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プレミアムフライデーの代替案「ブラックマンデー」とは?

プレミアムフライデーの代替案「ブラックマンデー」

こんにちは!PRディレクターのmihoです。

みなさんゴールデンウィークはどのように過ごしましたか?

新入社員にとって初めての連休は、めちゃくちゃ楽しみだったはず。

まだコロナの感染拡大がおさまらず、例年のように「ゴールデンウィークは海外で過ごす!」なんてことができないのは残念ですが…思い思いの方法でリフレッシュができたなら、また次の大型連休まで頑張れますね!

さて、前回のブログでは働き方改革や休み方の改善について紹介しましたが、今回は弊社独自の制度「ブラックマンデー」について書いてみようと思います。

ブラックマンデーとは「毎月最終の月曜日の出勤時間を15時とする制度」です。

この制度を紹介するためには、導入のきっかけになった「プレミアムフライデー」についておさらいする必要があるので、まずはそこから書いていきますね!

幻となったプレミアムフライデーの行方

プレミアムフライデー推進協議会HP引用 https://premium-friday.com/

「今や幻…?」なんて声も聞こえてくる「プレミアムフライデー」

改めて、この制度の目的や導入背景は何だったのでしょうか?

プレミアムフライデーとは

経済産業省と経団連が主導して2017年に始まった制度です。

「毎月月末の金曜日に15時退社を奨励することにより、いつもよりも豊か(プレミアム)に過ごそう」というコンセプトのもと、ライフスタイルの変革を目指す取り組みとしてスタートしました。

政府としては友達や家族と食事に出かけたり、買い物、旅行などの時間をつくることで、個人消費の喚起を期待。

さらに、この取り組みが長時間労働の抑制、つまり「働き方改革」とも連動するとして、有給休暇の取得促進やフレックス制度を促すことで、リフレッシュできる環境づくりにつなげることを目的としていました。

現在はどうなった?

2017年2月の制度導入からはや4年。

当時は革新的な制度としてメディアでも注目され、認知度も高かった「プレミアムフライデー」

飲食店や百貨店、ショッピングモールが割引やポイントアップなど独自のキャンペーンを実施し、浸透を図ろうとしていましたが、いまではすっかりその名前すら聞かなくなってしまいました…。

世間の認知度は高いにも関わらず、何と「プレミアムフライデーが導入されている企業は3.1%」(2020年度)とめちゃくちゃ少ない!

企業にとっては、さまざまな課題をクリアしないといけないので、導入のハードルが高いんですかね…。

ブラックマンデーとは?

はい。ようやくきました、トゥモローゲートオリジナルの制度「ブラックマンデー」

ブラックマンデーとは、毎月最終の月曜日の出勤時間を15時とし、前日や月曜日の朝を有効活用してリフレッシュできる制度です。

ブラックマンデーを活用した場合は、出勤が15時、退勤が21時となります。勤務時間は、プレミアムフライデーを導入して「3時退社」した場合と同じ6時間(うち休憩1時間)です。

プレミアムフライデーにならって、「金曜日の15時に退社!」といわれても、日本人の性格上、なかなか仕事を早く切り上げて退勤するのは難しい…。

そこで弊社で翌週月曜日の出勤時間を繰り下げることにしました。社員のブラックマンデー利用率は7割を超えています。

いっそのこと月曜日遅く来れば?

トゥモローゲートも当初はプレミアムフライデーの考えに賛同していましたが、よく考えてみると…

プレミアムフライデーが実施される最終金曜日は、月末の締日と重なる可能性が高い!

社内の事務手続きや申請の締め切りが重なるんです。とくに人数が少ない中小・ベンチャー企業では、手続きや処理を限られた人数で実施する必要があるため、より15時退社が難しいんですよね…。

また、採用や制作に関わっている弊社の特性上、金曜日の15時までに仕事が終わらせることは難しいのが現状です。

そこで目をつけたのが、比較的業務の調整がしやすく、かつ連続で休みをとることができる月曜日の午前中です。これなら気兼ねなく利用できるのではないかという話になり、ブラックマンデー導入に至りました。

2.5日をどう過ごす?

