2026年4月〜少子化対策「子ども・子育て支援金制度」が開始|企業に求められる“現場視点”とは?

女性正規雇用率は過去最高48.8%、
ライフイベントを理由に“キャリアの選択肢を狭めない”ための制度設計。

– 厚生労働省「年次有給休暇取得促進特設サイト」掲載事例 –

2026年4月より、少子化対策を強化するための「子ども・子育て支援金制度」がスタート。政府は、児童手当の拡充などを通じて子育て世帯への支援を進める方針を示しており、教育・子育て支援は引き続き重要な政策テーマとして位置づけられています。一方、働く現場では、妊娠・出産・育児といったライフイベントと仕事をめぐり、働き続けたい意思があっても不安を感じるケースがあることも指摘されています。制度整備が進む中で、企業が現場でどのように制度を運用し、働き方として実装しているのかが、あらためて注目されています。

トゥモローゲート株式会社(本社:大阪市中央区/代表取締役:西崎康平)は、こうした社会的背景を受け、少子化対策や教育・子育て支援をめぐる議論を「企業」という視点から捉え、制度運用の実態や考え方を発信しています。

女性正規雇用率は過去最高48.8%、次に必要なのは「キャリアとの両立サポート」

10月に発表された総務省「労働力調査」によれば、女性の正規雇用率は過去最高48.8%・前年差45万人増加と報告され、働く女性は年々増加。これまで以上に少子化対策や教育・子育て支援が急がれる状況となり、政府主導で制度整備が進められています。

共働き世帯や女性の正規雇用が増える中、制度があることと、実際に働き続けられることの間にはギャップがあるのも事実です。妊娠・出産・育児といったライフイベントを迎えたときに、キャリアとの両立はできるのか。今後は、行政が示す制度を前提に、企業が現場でどのように制度を運用し、働き方として機能させているのかが問われる段階に入っていると考えられます。

“キャリアの幅を狭めない”制度設計

トゥモローゲートでは、妊娠・出産・育児などのライフイベントを理由に、キャリアの選択肢が狭まらないよう、制度設計と運用の両面から環境整備を行っています。

■妊娠・出産前後の支援
・妊娠初期の体調不良に対応する「マタニティ休暇」
・男女問わず不妊治療等で利用できる「妊活タイム」
・産休は予定日の3ヵ月前から取得可能、育休は家庭事情に応じて10年以内の復職が可能

■体調・ライフイベントへの配慮
・生理やPMS時に休暇やリモート勤務の切り替え・休暇を取得できる「F休」
・子どもの病気等に対応する「メディカル休暇」
・健診・予防接種にも活用できる「検診タイム」

■柔軟な働き方の選択
・「残業なし」「コアタイムあり」「フルフレックス」から選べるワークスタイル
・約8割の社員がフルフレックスタイムを選択
・週休2~3日などで働ける時短勤務制度

■子育てとの両立支援
・急な休園・学級閉鎖時に対応できる「リモートワーク制度」
・勤務時間内に学校行事へ参加できる「参観日タイム」

こうした取り組みは、厚生労働省「年次有給休暇取得促進特設サイト」においても、「休みを取って会社も成長!」年次有給休暇取得促進の事例として紹介されています。

教育・子育て支援を「現場で機能させる」企業の役割

少子化対策や教育・子育て支援は、制度を増やすこと自体が目的ではなく、働く現場で「選択肢として機能しているかどうか」が問われるテーマだと考えています。企業にできることは、家族・健康・キャリアを切り離さず、どのライフステージにいても安心して働ける“土台”を設計することだと思っています。その土台があるからこそ、人は仕事でも思い切った挑戦ができる。行政が方向性を示し、企業が現場で具体化する。その積み重ねが、教育や子育て支援を“実感のある取り組み”にしていくと考えています。

本件に関するお問い合わせ

「妊娠」「出産」「育児」などのライフイベントに対し、企業の現場でどのような制度設計・運用を行っているのかについて、背景や考え方、実際に制度を利用している社員への取材が可能です。詳細は下記までお問い合わせください。

トゥモローゲート株式会社 広報担当 田原(タハラ)
・電話:06-7167-3950 / 080-4362-1607(直通) 
・メール:rina@tomorrowgate.co.jp

企業情報

トゥモローゲート株式会社

企業の魅力を最大限に引き出す「ブランディング」を主軸に、ロジックとデザインで全国400社以上を戦略的にサポート。「ブラックな企業」というキャッチコピーでSNS発信にも注力しており、企業総フォロワー数は71万人以上。

・設立 :2010年4月1日 
・資本金 :4,500万円 
・従業員数:43名(2025年7月時点)

・事業所 :
大阪本社(〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋1-6-32 アニーズビル2階)
東京支社(〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 MA ビル芝ⅢANNEX8階)

・事業内容:コーポレートブランディング、キッチンサービス、オフィスブランディング
・公式サイト:https://tomorrowgate.co.jp/
・YouTube:https://www.youtube.com/@koheinishizaki
・X:https://x.com/koheinishizaki