私、入社4ヶ月で妊娠しました。

トゥモローゲートに転職してまだ4ヶ月しか経っていない頃のこと。

やっと仕事に慣れてきたと思えるようになったばかりの時、妊娠していることがわかりました。こんなことを言うと不謹慎にあたるかもしれませんが、当時の気持ちを正直に言うと、申し訳ない気持ちが強かったです。

前職での実績から即戦力と見込んでいただいての中途採用でした。1人採用するのにどれくらいのお金や力がかかるのか知っていましたし、私が上げる成果を経営戦略に盛り込んでいることも想像できていました。だからこそ、申し訳なかった。

だったら妊娠するようなことをしなければいい、というご意見もあると思います。ただ、今回お伝えしたいことのメインはそこではないため、ご了承ください。

今回のブログの目的は、妊娠や出産、それをとりまく労働環境に関して考えるきっかけをつくることです。

記事の前半では、私個人の体験談や感じたことを。記事の後半では、体験を通して会社の制度や取り組みで助かったことや、逆にもっとこうしていきたいと感じたことまで正直に書いていきたいと思います。内容によっては不快な気持ちになる人や反対意見を持たれる方もいるかもしれませんが、1つのきっかけになればと思い、書き進めていきます。

妊娠を隠しても仕方がないと分かってはいるけど、打ち明けるまでに時間がかかりました。上長の西崎隼平さんに報告するときもおそるおそるでした。今思えば絶対にありえないけど、怒られたらどうしよう、と考えるくらい思い詰めていました。

「おめでとう!!」

いただいたのは、心の底から祝福いただける言葉でした。それだけじゃなく、体調が不安定になっても柔軟に働けるようにと、配慮の言葉や働き方の相談までいただきました。ありがたくて涙が出そうになったのを覚えています。と同時に、何が何でも成果を上げて会社に貢献する!と心の中で誓ったことも覚えています。妊娠・出産という人生のターニングポイントに向けて、ポジティブな気持ちになれました。

約1ヶ月後に流産。何のために頑張ってきたのか自暴自棄になりました。

うまくはいきませんでした。妊娠がわかってからおよそ1ヶ月後に流産したんです。

自分の力だけでどうにかできることではないと思います。でも、自分を責めてしまいました。街で子供や妊婦さんを見たり、社員やお客様と子供の話になると、正直辛い気持ちになりました。

しばらく経って2回目の妊娠がわかりましたが、結果はまた流産。その日は土曜日。妊娠できること自体がありがたいことだとは分かってはいるものの、2日後の月曜日には何もなかったかのように仕事をしている状況は苦しかったです。

そのまた数ヶ月後に3度目の妊娠がわかりましたが、安定期と言われる時期までは一部のメンバー以外には黙っていました。どうせ傷つくのなら傷は浅い方がいいと思っていたからです。それでも無事に安定期に入り、時は流れ、出産時期が見えてきたタイミングで仕事の引き継ぎもスムーズにすることができました。

メンバーやお客様の理解があったから、心置きなく安心して産休に入ることができたんです。

念願の第一子を出産。想像以上に大変でしたが、同時に仕事がしたい気持ちも強くなった。

何より大切なものができました。みなさんに祝ってもらえたのも相まって、感じたことのないくらい幸せな気持ちになれました。しばらくはひたすら育児。想像以上に大変でしたが、想像以上に彩りのある日々になりました。3カ月くらい経つと子供もまとまった時間に寝てくれるようになって、出産直後と比べると時間ができました。

その時にはもう「仕事に復帰したい」と思っていました。専業主婦として生きる選択肢もありますが、私の場合、復帰するの一択。当時の心情としてあったのは、他者や社会から評価を得たかったというものです。子育てに集中する日々は孤独を感じることもありました。周囲から評価を得ることで自分自身を認めてあげたいという気持ちが強かったです。

自分がしたい生活と、家庭と仕事のバランス。そのあたりを会社にお伝えした上で話し合い、リモートや限定的な時間内で復帰することに。今ではフレックス制を利用して仕事と子育てを両立しています。まだまだ大変なこともたくさんあるし、わからないこともたくさんあるけれど、少しずつ両立ができていると感じています。

妊娠・出産の際に会社の制度や取り組みで助かったこと

私個人の体験談や感じたことはここまで。ここからは、妊娠・出産を経験するにあたって感じた会社の制度で助かったことや、今後もっとこうしていきたいと思ったポイントを書いていきます。当事者だからこそのリアルな声をお届けできるかと思うので、自社の制度や取り組みの参考にしていただきますと幸いです。まずは助かったことから。

保育園の送迎に合わせて出退勤の時間を決められた

子どもの送り迎えの時間に合わせて出勤時間、退勤時間を決められたことです。保育園の送り迎えは基本的な時間は決まっているものの、子どもの体調などによって変動することもあります。出退勤の時間をそれに合わせることができるのは本当に助かります。

オフィス✖️在宅の切り替えが柔軟にできた

また自分の体調や子どもの体調、家庭の都合などに合わせてオフィスワーク✖️在宅ワークを柔軟に切り替えられました。小さい子どものいる環境では想定外のことがたくさん起こります。ミーティングや作業よりも優先しなければいけない時もあります。その点トゥモローゲートは家庭の環境を尊重する文化があるのでありがたかったです。

