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ブランディングSNS戦略西崎康平

大阪でいちばんオモシロイ会社をつくるため、ブログをはじめます。

こんにちは。自称「日本一SNSに時間を使っている暇な経営者」ブラックな社長こと西崎です。TwitterにYoutubeと数々のSNSから情報発信をしてきましたが、社員からの提案でこのたびなんとブログをはじめることになりました。(西崎だけでなく全社員が得意分野を発信していきます)

なぜこれほど情報発信を続けるのか?
はじめてSNSで発信したのがいまから2年5ヵ月前。いまではTwitterフォロワーが7万7000人Youtubeチャンネル登録者が7万4000人Tiktokフォロワー数5万5000人とそれぞれの目的やターゲットに合わせた配信をしています。

2019年10月からスタートしたTwitterスタート当初はまったく反応がなかった

初投稿となる当記事では、 なぜいまさらブログをはじめようと思ったのかの理由、知識も経験もゼロからの状態でSNS運用をスタートし学んだ具体的なメリットやデメリットについてまとめてみます。これから企業や個人で、ビジネス目的に情報発信をしようと考えているひとの参考になれば嬉しいです。

ブログをはじめる理由

なぜいまさらブログをはじめようと思ったのか?「SNSであれだけ発信してるんでもう十分じゃないか?」「そんなことやる暇あったら本業に集中しろ!」そんな声も聞こえてきそうですが…今回弊社がブログをはじめる理由は、

大阪で一番オモシロイ会社をつくるため

これなんですよね。ブラックな企業トゥモローゲートは「世界一変わった会社で、世界一変わった社員と、世界一変わった仕事をつくる」というわりと壮大なビジョンを掲げて2010年に設立しました。そこに向けた中期経営ビジョン(2022年までに達成するゴール)に「大阪で一番オモシロイ会社をつくる」を設定しています。

経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)を1枚のシートにまとめたビジョンマップ

この中期経営ビジョンをクリアするためには、「大阪にあるトゥモローゲートって面白い会社だなあ」と認知してもらわないといけないし、「あの会社が仕掛ける企画ってぶっ飛んでて面白いよね」と感じてもらわなければいけない。そのためにはもっともっと面白い仲間も集めなければいけない。だからいままでと同じでは駄目で、事業戦略や営業戦略から見直す必要がでてくるわけです。

これまで顧客開拓はDM営業がメインでした。この営業にかけている時間をお客さまの企画設計に使えたら、他社と差別化された高品質なサービスを提供できる。ブログを通じてより詳しい情報発信をすればもっと会社のことを好きになってくれる仲間が見つかるかもしれない。結果として大阪で一番オモシロイ会社に近づいていくという考えです。

【ブログをはじめる3つの理由】
①お客さまからの問い合わせを増やすため(営業目的)
②ビジョンに共感する仲間を採用するため(採用目的)
オモシロイ会社があることを知ってもらうため(広報目的)

SNS運用によるメリット

「たしかにたしかに。お客さまは増えそうだし、採用にも繋がりそうだ。でも実際どれぐらいの成果がでるんだろう?」自分もSNS運用をやる前はそんな感覚でした。ここからは弊社が2年以上SNS運用をかなり本気で実施した中で得られた具体的なメリットを数字をまじえてお話しします。

85.1% 6名 80.6ポイント

みなさんこの数字なんだと思いますか?これはこの1年間でSNS運用によって得られた弊社の成果を表す数字です。上から順番にSNSを通じた新規開拓率・採用人数・エンゲージメントスコアになります。

新規顧客85.1%がSNSによる認知
SNS運用を開始するまでは新規売上の多くがTELアポやDM発信によるプッシュ営業でした。トゥモローゲートのことをなにも知らないお客さまへのアプローチは一から会社の説明が必要になるため時間と労力が必要です。今期は新規開拓したお客さまのうち85.1%の会社がSNSで弊社を知ってくれた企業さまでした。

SNS経由での年間採用人数6名
今期採用した8名のうち6名はTwitterとYoutube経由で採用しています。これまではリクナビやマイナビなどの求人媒体や人材紹介会社による採用が多数を占めていました。この変化はコスト的なメリットはもちろん、それ以上に会社のことをよく理解しビジョンに共感した濃い仲間を採用できるというメリットが大きいです。具体的な採用方法なんかは時期を見てまたブログにまとめていきますね。

現在28名のメンバーで大阪でいちばんオモシロイ会社づくりを目指してます

今期のモチベーションスコア80.6
これも大きな成果のひとつです。SNS運用によって中小企業でありがちな「社長がなに考えてるのかよくわからないだよなあ」という状態から一歩抜け出せました。(まだまだ十分とは言えないですが…)基本的にSNSで事業紹介やサービス紹介をすることはないです。主にミッション・ビジョン・バリューについて発信しています。

リンクアンドモチベーション社の調査によるトゥモローゲートのエンゲージメントスコア

なんのために会社をやってるのか?
どんな会社を創ろうとしてるのか?
やっていいこと、わるいことはなにか?

