会議室で泣いていた新卒が、6年目の今も働き続けている理由。

大西麗美

2026.10.22

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「なんで辞めへんの?」

新卒1年目の頃、家族や友人から何度も言われていました。

思い返すと、そう言われるのも無理はなかったと思います。仕事の帰り道に泣いていることもあれば、家族や友人へは、できたことよりもできないことを話す時間の方が多い。それでも、夜遅くまで仕事をして、仕事以外のことを考える心の余裕もない。

自分でも、何度も考えました。

「この仕事やっていけるんかな」
「もう逃げてしまえたらな」

それでも、辞めたくはなかったんですよね。

もちろん、毎日「この仕事楽しい!」と思っていたわけではないです。
むしろめちゃくちゃしんどかったです。笑

でも今振り返ると、辞めたい理由よりも「ここで辞める自分は嫌だ。負けてたまるか。」と思う気持ちの方が、多かったんだと思います。

それが辞めなかった、根底の理由。

今回は、会議室で泣いていた新卒の私が、どうして今もトゥモローゲートで働いているのか。「心境の変遷」という軸で綴るので恥ずかしい話もたくさんですが、振り返ってみたいと思います。

当時の私のような、もがいている新人・若手の皆さんにとって、小さな勇気になることができたら嬉しいです。

「諦めたくない」という想いだけは強かった

2021年、新卒でトゥモローゲートに入社。

年齢問わず這い上がりたい。早く一人前になって、社内からも社外からも頼られるような人になりたい。そう思っていました。

でも実際に働き始めてみると、びっくりするくらい何もできませんでした。

自分の考えを言葉にまとめることすら、うまくできない。一生懸命つくったものを提出しても、もちろん即OKはなかなかない。

一番つらかったのは、「何がわかっていないか」すら分かっていなかったこと。なので、何からしていいかわかんなかったんですよね。しかも、先輩や上司に相談すべきタイミングすら、わかっていませんでした。笑

今考えるとあまりにも恥ずかしいんですが、社内の会議中に泣いてしまったこともありました。

「あかん、涙止まらんくなる。」

そう思って、「すみません」とだけお伝えして、お手洗いで泣いて。はやく戻ろうと必死に涙をこらえて。今考えると、泣くくらいなら仕事しな…と自分に言いたいですが笑、それくらい当時は余裕がありませんでした。

それでも、その企画をなんとか自分で完成させたかったんですよね。「できるようになりたい」「自分がやりたい」という気持ちは、ずっと消えませんでした。

今振り返ると、自信は持てずとも、ただ負けず嫌いで諦められなかったんだと思います。

自分以上に、自分を信じてくれる人がいた

そんな中でも先輩や上司がいつでも、何度でも、向き合ってくださいました。

もちろん、優しい言葉ばかりではありません。
「それじゃダメ」とはっきり教わることもある。

でも、厳しいと感じることはありませんでした。上司や先輩の言葉の奥にいつも「れみならできるよ」と、期待を込めてくださっていたからだと思います。

特に覚えている出来事は、上司との1on1で相談していた時のこと。

当時の私は、「なりたい将来像」がやんわりしていました。将来したい仕事も、どんな人になりたいのかもはっきりは見えない。だから、目の前の目標にアクセルを踏み切れない。立ち止まってしまう。

そんな時、上司からもらった言葉。

「なりたい姿がはっきりしないなら、なりたくない姿から考えたらいい。」

原体験を共有していた上司だからこそ、気づいてくださったことだと感じます。どんな姿が嫌なんだろうと考えると、はっきり見えたんですよね。「後悔したくない」「後悔することだけは嫌だ」。

