プロバイダ責任制限法改正、さっそく裁判所へ申請してきました

こんにちは。ブラックな社長の西崎です。今回はみなさんにご報告になります。

2022年10月1日よりプロバイダ責任制限法が改正されました。そちらに伴いトゥモローゲートでは法改正後の第1号として発信者情報開示命令の申請を行いました。TwitterやYoutubeで積極的に発信する会社だからこそ、この誹謗中傷問題に積極的に関わっていきたいという想いがあり、顧問弁護士である藤吉先生に依頼をし、朝から裁判所に並んでもらい申し立てしました。

改正プロバイダ責任制限法とは一言で伝えると、誹謗中傷や風評被害、ネット中傷などを行う発信者の特定(情報開示請求)の手続きが簡易化され、これまでよりも容易に短期間で相手を特定することができるよう改正された法律です。

わかりやすくまとめられた改正プロバイダ制限法の記事はこちら

今回、改正プロバイダ責任制限法の申請を行うきっかけとなったのが、弊社の社員を個人が特定できる形で名指しし、具体的な団体名を出しながら反社会勢力と関係があるという事実無根の発信がTwitterで行われたことがきっかけです。

これまでもSNSを通じて誹謗中傷をされることは多くありました。発信している以上はある程度仕方がないのかな、と思って無視する形で放っておいたのですが、当該ツイートについては、

①特定の社員への攻撃であること
②具体的な反社会勢力の名前を出されたこと
③根も葉もないデマであること

以上の理由から誹謗中傷問題に断固とした措置を取る会社だという姿勢を世間に示すためにも改正プロバイダ責任制限法を受けて情報開示請求をし、裁判までしようという運びとなりました。

正直に言うと、裁判にかける時間や費用を考えると会社にとってマイナス面のほうが多いのかもしれません。ただ冒頭にもお伝えしたように、SNSで積極的に発信する会社だからこそ率先して誹謗中傷問題に取り組んで行きたいと考えこのような結論に至りました。

SNSの普及により、さまざまな情報を受け取るだけでなく、一個人が情報を発信することが容易な時代となっています。自分の主張を世の中に伝えやすくなった反面、SNS陰口やネット中傷など新たな問題が生まれているのも事実です。

言葉の暴力に対する法整備がまだまだ追い付いていないと感じる中で、今回の改正プロバイダ責任制限法は前に進む一歩かなと感じています。言論の自由と立ち位置が非常に難しい問題であるなか、自分たちが当事者として法改正後の制度を利用し発信することで微力ながらも問題解決へのさらなる一歩となれば幸いです。

情報開示までの流れは過去にYouTubeでも配信しているのでもしよければご覧ください。

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