土日と合わせるとプチ3連休のような使い方ができるブラックマンデー。メンバーの活用方法は、ライフスタイルによってさまざまです。

パパも子育て!妻の代わりに育児

いつもママに子育てを任せっきり。そんなパパにブラックマンデーは最適です。

子供の送迎や家事のお手伝い。ブラックマンデーのおかげで積極的に子育てができる時間を確保することが出来ます。もしこの制度が世間に浸透したら…月末の月曜=パパが育児なんてイメージがつくかもしれませんね!

旅行の幅を拡大!

休みが半日長くなるだけで、旅行の幅はグッと広がります。土・日だけでは行けない場所や満喫できないツアーにも参加できますから、より休日を有効活用することができるんです!

月末の疲れをリセット。睡眠時間の確保

1ヶ月のラストスパート。月末は何かと忙しくなるのが世の常です。最後の1週間を全力で走り抜けるには、体調を万全にしておくことも大切。

ブラックマンデーを利用して、いつもより長い休息をとって、最後の1週間を走り抜けましょう!

利用者インタビュー

社内のメンバーにも具体的にこんな使い方したよー!という声を聞いてみました。

【社員1】 2年目デザイナー/マリカhttps://twitter.com/marika_tg

刑部:「マリカちゃんはこれまで、どんな風にブラックマンデーを利用したの?」

中畑:『ブラックマンデーのおかげで“月曜日の朝から優雅に過ごしてみたい”という願望が叶いました(笑)はじめて利用したときは普段しないことをしようと思ってましたね!』

刑部:「月曜日の朝は1番忙しいから、優雅に過ごすのは憧れるよね~。具体的に何したの?」

中畑:『朝からシャワーを浴びて、去年流行ってたダルゴナコーヒーを作って、本を読みながらそのコーヒーを飲んで、そのあとに家族とお昼ごはんを食べて出勤しました。朝ゆったり過ごせて最高でした!』

刑部:「まるで休日!最高な過ごし方やん。今後はどんな風に使ってみたい?」

中畑:『今後は、刑部さんみたいに旅行とかで活用できたらいいなと思ってます!』

刑部:「ありがとう!ぜひ、旅先から出社してみて~。」

【社員2】 中途エンジニア/タカウマhttps://twitter.com/takauma_tg

刑部:「高馬さんこれまで、どんな風にブラックマンデーを利用したの?」

高馬:『前は、前職のメンバーとランチしようということになって、北浜でランチしてから出社しましたよ』

刑部:「平日しか時間が合わない人とも調整できるのはいいよね!」

高馬:『そうなんですよ。平日休みの友達もけっこういるのでちょうどいいですね。』

刑部:「そっか!そういう使い方もできるよね。ありがとう!ぜひ、今後は旅行と組み合わせるとか、また新しい使い方もしてみて~。」

かく言う、私もブラックマンデーの利用率は90%

コロナが感染拡大する前の一昨年は、金曜日の仕事終わりに大阪から沖縄まで飛んで、有給を使わずに3泊4日の旅行を楽しみました。

日曜日の夜も時間を気にすることなく遅くまで楽しんで、月曜日午前発の便で大阪に戻ってきて、そのままスーツケース片手に出社したこともありましたよ。

▲当時のツイート

最後に

経済産業省は「企業にとって負担になるのであれば、プレミアムフライデーの制度に参加しなくてもよい」としています。

ただ、家庭との時間や趣味にあてる時間を確保することで、職場でのモチベーションアップが期待できますから、プレミアムフライデーっぽいものを導入することによるメリットは大きいと思います。

必ずしも月末金曜日の早期退社にこだわる必要はなく、ブラックマンデーのように、会社や個人の事情に合わせる方法はいくらでもあると思います。みなさまも、自社独自にアレンジしてみてはいかがでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

今後もトゥモローゲート独自の制度を紹介していきたいと考えています。よろしくお願いします!

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