はじめまして。うちだです。
「入社する前と後で感じてるギャップを暴露してくれない?」と人事の浦下さんから依頼され、今回ブログを書くことになりました。自ら“ギャップを暴露する”というのはなんともウチらしいなと思いつつ、どうせ暴露するのであれば怒られるかどうかのギリギリを攻めてやろうと思ってます。
なぜ入社前後のギャップを暴露するのか。それは、トゥモローゲートを就職先・転職先に考えてくださっている人に僕が感じているギャップを伝えることで“だったらトゥモローゲートの選考に進もう!”もしくは“トゥモローゲートは自分に合わないからやめておこう!”と判断でき、キャリアの助けになると思ったからです。
SNSを積極的に発信しているからか、トゥモローゲートは「キラキラしている会社」と思われることが多いです。というか僕自身も2021年の9月に入社するまではそう思ってました。選ばれしエリートが、持って生まれたセンスで効率よく成果を出していて、毎日おしゃれなお店でランチをして..みたいなイメージをしてました。
でも、実際は全く違いました。タイトルにもあるように「キラキラ」とは正反対といえるめちゃくちゃ「泥臭い」会社でした。具体的にどう泥臭いの?というところをこのブログで伝えていきたいと思います。初めてのブログで不慣れな部分がありますが、ぜひ最後までお付き合いいただけばと思います。
INDEX
まずは自己紹介からさせてください。
前職は建設業界に向けてホームページを販売する会社で営業職として働いていました。1日300件以上、多い時には600件以上の電話をかけなければならない鬼のようなノルマがあり、ある日の朝礼で先輩が「今日は1000件電話します!」と宣言しているのを見て衝撃を受けたことを覚えています。
アポをいただけたお客様のもとに訪問してホームページの提案をし、その場で契約するかどうかを決めてもらう即決営業の毎日でした。見事受注となれば後日に1時間ほど会社についてのヒアリングをし、制作チームに伝え、ホームページをつくって納品する。入社して4年間その繰り返しでした。
そんなゴリゴリ営業会社の一員だった僕がトゥモローゲートを知ったのはTwitterとYouTubeがきっかけです。
当時の印象は「センスで成果を出す人だけが入社を許されるカリスマ集団」
Twitterで発信している言葉は常に前向きで、仕事に対しての意識の高さがひしひしと伝わってくる。YouTubeを見てみると戦略企画部マネージャーの水城さんをはじめ“できるオーラ”をまとった人たちが営業スキルをまざまざと見せつけている。
「超一流しかいない」
「自分なんか相手にならない」
「雲の上の人たちだ」
当時の自分はテレビ番組を見ているかのような気持ちでした。
遠い存在だったトゥモローゲートの選考に進むことになったのはTwitterのタイムラインに流れてきた『No. 1採用』がきっかけでした。『No. 1採用』は“これまでのビジネスの中でNo.1の実績が一つでもある人は書類選考と動画選考をすっ飛ばしていきなり役員面接できる”という企画。
僕はその時ちょうど、会社でトップセールスになることができたばかりだったので「今しかない!」と思って衝動的にエントリーすることにしたんです。
実は、それよりも前にトゥモローゲートの採用情報を見にいったことがありました。遠い存在と思いつつ「もしかしたら自分にもチャンスがあるんじゃないか」って。でもそこで目にしたのは「選考倍率3500倍」という衝撃的な事実。ますます遠い存在に感じて諦めました。
そんな僕が選考に進むことになったのはタイミングに恵まれたおかげだなと思います。
No. 1採用にエントリーしてみると、発表の通りいきなり役員である隼平さんとの面接が設定されました。
正直めちゃくちゃビビってました。これまで書いてきた通り当時の僕のトゥモローゲートに対するイメージは「エリート集団」。隼平さんはそのエリート集団を束ねる長。
「どこがNo. 1なの?」
「そんな実績でウチに入れると思ったの?」
めちゃくちゃ詰められる未来をガチで想像していました。でも、そんな想像は180度ひっくり返りました。
第一声からものすごくフランクな雰囲気を出してくれて、僕みたいな一人の求職者にものすごく敬意を払ってくれて、いろいろな質問をしてくださいました。気が付けばいろんなことを話してしまったのを覚えています。想像していた姿とのギャップがあまりにも激しくてある意味ビックリしましたし、同時に入社意欲が爆上がりしました。
その面接は無事に合格となり、次はインターン選考へ。この時の僕は「何がなんでも入社したいモード」に入っていたので、できる準備は全てやろう!と浦下さんが書いた『ブラックな企業『トゥモローゲート』の選考フローと評価基準を大公開!』のブログを穴が開くほど見てから当日を迎えました。
SNSで何度も見ていたオフィスに行き、与えられた課題に取り組みました。当時は緊急事態宣言中でほとんどの社員はリモートワーク。オフィスにいたのは戦略企画部の役員陣ら一部の人だけ。それでも、プレゼンに対するフィードバックや何気ない会話からトゥモローゲートの社風を感じることができました。
特に印象的だったのはフィードバックです。これまで受けたことのない丁寧で緻密なフィードバックは衝撃で、もし不合格になったとしても“学びのある1日だった”と満足できるだろうなと思いました。