オンラインミーティングに子どもが映っても理解を示してくれるどころか歓迎してくれた

在宅で仕事をしていると自宅からオンラインでミーティングに参加することもあります。子どもに目を配りながらミーティングをするのは大変ですし、時には画面に映り込むこともあります。そこでトゥモローゲートのメンバーはもちろん、お客様も、嫌な顔をするどころか画面越しに子どもに手を振ってくれたり声をかけてくれたりして本当に助かりました。

社員として復帰する前にアルバイト勤務をさせてもらえた

いきなり正社員ではなく、限られた時間に働くアルバイト勤務から復帰させていただきました。初めての出産、産休育休で、どれだけ仕事に時間を割けるのか、どれくらいのパフォーマンスが出せるのかが分からなかったので、アルバイトから復帰させてもらえたことは助かりました。子どもが保育園に入園したタイミングで正社員として復帰できたので、それまでに準備ができたのがよかったところです。

逆に「もっとこうしていきたい」と感じたこと

休暇中のメンバーやリモートメンバーとのコミュニケーションを増やしていきたい

リモート勤務の期間や産休育休の期間に、もっとメンバーとコミュニケーションが取りたかったです。大人数での会議とか、メンバーでランチをする時とかは、オンラインで繋ぐだけでもいいので参加したかったなと思います。

オフィス勤務の時は気づかなかったのですが、リモート環境や仕事から離れている期間は想像以上に孤独を感じます。自分から取り行く姿勢が大切なのは大前提ですが、遠慮がちになってしまう人もいると思います。

これから育休産休を経験する人も増えてくると思います。今でも東京支社があったり、海外でリモートワークをしているメンバーもいます。そんな人たちが孤独を感じない、むしろ一体感を感じられる環境を、今まで以上にコミュニケーションを取ることでつくっていきたいと思います。

産休育休中の給与を100%支給できるような環境をつくっていきたい

産休育休期間中でも育児休業給付金で給与の約70%(180日以降は50%)は補償されていました。ただ、メディアでいろんな企業を見ていると、大手企業などは国の制度なども絡めて給与を一定期間100%保証する会社もあることを知りました。

シンプルに羨ましいなと思いました。と同時にトゥモローゲートもそうなれるように頑張りたいなと思いました。休暇中の人に100%支給は大手企業や有名企業には多いのかもしれません。でも私たちのような小さい会社でそこまで環境が整っている会社は少ないのではないかと思います。

今よりもっとお客様に価値を提供して、もっと選ばれる会社になって、さらには1人ひとりの生産性をもっと高めることで100%支給できるような会社にしていきたいです。給与支給のほかにも妊娠・出産を手厚くバックアップできるような体制を整えていきたいです。

私が感じたことから大きく2つをピックアップしましたが、世の中にはもっとこんな制度があったらいいという意見は溢れていると思います。そういった意見を見逃さないことで、よりいい働く環境をつくっていけたらなと思います。

100%ではなく、90%の力で自分らしく頑張る。あたらしい働き方のモデルになる。

私は、家族で話し合った結果、「みんなで幸せに過ごすため」という目的のために仕事もがんばる選択をしました。だけど、家族との時間を犠牲にしてまで働くつもりはありません。100%限界ギリギリまで頑張るというよりは、90%くらい頑張りたい。自分が苦しくならないようにしたいし、家族との時間が疎かにならないようにしたいです。

どの会社もそうだと思いますが、いくらキラキラして見える会社だったとしても、お客様の期待を超えるために泥臭いこともするし、しんどい時も必ずあります。時には限界以上に頑張らなければいけないシーンだって、正直、あると思います。

でも、限界を越えすぎて、本来やりたかったことや送りたかった生活を犠牲にして潰れてしまってはいけないと私は思います。このバランスはとても難しいけど、こういう経験をした私だから伝えられることや、背中で見せられることもあると思うので、バランスを大事にした働き方をしていきたいと思います。

私は、ありがたいことに、多様な働き方を認め尊重してくれる環境にいます。だからこそ伝えていきたいです。家庭と仕事を両立できる環境がどれだけ大切か。いや、というより、両立するかどうかを選べる環境がどれだけ大切かということを。

今回このブログを書いたのは、冒頭でもお伝えしたとおり、妊娠や出産、それをとりまく労働環境に関して深く考える1つのきっかけをつくること。不快な気持ちになられた方もいるかもしれません。そこは本当にすみません。私が体験したことや感じたことを知ってもらうことで理解が深まり、考えるきっかけが生まれ、今まで以上に働きやすい世の中になればと思って書かせていただきました。

出産と子育ては、身体的な意味でも精神的な意味でも命懸です。体調面で苦しかったり、精神面が不安定になって仕事どころではない時もありました。それは生まれる前も後も同じです。

出産や子育ての実情を知った上でいろんな議論がされたり、いろんな制度が導入されるような世の中になればいいなって思います。また、全員が出産や結婚を望んでいるわけではないと思うので、その辺りも考慮した議論も増えればなと思います。

ちっぽけなブログがどこまで役に立てるか分かりませんが、1つのきっかけになれば嬉しいです。最後まで、ありがとうございました!

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