この時に初めて、自分の中の軸を明確に捉えられた気がします。

たまらなく悔しかった、同期の昇格。

一番覚悟を決めた転機は3年目の頭。同期の昇格。

昇格発表を聞いて「そうだよな」と思いました。半年はやく内定者インターンに来ていた同期。私にはない良さを持っていましたし、成果にも差がついていました。だからこそ、同期が昇格し、自分は昇格していないという事実に違和感をもてなかったんですよね。納得できてしまうことが悔しかったです。はっきりと現実を突きつけられた瞬間でした。

それを見越した上司から教わっていたことがありました。

「もしも同期が昇格したら、即日敬語でいけ。」

トゥモローゲートでは4月にオフサイトミーティングという全社集会があります。当時、今期の目標を全員が発表するという流れがありました。絶好のチャンスだと思ったんですよね。

「◯◯(同期の名前)“さん”。おめでとう“ございます”。同期が昇格して、悔しいです。」

と発表を始めてみました。

もちろん話始めるまではそわそわしました。でも、不思議と。全社員を前にして同期に敬語で話してみると、すっと消化できたんですよね。そこで初めて、自分の中で思考が切り替わりました。なんというか、役職に差ができた事実をちゃんと認められたんだと思います。

「何がなんでもこのままで今期を終えるのは嫌。
 絶対に自分も昇格する。半年後に。」

悔しいならやるしかないと腹をくくって、3年目がスタートしました。

入社6年目の今も、怖いことはある

ありがたいことに、その半年後に無事リーダーへ昇格し、5年目にサブマネージャーに昇格。最年少幹部になりました。

ですが、もちろんまだまだ悩むことだって、怖いと思うことだってあります。

コンペのプレゼン後は不安になりますし、メンバーにどう伝えるべきかなと頭を悩ませています。マネジメントにおいて自分がすべてを左右できるとは思っていません。でも、誰かの成長に向き合う中で、少なからず自分の判断が影響する。新卒の時とは、また違う怖さがあります。

ただ一つだけ、昔の自分と明確に違うことがあります。
それは「できるかわからんけど、なんとかできる。なんとかする。」と思うようになったこと。

これは、自分の中ではかなり大きな変化でした。

昔の私は、何か新しい挑戦を前にすると、不安のループに陥っていました。でも今は「怖いな。でも何したらいいっけ。まあ自分ならなんとかできる気がする。というか、なんとかしよう。」と考えるようになりました。

どれもこれも、育てていただいた環境、周りの方々のおかげさまです。
今の自分があるのは、決して自分ひとりの力ではないと強く感じます。

(なので、私がトゥモローゲートにいる理由は、心境の変遷だけでは語れません。お客様や社内メンバーの存在、トゥモローゲートの価値観、プロジェクトのオモシロさ…と挙げたらキリがなくなっちゃうので今回は割愛します。)

完成されていること以上に、大事なこと

トゥモローゲートが一緒に働きたいと思っているのは「完成された人」ではありません。

最初から完成している人なんて1%にも満たないと思ってます。メンバーマネジメントや、お客様の研修をさせていただく中でも感じます。だからこそ、大事なのは

心から大事だと思える軸を持てるか
その気持ちを原動力に、動き続けられるか。

なんじゃないかなと。とはいえ、これを最初からできる人も多くないと思っていて。

だからこそ、誰かの可能性を、本人以上に信じ続けられる人でありたいと思います。
私がそうしてもらったように。

これが、今の私にできる恩返しだと思っています。


トゥモローゲートでは、一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも共感してくださった方がいたら、ぜひ一度お話しませんか?
(採用募集ページから説明会にご応募ください)

私の実体験が、だれかのきっかけになれていたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

大西 麗美

トゥモローゲート株式会社戦略企画部ブランディングプロデューサー。2021年に新卒入社。16企業の新入社員全44名がファン増加数を競うSNS企画を主催し、計17000名のフォロワーを増加させた。現在は、新入社員から役員まで年間のべ1500人の理念浸透研修の担当に加え、営業からコンサルティング、自社SDGs事業など幅広い領域で活躍。

TEL 06-7167-3950

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