世の中には見るひとを欺く魅せかけだけのコーポレートサイトが存在する。時にはそこには真実が書いていなかったりと。この裏サイトでは社長や社員たちの生々しい肉声をベースに、イメージを使わずに言葉だけで会社のことを紹介していきます。
中小企業におけるブランド戦略をデザインとコンサルティングで解決する会社です。たくさんの会社を見てきたなかで、また私自身が会社を経営してきたなかで、もっとも高いパフォーマンスを発揮する組織は「仕事を楽しんでいる組織」だというひとつの答えに行きつきました。働く社員だけではなく一緒に仕事をするお客様まで、その会社のカラーに合わせたドキドキワクワクするような会社づくりを、デザイン面だけではなく経営戦略や事業戦略まで踏み込んだ企画提案をしています。
大きく3つが変わります。
1つ目は「顧客が変わる」です。ブランディングを通して会社の理念を明確にして継続的に発信することで、取引をする相手でしかなかったお客様が会社や商品に想いを好きでいてくれるファンに変わります。
どんな会社なのか、どんなサービスなのか、どんな考えでどんな価値を提供しているのかを知ってもらった上で取引することになるので仕事が格段にやりやすくなりますし、検証や改善も格段にやりやすくなります。また、商品やサービスが機能や価格ではなく「提供している会社が好きだから」という理由で購入・利用されるようになるので、同業他社が同じ機能のものを低価格で提供していたとしても選ばれ続けることができます。
会社経営には、サービスを提供する側の熱量はもちろん、提供される側の熱量も大切です。お客様に対して一方通行な会社ではなく、お客様と伴走しながら課題解決に取り組める企業は多少の失敗や時代の変化にも負けません。そんな強固な組織づくりに欠かせないのがブランディングだと考えます。
2つ目は「採用が変わる」です。企業の採用のスタンダートは求人広告や合同説明会や人材紹介会社を経由することですが、トゥモローゲートは加えてSNSやwebサイトを通した直接的な採用を行っていて、そのノウハウをお客様に「採用ブランディング」として提供しています。
これが企業にとってどんなメリットがあるのかというと、求人広告や合同説明会や人材紹介会社の経由だとほとんどの求職者の感情は「その場でたまたま知った会社の選考に進んでみる」という程度ですが、採用ブランディングの一環で求職者に向けてメッセージを発信していれば、選考に進む前から自社のことを知ってくれていて、好きになってくれたうえで選考に進んでくれるので、志望度も、内定承諾率も、入社後の活躍も、ブランディング前と比べて高いパフォーマンスが期待できるんです。これが、ブランディングによって採用が変わる理由です。
3つ目は「社員と会社の関係が変わる」です。いわゆるインナーブランディングというものです。ブランディングによって会社が何のためにどこに向かっているのかが明確になり、社員が「何のためにこの仕事をやるのか」をハッキリ理解できるので、より強く働きがいを感じてもらえるようになります。それまで会社に対して抱いていた違和感が解消され、みんなが同じ方向を向くようになる。会社経営においてこれほど嬉しいことはありません。
その中でトゥモローゲートは経営理念設計から浸透、それに基づいたコーポレートサイトや採用サイト、パンフレット、映像などツールの制作、また評価制度や採用選考フローの設計など理念に基づいた会社経営を実現するためのコンサルティング業務まで行なっています。これらの手段をお客様それぞれの課題に合わせてカスタマイズして提供しています。もちろんすべて提供するにこしたことはありませんが、金額は決して安いとは言えないので、お客様の現状と課題を照らし合わせて、優先順位を決めて、選抜して提案をしています。
ただ、理念が明確になっていない会社さんからの「採用サイトだけつくってください」「パンフレットだけお願いします」といったご依頼はお断りしています。なぜならデザインはブランディングの目的ではなく手段にすぎず、その根本にある理念が明確になっていないと力を発揮しないどころか効果がマイナスに働いてしまうことさえあるからです。理念が明確になっていない会社さんとは二人三脚で一緒につくっていく。すでに理念が明確な会社さんにはヒアリングをしたうえでその理念に基づいたツールをつくっていく。そんなスタイルをとっています。サービスの詳細については「事業紹介」のページでご覧ください。
特に特徴的な点はSNSでの発信に注力しているところかなと。どれだけ本質的なブランドをつくっても、どれだけ見栄えのする制作物をリリースしても、ターゲットに伝わらなければ意味がありません。そのための発信を自社で担うことができる会社はそんなに多くないのではないかと思います。お金を払って媒体に広告を掲載する手段はありますが、エンゲージメント、つまりターゲットの商品やサービスに対する愛着心は弱くなりがち。トゥモローゲートはTwitter、YouTube、TikTok、それにオウンドメディアでも発信をしています。それらを使って制作物をPRできるのは自社の特徴かなと思います。特徴と呼べるポイントはほかにもありますので、実績紹介や事業紹介といったページによければ目を通していってください。
