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テンプレートは論外!受かる履歴書、職務経歴書の書き方

採用
企業に「会いたい」と思わせる履歴書・職務経歴書の書き方

こんにちは。「おぺー」こと西崎隼平です。
なんとも魅力的なタイトルに惹かれたあなたにまずお伝えしたいことが一つあります。
それは「履歴書だけで内定は勝ち取れない」ということ。

あ、帰らないでくださいね。

どういうことかと言うと、どんなに魅力的な履歴書や職務経歴書が届いても、それを見ただけで内定通知を送る企業はいません。いたとしたら結構ヤバい会社かもしれません。

ほとんどの会社はそのあとに必ず面接なりの選考があります。ということは、履歴書、職務経歴書の目的は内定を取ることではないってことです。当たり前のことですが、目的は選考に進むことです。

ということは「会っておかないと損するかも」と思わせることができれば良いんです。今回はこの「会っておかないと損する」と思わせられる履歴書、職務経歴書の書き方について、3つのポイントを挙げていきます。主には転職の場面を想定して書きますが、新卒の就活でも使えるので、興味のある方はぜひ見てみてください。

ポイント① 意気込みではなく、実績を語れ

あなたが強い野球チームを作りたいと考えていたとします。その時二人のピッチャー志望者が来てくれました。

Aさん:「速い球を投げる自信があります!」
Bさん:「球速はMAX150キロです。」

どっちに興味が湧きますか?

おそらくほとんどの人がBさんを選ぶのではないでしょうか。AさんとBさんの違いは「実績」です。特に具体的な数字を織り交ぜた実績は相手に興味を持ってもらいやすくなります。ただ、実績だったらなんでもよいのか?と言われるとそうでもありません。

Aさん:「速い球を投げる自信があります!」
Bさん:「将棋三段です!」

強い野球チームを作りたいときにBさんは採らないかもしれません。「何を当たり前なことを」と思う方もいると思いますが、履歴書・職務経歴書になると多くの人がその当たり前を忘れちゃうんですよね。

Aさん:「TOEIC800点です!」
Bさん:「CADの資格を持っています!」

どちらも魅力的な実績ですね。ただ、その実績、テンプレートのようにどこの会社にも同じアピールをしていませんか?もしこれがOA機器の営業マンを募集している会社にとってはどうでしょう?

「外国人の方向けに顧客網を広げたい」「製造分野開拓のため設計に知見のある方に来てほしい」などの特殊なケースであれば話は別ですが、通常の営業マン募集であればこの実績はフィットしないかもしれません。

たしかに資格欄であれば関係ないものでも書くべきですが、PRの欄でもそれをゴリ押ししちゃう、なんて人が意外と多いんです。

履歴書・職務経歴書で大切なのは自分の得意分野ではなく、その会社が求めている要素の中で自分が持っているものを伝えることです。だからこそ、行きたい企業が求めている実績を把握するって、すごく意味のあることなんです。

じゃあ、その会社にフィットする実績がなければ行きたい会社に行けないのか?

必ずしもそうではありません。もちろんデザインや設計といった専門知識が必要な会社はハードルが高いです。ただ専門知識が不要の業界においては、先ほど紹介した関係のない実績であっても、以下のように書けば、企業に「会っておかないと損をするかも」と思ってもらえるかもしれません。

Aさん:「全く知識のなかった英語を1年でTOEIC800点までもっていきました!」
Bさん:「急遽CADが必要になり、3か月間の猛勉強で資格を取得しました!」

こうなると採用担当者は別の想像をします。

「この人は自ら努力して結果を出せる人なんだ」と。

これはどの企業にも共通する大事なスキルであり、それを証明する一つの実績になり得ます。

もう一つ、新卒での就活でよくあるPRの事例を。

「キャプテンとしてチームを引っ張り、県大会に出場できました。」

これだけでは本当にあなたのおかげで生まれた結果なのかわかりません。一方、

「キャプテンとしてチームを強くするため、強豪校の監督に臨時コーチを頼み込み、その練習メニューをリスト化して朝練を繰り返したら県大会に出場できました。」

これはあなたのおかげで生まれた結果だとわかります。同じ実績でも、それをどう伝えるか。これも自分をアピールするうえで大切なことです。

もしこれを見てて「自分にそんな語れる実績なんてない」と思った方、今からでも作ってしまいましょう

実績というのは努力なしで簡単に作れるものではありません。ただ、歯を食いしばって考え、行動したことで出した結果は、これから先ずっと語れる財産になります。

ポイント② 免許証写真はNG

免許証の写真ってなんであんなに腑抜け顔になりがちなんですかね。。。

間違ってもそんな写真を履歴書に張らないでくださいね。写真が疲れ切っていたり、ぼーっとしていたりすると、どんなに魅力的なことが書かれてあったとしても、効果は激減します。顔は口ほどにものを言うんです。

ちょっと実験します。写真の人が語ってると思ってください。

さえない表情の男性

「営業成績No.1でした。」

キリっとした表情の男性

「営業成績No.1でした。」

同じ人でも表情が違うだけでこうも印象が違うわけです。
(フリー素材「ぱくたそ」大川竜弥さん、お世話になってます!)

ポイント③ 熱量=文量

どんなにすごい実績で、どんなにキリっとした顔をしていても、スッカスカの履歴書・職務経歴書では姿勢を疑われてしまいます。超絶美人で、優しくて、魅力的な人でも、自分に興味を持ってくれていない人と一緒にいるのはしんどいんです。

文量が多い=選考への本気度です。無駄に長く引き伸ばした文章では意味はありませんが、一生懸命に考え抜いた文面には熱量を感じます。せめて書類のスペースをしっかりと埋めるくらいの姿勢は見せましょう。

番外編 やってはいけないこと

ドヤ顔文面

自身満々はいいことなのですが、時にやりすぎてドヤ感が半端ない文面は、一緒に働きたいと思ってもらえないかもしれません。謙虚さはどんな業界でも大切。その文章を読む人へのリスペクトは忘れないようにしましょう。

とにかく雑

字はきれいに越したことはありませんが、字が苦手な人も丁寧に書く意識は大切です。また誤字、脱字はないように気を付けましょう。こういう細かいことがあなたの姿勢を表します。

出し惜しみ

「続きはWEBで」的に「詳しくは会った時にご説明します」はもったいないです。書類選考といえど通らなければそこで終了。本気で行きたい企業なら出せるものは全部出しきっちゃいましょう。

これ、お互いにとって良くないんです。もし嘘八百で受かっても入社した後にしんどくなるのは自分自身です。自分を偽って入る会社よりも、ありのままの自分を受け入れてくれた会社で働いた方が、人生豊かになります。

まとめ

選考で見られるポイントっていくつかあります。人間性、実績、スキル、志望意欲・・・。

この中の一つでも興味を持ってもらえたら書類選考通過の確率がグッと上がります。企業は落とすためにわざわざ選考をしているのではありません。活躍してくれる人を本気で探しています。

①実績を語る
②顔で語る
③本気度を語る


この記事で紹介したこの3つを意識して「会っておかないと損するかも」と思わせれば、書類選考は通過です。ぜひ参考にしてみてください。では、また。

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