初めてトゥモローゲートを知ったのは、今から8年前の2014年。
第二新卒として就職活動をしていた僕は、とある採用媒体で目にしたキャッチコピーに心を奪われました。
『ようこそ、ブラックな企業へ。』
これは、今でも弊社の採用キャッチコピーに使用されている言葉。
ブラック企業というネガティブワードを逆手にとったキャッチコピーでした。
その下に続く情報を見てみると、ただ目立つための言葉ではないことが伝わってきた。
「こんなにオモシロイ会社があるのか…」
胸の高鳴りを抑えられなかった僕はすぐさま選考に進みました。
当時では珍しい「私服OK」な合同説明会。
激しく議論するグループディスカッション。
プライベートな話も含めて盛り上がったランチ選考。
令和でも珍しいトランプを使った選考。
選考が進むたびにトゥモローゲートへの興味度は増していきました。
でも、結果は、お見送り。
最終選考の一歩手前のインターン選考で涙をのみました。
(当時、提案した企画書の表紙はこんな感じ▼)
でも、あれから8年経った今、僕はトゥモローゲートの一員として働いています。
8年の間に何があったのか。
1度落ちた会社に入社することなんてできるのか?
初めて書くブログでは、8年越しに“リベンジ入社”を果たすまでの道のりを書いていこうと思います。
お見送りとなった後の僕は、やりたい仕事やいきたい会社を見つけることができず、派遣会社に紹介されるがまま、アルバイトをする生活を送っていました。
それと並行して、マジシャンとしての仕事もしていました。
学生の頃に趣味で始めたマジックは、すこしではありますが、仕事をもらえるレベルになっており、スキルアップとアルバイトを兼ねてマジックバーにも勤務していたんです。
時にはマジックバーを出て、企業様のパーティー、結婚式、豪華客船でのショータイムなど、たくさんの人の前でマジックを披露することもありました。この道1本で生きていこうかと考えたこともありました。
そんな時、派遣会社からこんなお誘いがありました。
「いい仕事があるんだけど、やってみない?」
今思えばこれ以上ないくらい怪しい口説き文句です。でも、紹介されたのは、世界第2位の売り上げを誇るタバコメーカーの営業職という、素晴らしい仕事。
タバコは吸わないものの、「世界第2位という」スケール感、それに、「営業職」というこれまで経験のなかった職種に魅力を感じ、挑戦することにしました。
自分がオススメした製品が、目の前のお客様の表情を明るくする。時には、生活にいい変化を与えていく。これまで感じたことのないやりがいに、気がつけば夢中になっていました。
6年ほど働いて迎えた2021年には、全国接客コンテストなる大会で初代グランプリをいただき、翌2022年には自店舗のスタッフにグランプリを経験させてあげることが出来ました。
目の前の人々に感動する製品やサービスを届ける「営業」という仕事に、マジシャンの仕事同様に魅了されていました。
と同時に、プレーヤーとしての成果もマネジメントとしての成果もあげることができていたため、違うフィールドで勝負をしてみたいな…という気持ちも芽生えていました。
「いい会社、ないかな。」
そんな気持ちでぼーっとTwitterを見ていた時.
僕の目にとある会社名が飛び込んできました。
それが、言うまでもなく「トゥモローゲート」でした。
Twitterで「トゥモローゲート」と叫んだ人の中で、マッチしそうだと判断されたらスカウトされるという採用企画が行われていて、僕のタイムラインに流れてきたんです。
「変わらずオモシロイ会社だな」
懐かしい気持ちになりながらホームページを覗いてみると、「ようこそ、ブラックな企業へ。」という文字が。
この13文字から感じたワクワクは、8年前よりも、酸いも甘いも経験した当時の方が強かったことを覚えています。
気づけば、ブラウザを閉じることなくエントリーボタンを押していました。
僕がエントリーしたのは人事総務部でした。
営業の仕事に魅了されていたのになぜ?と思った方がいるかもしれません。
でも、当時の僕は、タバコを売るBtoC営業とブランディングを提案するBtoB営業は全く別だと思っていました。
そのため、BtoB営業で成果を出すイメージが持つことができず、人事総務部にエントリーしたんです。
とはいえ、人事の実務経験はゼロ。タバコの営業やマジックで積み上げた経験を評価いただき、なんとかインターン選考まで進んだものの、最終選考の切符を勝ち取ることはできませんでした。
でも、今回は、そこで終わりではありませんでした。
「戦略企画部としてもう一度選考を受けてみませんか?」
人事総務部としては合格ラインに達しなかった。
でも、これまでの経歴や、選考での様子を見てくださった戦略企画部の責任者・西崎隼平さんから、戦略企画部の選考をご案内いただいたんです。
「挑戦させてください!」
迷わず即答しました。もともと営業職だったこともありますし、なにより8年経っても変わらず「オモシロイ」を追求している事実と、選考で感じた社風に魅了されていたからです。
「何がなんでもここで働きたい」
こうして通算3度目の選考に挑むこととなり、晴れて戦略企画部のメンバーとして内定をいただくことができました。
1度落ちた会社には、もう2度と入れない。
そんな言葉を聞いたことがありました。
僕自身、トゥモローゲートに内定をいただくまでそう思っていました。
でも、それは勘違いでした。
その会社に見合った人間に成長すれば、いくらでもチャンスはある。
これは、トゥモローゲートに限った話ではないと思います。
学生時代に挑戦してダメだった会社でも、しっかりと経験を積み、力を付ければ、入社するチャンスはあるはず。
過去にトゥモローゲートの選考をお見送りとなった人。
学生時代に第一志望だった会社に入社できなかった人。
そんな人たちに、僕の実体験を伝えたくて、このブログを書かせていただきました。
もちろん、むやみやたらに選考を受ければいいということではありません。
活躍するイメージを持ってもらえるだけのスキルや実績は、間違いなく必要。
そこに自信があるのなら、ぜひ挑戦してみてください。
挑戦するにあたって不安なことや、聞きたいことがある人がもしいれば、気軽にご相談いただいて結構です。
トゥモローゲートに3回エントリーして、計13回の選考を経験した僕が、アドバイスさせていただきます。笑