トップのクリエイティブの会社の背中を追いかける...というイメージとはすこし違います。たしかにクリエイティブの領域を強くしていくけど、その中でもトゥモローゲートらしさを貫きたいなと。他社と比較するのではなく、毎年、去年の自分たちと比較して今年の方が面白い会社になっているか、ビジョンの実現に近づいているかを意識しながら成長していきたい。ブランディングを提案するからには自社が一番のロールモデルにならないといけないと思っているので、何よりもまずは自社のブランドづくりを最優先に考えていきます。対外的なアウターブランディングはもちろん、給与をはじめとする待遇面や福利厚生や評価制度といったインナーブランディングも含めてです。アップデートしながらブランドを強固なものにしていきます。そしてまずは中期ビジョンの『大阪で一番面白いと言われる会社』に。そしてその先の『世界一変わった会社』というビジョンに近づいていきたいと思っています。
SNSなどの発信量が多い割にイマイチ何をやっている会社なのか伝わっていないので、怪しい会社なのではないか?といった声が寄せられることが多いです。現に検索エンジンに「トゥモローゲート」と入力したら検索候補に「怪しい」「胡散臭い」といった言葉が並んでいました。でも最近は「年収」「評判」「売上」といったありきたりなワードが並んでいてちょっと寂しい思いをしています(笑)。なぜなら、知らないひとからすれば怪しい会社だけど知っているひとからすればめちゃくちゃ好きな会社、という存在でいたいからです。それこそが自分たちが思う本質的なブランディングだからです。白か黒かで言ったら黒。光か影かで言ったら影。この先会社が大きくなったとしても王道とは違う角度から攻める天邪鬼のような存在でい続けたいんです。そういえば昔、「トゥモローゲート ブラック」という検索候補はブラック企業に間違われてしまうので削除しませんか?という営業電話がかかってきたことがありました。いろんなサービスがあるんですね。即答でお断りしました(笑)。削除してしまうと持ち味がなくなりますからね。「トゥモローゲート ブラック」。狙い通りです。大歓迎です。
最後に、「誰がこんなに長い文章を読むんだ?」と思われても仕方がない、というか自分でもそう思う『裏サイト』をつくった理由をお話しして終わりたいと思います。一般的な会社のサイトにはその会社にとって都合のいいことや外から見たら「綺麗事じゃないの?」と疑ってしまうような情報が並んでいることが多いです。弱みなど会社にとって都合の悪いことが載っていることはほとんどありません。でも、コーポレートサイトをリニューアルすると決めたとき、「世界一変わった会社を創ると言っているのに一般的なサイトと同じでいいのか?」と考え、「強みも弱みもすべてさらけ出す前代未聞のコンテンツにしよう」という結論に至りました。会社の生の声を、弱点を含めたリアルな実情をお伝えしようと。
各ページに設けた裏サイトでその生の声をたっぷりお届けします。弱みを見せるのはデメリットではないか?という意見もありましたが、むしろ逆でメリットの方が大きいと思ってます。なぜなら自分たちが提供しているブランディングは、派手なデザインを駆使して実態を誇張することではなく、ありのままの姿を正しく広く伝えてファンになってもらい、そのファンと約束を結ぶのが目的だから。つまり、弱みまでさらけ出すこのサイトは自分たちのブランディングそのものなんです。正直、好き嫌いは分かれると思います。このサイトを見てトゥモローゲートから離れていくひともいると思います。でも、それでいいんじゃないかなと。なぜなら、価値観が合うもの同士でお付き合いするのがお互いにとって一番いい関係だと思うので、サイトを見た時点で価値観が合うかどうかを判断できる方がいいと思うんです。それでもトゥモローゲートで働きたい。それでもトゥモローゲートと一緒にブランドをつくりたい。そう思ってくださるひとや会社さんとだけお付き合いしていけたらなと。
そのなかでも注目してほしいのはメンバーページです。一般的なサイトなら人柄や強みを伝えて終わりですがここでは入社の経緯や当時の第一印象、選考の裏話、期待していたこと、入社後の成長ぶり、今後の期待、プライベートで一緒にやりたいこと...自分から見たそれぞれのメンバーについて1人あたり2000文字以上の大ボリュームで伝えています。お客様に企画を提案するのも、一緒にブランドをつくっていくのも、サイトや動画などの制作物を担当するのも、そのメンバーです。つまり、そのページを見てくだされば、トゥモローゲートに依頼したときにどんなひとと一緒に仕事をするのか、入社したときにどんなひとと一緒に働くのかを詳しく知ることができます。ぜひ目を通していただければと思います。