資料請求

SNS採用の成功事例やメリットを解説

トゥモローゲート戦略企画部の文岡です。

今回はSNS(特にTwitter)を活用した採用戦略についてお話ししたいと思います。トゥモローゲートはSNSを活用した採用を積極的に行っている会社です。過去3年間で入社した社員の約半分がSNS経由で会社を知り、応募してくれているという実績があります。ご支援させていただいた企業様でもSNS採用の成果を生み出すことができています。

TwitterをはじめとするSNSを通じた情報発信は、採用活動において大きなメリットをもたらしてくれます。その具体的な事例や手法についてこれまでの取り組みをもとにお伝えしていきます。ぜひ最後までお付き合いください。

SNS採用の成功につながるTwitterコンサルティング

トゥモローゲートは2018年に代表の西崎がTwitterを始めてから4年以上が経ちます。

代表から派生して今ではほとんどの社員がTwitterで発信しており、事業面や採用面でたくさんの成果を生み、その過程で貴重なノウハウを蓄積してきました。そのノウハウをブランディングサービスの1つ「Twitterコンサルティング」としてお客様にも提供しています。

トゥモローゲートのTwitterコンサルティングは、数ヶ月間の運用をサポートするプランのもと、初回のお打ち合わせでTwitterの基本的な使い方や発信内容の企画などをお伝えし、定例ミーティングで運用の振り返りやフォロワー等を増やすためのアイデアの共有、目的を達成するための企画提案などを行っていきます。

その企画提案の中に、今回のブログでお話しする採用の効果を狙った内容も含まれています。Twitterを活用することで、企業の認知度向上や、採用活動の成功をアシストすることが可能なんです。

以上がTwitterコンサルティングの大枠です。ここからは具体的な流れを紹介していきたいと思います。

SNS採用を成功させる4つのステップ

①発信量を圧倒的に増やす

まず何より情報発信の量が大切です。

どんなに素晴らしい想いや考えがあっても認知されなければ意味がありません。ですのでまずは発信量を増やし、認知してもらえることに全力を注ぎましょう。

発信量が増えればインプレッション(画面に表示される回数)が増加し、結果として企業認知が高まります。認知が高まれば求職者に知ってもらえるきっかけが増え、採用につながる可能性が高まります。

まずは発信量を増やすところからはじめていきましょう。

②他のユーザーと積極的に交流する

他のユーザーとの交流もSNS採用を成功させるためにとても大切です。

Twitterの公式サイトでも「会話と議論に、開かれた場を提供します」と明記されています。断言はできませんが、他のユーザーとの交流を行っているアカウントは、アルゴリズム上で有利に表示されやすくなると予想することができます。そのため、自分が発信するだけでなく他のユーザーと積極的に交流することをおすすめしています。

③ビジネスマインドやノウハウを発信する

ビジネスマインドやノウハウを中心に発信することも重要です。

プライベートな発信がダメなワケではありませんが、SNSで採用の成果を求めるのであれば、自社と求職者の「仕事に対するマインド」を合致することが重要です。そのため、ビジネスマインドを積極的に発信することは、価値観の合う求職者からのエントリーが増えるなどの効果が見込まれます。

④採用を強化したい意志をストレートに伝える

最終的に、採用を募集していることや採用を強化していることをしっかりと伝えなければいけません。

Twitter上で実施できる採用企画を展開したり、採用活動(説明会など)の様子を発信することで、自社の採用活動や状況や考えを知ってもらいましょう。

トゥモローゲートでは過去に「いいね採用」という斬新な取り組みを行いました。「いいね採用」は、該当ツイートをいいねしてくれた人の中からスカウトをさせていただくという企画です。

エントリーシートや職務経歴書を提出する一般的な採用手法と比べ、求職者にとってはエントリーしやすく、企業にとっては自社にマッチする人と出会いやすい採用企画でした。

このようにTwitterのようなSNSは求職者との接点をもちやすいというメリットがあります。紹介した企画は一例ですが、Twitterを通して自社が採用を強化している事実を伝えていくことで、採用の成果を最大化することが可能です。

SNS採用成功までのステップまとめ

①発信量を圧倒的に増やす
②他のユーザーと積極的に交流する
③ビジネスマインドやノウハウを発信する
④採用を強化したい意志をストレートに伝える(選考や説明会へ促す)

細かい取り組みまで含めると、もっとたくさんやるべきことはありますが、大きく分けるとこんなイメージです。しっかりステップを踏み、SNS採用を成功させましょう。

SNSを使った採用企画事例

トゥモローゲートの採用企画事例「No. 1採用」

先ほど紹介した「いいね採用」の他にトゥモローゲートでは「No. 1採用」という企画を実施しました。これは、過去の経歴で何らかの分野でトップになった人であればいきなり役員面接に進めるという特別企画です。(例:トップセールスになったことがある)

Twitterでこの企画を打ち出したところ、なんと60名前後の方からエントリーをいただき、営業コンサルを担う戦略企画部という部署で2名の採用が実現しました。当時のトゥモローゲートの戦略企画部のメンバーが10人程度だったことを考えると2名の採用はとても大きな成果でした。