結果としてついてきたのがリンクアンドモチベーション社が社員の会社に対するエンゲージメントスコア可視化したモチベーションスコアです。2021年3月に実施した最新のスコアでは80.6ポイントという高い数値を獲得しました。これは会社のビジョンマップを整備したこと、そしてSNS運用が大きな要因だと感じています。

SNS運用によるデメリット

ここまでメリットばかりを話してきましたが、もちろん良いことばかりではありません。多くの得られるものがある反面、情報発信をすることで抱えるデメリットも存在します。このデメリットを知っていただくことで、これから運用を検討する際の事前準備やリスク対策の参考にしてみてくださいね。

とにかく時間が取られる
一番大きなハードルが時間です。西崎ひとりがかけてる時間だけでも、例えばTwitterだと朝起きて2時間、お昼休憩時に1時間、夕方に1時間、夜に2時間、合計で1日6時間程度は時間を使っていました。Youtubeは企画検討から構成づくり、撮影そして編集と1本の動画を作るだけでも最低2人日以上、ライブ配信を含めると週5本ペースで配信をしていたので相当の工数がかかっていました。ここに日々のアナリティクスやエンゲージメント分析などのデータ収集や解析まで加わります。さらに社員たちが個別に発信している時間も加えると…弊社はかなり時間と労力をかけてる方だとは思いますが、大なり小なり時間を取られてしまいます。

②誹謗中傷や悪意ある攻撃を受ける
Twitterで発信できる文字数はわずか140文字。Youtubeで発信している動画も10分程度にコンパクトにまとめて発信しています。当然そのなかですべてのひとにすべてのことを理解してもらうのは不可能です。発信の背景を全然知らないひとの目に触れる機会も多く発生します。思いもよらない誹謗中傷や悪意のある攻撃を受ける可能性が少なからず発生します。今のところ会社の経営を左右するような大きな誹謗中傷はないですが、伝えきれてない視聴者から厳しいご意見をいただくこともあります。

③情報流出や失言による炎上リスクがある
社長や社員が会社の名前を名乗って情報発信するとかならず炎上というリスクがついてまわります。これは会社側の過失の場合もありますし、逆に「そんなつもりで言ったんじゃなかった!」というこちらの意図せぬ炎上なども含まれます。当然ながら法令を無視した発信はNGですし、見るひとがその発信を見てどのように感じるか常に意識すること、全社員が自分たちが何を発信してよくて何を発信しては駄目なのかの判断基準を共通でもっていることが大切です。

それでも情報発信して欲しい

ここまでブログを発信する理由と、その判断に至ったSNS運用によるメリットやデメリットについてお伝えしました。それを踏まえて声を大にして言いたい。

ぜひみなさんも情報発信をして欲しい

ブログでなくてもSNSでなくてもいいんです。出来るだけ会社の情報を世間に発信してみませんか?ホームページのニュースの更新頻度を上げる、などやり易い部分からはじめてもらってもいいと思います。うちの会社は情報発信を通じて多くのひとや企業とのつながり、そして志を同じくする仲間と出会え会社が大きく変化しました。

■消費者や求職者と直接つながる時代
広告を使ってのコミュニケーションもいいと思います。ただ会社が消費者や求職者と直接つながる時代が来ているのも事実です。会社の想いを伝える手段としてこの自社情報発信は自由度が高く、ありのままの自分たちを知ってもらえる大きなチャンスだと感じます。手間はかかるかもしれない。最初は思ったような成果がでないかもしれない。それでもこの記事を通じて「自分たちが出来るところから情報発信にチャレンジしてみよう!」そんな会社が1社でも生まれればこれほど嬉しいことはありません。

成功に必要な2つのポイント

最後に、情報発信を全社員動員で積極的に発信してきて運用成功のキーワードについて。ポイントは大きく2つです。これをやれるかやれないかが企業の情報発信の成否を分けると言っても過言ではないと自分は思っています。それは、

①楽しむこと ②継続すること

活字で見る分には「なんだ簡単なことじゃないか」と思われそうですし、理解するのが難しい内容ではないんですが、実際にやってみるとこれがいちばん難しい。「会社に言われたから仕方なくやる」「当番だから面倒くさいけどやる」こうなってくると発信がただの作業になり、視聴者の心を掴むような発信にはなかなかつながりません。結果も出ない、楽しくない、面倒くさくなって辞めていく。SNS運用が失敗する王道パターンです。

そのためには会社が自発的に発信する環境を整えること。弊社では発信がバズったら1日休みになる「バズ休」という制度を作ったり、SNSを運用してくれる社員には「SNS手当」という特別報酬をだすようにしています。発信内容に縛りはなく、自由な発信ができるようにプライベートなことでもなんでもOKです。唯一のルールは「特定の個人を傷つける発信をしないこと」これだけです。

会社の文化によってやり方はいろいろあると思います。当然失敗することもあると思いますが、その過程すらも楽しんで、社員のみなさんと盛り上げながら自社の情報発信に取り組んでみてはいかがでしょうか?日本中にオモシロイ会社があることを世の中に発信してやりましょう。

この記事を書いた人

西崎康平@ブラックな社長
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トゥモローゲート株式会社 代表取締役 最高経営責任者。地元福岡の大学を卒業後、人材コンサルティング会社に入社し24歳で大阪支社長に就任。2010年にトゥモローゲートを設立。会社の理念やビジョンを可視化し、WEBやグラフィック、映像を駆使して企業の魅力を最大化するブランディング事業を展開。Youtube、Twitter、Tiktokなど日本一SNSに時間を使う社長で総フォロワーは20万人を超える。

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