「プランニングシート」という紙にまとめます。このシートには、その会社のすごいところや困っていること、会社をよくするための目標、そしてお客さんがどんなことを求めているか、全部をわかりやすく記入できます。ただ情報を並べるだけじゃなくて、その会社のいいところとお客さんのほしいものをつなげる考え方を使って、わかりやすくまとめていきます。こうして、会社tをよくする目的や、それをがんばることでどんなすてきな成果が生まれてくるかが、ちゃんとわかるストーリーになるように作っています。

コンセプト設計

2-1. ほかの会社を調べる

お客さんからくわしくお話を聞くだけでなく、ほかにもいろんなデータを集めます。そうすると、その会社の考えばかりだけじゃなくて、お客さんやみんなが本当に求めている「いいアイデア」が作りやすくなります。情報は、テレビやネットのニュース・専門の本など、いろんな角度から調べます。それから、今までに似たような会社でうまくいったことや、困ったこともまとめておいて、それを参考にして「役に立つ計画」を作ります。

2-2. お客さんを調べる

「誰に届けたいか」をしっかり考えること。会社の考えを伝えたいときはお客さんに、仲間を探すときはおしごとを探している人のことを考えます。まずはアンケートをとってみんなの声を集めてよく知ります。たとえば、お店に来たお客さんの行動を見たり、買ったあとに話を聞いたりすることも。実際にお仕事の現場に行って、どんなお仕事をしてるかも調べます。さらに、そのお客さんが会社とどんな流れで関わっていくかを時間といっしょに考える「カスタマージャーニー」を作って、さらに深くお客さんのイメージを固めます。

2-3. マーケットイン

トゥモローゲートが考える「マーケットイン」は、会社の得意なことと、お客さんが本当にほしいことを上手につなげること。会社はいろんなすごいところを持っていますが、その中でも特に大事なポイントを見つけます。会社の「こうしたい!」という気持ちと、お客さんの「こうしてほしい!」という気持ちが両思いになる特別な関係ができあがります。会社が一方的に「これがいい!」って押しつけるわけでもなく、お客さんの言うことだけを聞くわけでもありません。

3.ことばを決める

これまでの流れをふくめて、最後に伝えたい大事なメッセージを短くまとめた「コンセプト」を作ります。このコンセプトは、ただカッコいい言葉を考えるだけじゃなくて、会社の伝えたいことがちゃんと伝えられていて、この先も変わらないことがとっても大切です。トゥモローゲートでは、まずコンセプトをしっかり作って、そのあとにカッコよくて目を引くキャッチコピーを考えます。キャッチコピーは、みんなの興味を引くための「入り口」のようなもの。この2つをちゃんと作ることが、私たちのブランドづくりのポイントです。