お客様の採用企画事例「新浴構想」

福井県に8店舗、滋賀県と富山県にそれぞれ1店舗を展開しているお風呂屋さん『越のゆグループ』さんの採用企画。越のゆグループは2023年卒の4月から新卒採用を初めて行った企業で、福井県だけでなく全国からの応募を狙いました。

採用を成功させるための手段として、代表者の岩下社長のTwitterを通して「新浴構想(にゅーよーくこうそう)」という企画を実施。新しいカタチのお風呂をどんどんつくっていきたい同社の想いを表現するために、岩下社長がスーツ姿のままお風呂に入る画像を添えたツイートを発信。2000近くのいいねと300程度のリツイートを獲得しました。

この反響が1つのきっかけとなり、福井県のお風呂屋さんに大阪から1名、東京から1名の採用が決定。2023年卒だけでなく2024年卒でも多くの内定者が出るなど、SNS採用の成功事例となっております。

採用媒体経由での採用とSNS採用の違い

会社の考えや仕事に対するマインドを直接伝えることができるのがSNS採用の特徴です。トゥモローゲートではこのマインド面を直接かつ強く伝えることが自社にマッチした人の採用に必要だと考えているため、SNSで発信することに意義があると思っています。

一方の採用媒体では会社概要、従業員数、条件面などの“ハード面”の情報も多く求職者に伝えることができます。これらを伝えることはもちろん大切ですし、トゥモローゲートでも行っていますが、“ハード面の情報だけ”が伝わってしまうと、自社とのマッチ度が下がってしまう懸念があります。

どちらがいい悪いではなく、どちらも大切。それぞれのメリットを見極めて、使いこなしていきましょう。

誰がSNSの発信をすべきなのか?

採用を目的に企業がSNSを発信する場合、誰が発信すべきなのか。トゥモローゲートの考えを書いていきます。

まずはトップが積極的に発信するべき

大前提、全メンバーが発信することが望ましいですが、なかなか難しいもの。したがってまずは会社の代表者が発信することが重要だとトゥモローゲートは考えます。多くの会社において、代表者の考えが会社全体の考えにもっとも近いです。そのため代表者のマインドや考えを発信することが、自社にマッチした人の採用につながっていくと考えています。

人事担当者の発信も求職者の心にささる

代表者の次に発信すべきなのが人事担当者・採用担当者です。採用における自社の課題や、採用に対する考え方、自社にマッチした人物像について詳しい立場だからこそ、より効果的な発信ができると考えています。

各部署からの情報発信も効果的

複数の部署がある場合、各部署から発信があれば効果的です。一言で「求職者」といっても志望する部署によって特長は違います。それぞれの部署から情報を発信することで、どの求職者にも適切な情報を届けることができます。

SNS運用で生まれる採用以外の効果

採用とは別の話ですが、上記のように各部署からの発信があると、交流する機会が少ない他部署の考えや仕事内容を知ることができるため、組織のコミュニケーションの活性化が期待できます。

トゥモローゲートでは僕が所属する戦略企画部の他に意匠制作部、人事総務部、広報発信部がありますが、プロジェクトで一緒にならない限り濃密にコミュニケーションをとる機会は少ないです。

しかし、それぞれの部署のメンバーがTwitterで発信をしているため、直接話す機会はなくてもお互いの考えやこだわりを知ることができています。おかげで直接的なコミュニケーションをとる際はスムーズに進行することができます。

最近では東京支社所属のデザイナー『ムロさん』がTwitterで東京支社の様子をイラストで発信してくれているため、大阪本社のみなさんにも東京本社の雰囲気が伝わっています。オンラインでのコミュニケーションが主流になりつつある現代において、仲間を身近に感じられるコミュニケーションはとても貴重です。

また、Twitterから問い合わせをいただいたお客様にご契約をいただいたことも一度や二度じゃありません。この記事では採用という観点でTwitterの重要性を書いてきましたが、そのメリットは採用にとどまらないんです。

令和の採用戦略にSNSは欠かせない

Twitterの活用は、無料の採用広告を継続的に打ち続けるようなものです。地道に発信を積み重ねていくことで認知が広まっていき、結果として自社にマッチした求職者を採用できる確率が高まります。

「約7〜8割の学生が選考過程で企業や代表者のSNSをチェックしている」というデータもあります。令和の時代に採用を成功させるためにSNSは必要不可欠と言っても過言ではない時代です。

SNS以外の採用課題の解決策

トゥモローゲートではSNSを通して企業をブランディングするSNSブランディングに加え、経営理念設計、インナーブランディング、アウターブランディング、採用ブランディングなど様々なサービスを展開しており、採用ブランディングはもちろんそれ以外のサービスでも採用課題解決に貢献することが可能です。

この記事を読んで少しでも興味を持ってくださった方がいれば、ぜひ気軽にご相談ください。皆様の採用課題を解決するためのご提案を全力でさせていただきます。最後まで読んでいただきありがとうございました!

お問い合わせはこちらからお待ちしております。

カテゴリー

おすすめの記事

人気記事ランキング

VIEW MORE
Twitter
VIEW MORE
YouTube
VIEW MORE
LINE