インターン選考も合格となり、最終選考ではオフィスで西崎さん含む役員陣と食事をしながら話をしました。その場だけでは「内田の本音が分からない」という結論になったらしく、後日もう一度オフィスに行き、原体験やプライベートな話題まで自分をさらけだした結果、数日後に内定の連絡をいただきました。
外から見るとまぶしいくらいにキラキラしていたトゥモローゲート。そのイメージは選考を受ける過程でどんどん強くなっていきました。ついに自分もあのエリート集団の仲間入りができた。泥臭い努力をせずとも成果を残せるセンスが自分にもあったんだ。
…そんな妄想は入社まもなく打ち砕かれることになります。笑
トゥモローゲートは努力をせずに成果を出す集団ではありませんでした。むしろ逆。ここまでやるか…というくらい努力するし、もういいんじゃないですか…と思うくらいまでこだわり抜く、ある意味めちゃくちゃ泥臭い会社でした。ここからはその泥臭いと感じたポイントを3つにまとめています。
1人1人がとてつもない能力を持つカリスマ集団で、それぞれ独立した動きをしていて、部下に対しては「1人で這い上がってこいよ」と言う。入社前のイメージはそんな感じ。でも実態は正反対。能力の高い人が揃っていることに間違いはありませんが、その上でこれでもかと泥臭い努力を重ねる人ばかりです。
年間数千万円という数字を打ち立てる人でも営業ロープレに時間を使っていますし、役職を与えられている人でも常に新しいことを学ぶ姿勢がある。そんな姿を毎日見ているうちに「センスだけで成果を出す集団ではないんだ」ということが分かってきました。
入ってそこまで長くない僕が言うのもなんですが、みなさんそれぞれに強みだけじゃなく弱みもあると思います。でも、その強みを伸ばすための努力を怠る人はいないし、弱みを克服するための努力を怠る人はいません。努力を怠らない姿勢は自分自身に対してだけじゃなく、他人に対してもそうです。
誰かの強みは全力で肯定して伸ばそうとするし、誰かの弱みは正直に指摘して改善策を提案する。そんなコミュニケーションがチーム内に定着しているので、たとえ最初は成果を出せなくてもチームで泥臭く努力を重ねて成果をひねり出すんだ…という文化が根付いていると感じます。
TwitterやYouTubeを見ていると「トゥモローゲートは何でも揃っている会社なんだ」というイメージを受けます。とにかくキラキラしていますから。オフィスとかは特にそうですよね。でも実際はまだまだ未完成な部分が多いです。
大きい会社に比べれば設備も制度も人も足りていないと感じます。特に人に関しては一つの制作物にかけるこだわりがとてつもなく強いこともあってリソースが足りなくなることがしばしば。まだまだ未完成な会社です。
「だからこそやりがいがある」と僕は思います。同じように思っている人も多いと思います。それは“ただの労働者の1人”ではなく“会社をつくっていくメンバーの1人”という意識を持てているからだと思います。今はまだ未完成かもしれない。でも、自分たちで会社をよくするんだというある意味泥臭い空気が僕は好きです。
泥臭い、というテーマからは少しずれるかもしれませんが、これも僕が入社後に感じたギャップの一つです。YouTubeなどで営業に関する情報発信が多かったので営業が主な業務だと思ってました。でも、意外や意外、営業は業務のごく一部・ほかにコンサルや制作物のディレクションもガッツリやります。
前職時代はサイト制作を受注するまでが勝負だったのですが、トゥモローゲートでは受注してからも勝負が続きます。というか、そこからが本番と言ってもいいかもしれません。お客様の課題を解決するために全てのことに全力を注ぎます。とことん寄り添います。今までの僕が経験したことのない領域だけに最初はついていくのに必死でした。
業務の割合は営業2割、コンサルティング6割、制作物のディレクション2割とだいたいそれくらいです。かといってボリュームが2割の営業を2割の力でするわけではありません。10割です。全部の仕事に10割の力を注ぎます。そういう意味でも本当に泥臭い会社だなとこのブログを書いていて改めて思います。
そんなトゥモローゲートという会社の環境に僕はめちゃくちゃ燃えてます。
キラキラしたカリスマ集団と思っていたので「自分なんかが活躍できるのかな?」と最初は正直不安でした。でも実際は、成果を出すために、お客様の課題を解決するために、泥臭い努力を続ける人の集まり。それを見て「自分も負けじと努力をすれば活躍できる」とモチベーションは爆上がりしました。
活躍して、成果を出して、自分の力で会社の設備や制度をつくっていける未来を考えるとワクワクします。先輩方に比べればまだまだな僕ですが、なんとか食らいついて成果を出して、先輩方をあっと言わせたいなと思っています。
先輩方の仕事を奪っていって、いろんな仕事を任せられる人になって、これからトゥモローゲートに入ってくる人たちの目標になるような存在になりたいと思っています。またお客様にとっては「内田がいたから経営がうまくいった」と信頼を寄せられる存在になりたいです。
そしていずれはマネージャー層になりたいと思っています。今でいう水城さんのポジションです。水城さんはその実績はもちろん、SNSの発信などから戦略企画部の象徴的な存在だと感じています。そんな存在に次は僕がなれるように。「戦略企画部といえば内田」と呼ばれるようになりたいと思ってます。
なれないブログなのに最後まで読んでいただきありがとうございました。