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お久しぶりです。エリナです。西崎さんのブログを借りて書いてます。

2年前に「私、会社辞めます。」というブログを書きました。タイトルの通り、新卒から5年働いたトゥモローゲートを退職するご報告とその理由について書いたブログです。

そして今回のタイトルは「私、会社戻ります。」です。

2023年11月1日より、藤原エリナはトゥモローゲートに復帰することになりました

退職してからおよそ2年間、昔からの夢だったヨガインストラクターとして経験を積みました。ヨガの世界で過ごした期間はとても学びが多かったですし楽しかったです。人としても社会人としても成長できました。ではなぜ戻る決断に至ったのか?について書いていきたいと思います。

2年前に書いた「私、会社辞めます。」のブログでは、代表の西崎さんから“会社を絶対に褒めるな”という条件付きでブログ執筆の機会をいただきました。感じていたことや負担に思っていたことをありのまま書きました。

そこで「退職理由」といてあげていたのがこの5つ。

① ビジョンのズレ
② 業務が忙しすぎる
③ SNSでの発信が苦手
④ 平日のプライベートがない
⑤ 意識の高い社員が多い

2年前に書いた退職報告ブログはこちらから読めます

詳しくはぜひ過去のブログを読んでいただきたいのですが、ここまで具体的な理由があって辞めた私がなぜ復帰することになったのかをありのまま発信することで、みなさんのこれからのキャリアについて考えるきっかけを届けられたらと思っています。

一度辞めた会社に戻った人が、その背景や経緯を発信していることはあまりないと思うので、「そういう考え方になるんだ」「そういうキャリアの選び方もあるんだ」と少しでも感じていただければ嬉しいです。

復職理由①「ビジョンはズレていなかった」

トゥモローゲートを退職したあと、私はヨガスタジオを運営する会社に転職しました。

まずは新人インストラクターとして研修を受け、その後は実際にお客様にレッスンをさせていただきました。ヨガはお客様と密に接する仕事です。自分が教えたことでお客様のカラダの調子がよくなったり、笑顔になっていく姿を見られる仕事は楽しくて、やりがいもありました。

でも、やりたいことができるようになった反面、別の課題にもぶつかっていました。自由には選択できない勤務地の問題であったり、給与や待遇の問題であったり。将来自分のスタジオを経営しながらインストラクターもやりたいと思っていたのですが、その壁は思っていた以上に高いなと感じたんです。

理想と現実の狭間で「これからどうやって働いていこう」と次のキャリアを考えはじめました。友達が働いている会社や採用関係の会社、あとは営業職を募集している会社など、ヨガの活動と仕事を両立できる会社の話を聞いていました。

正直当時はトゥモローゲートに戻る選択肢はありませんでした。

忙しくてヨガとの両立が難しいと思っていたからです。でも、人事の浦下さんと食事にいった時に会社が2年前と比べて変化している現状を知りました。また西崎さんと話すことになった場では、「人も増えて分業化も進んでる。残業なしの働き方も選べる。どちらもやりたいことやりたいように一緒にやろう」と言ってもらえました。

そこで思ったんです。「会社が実現したい事と私が実現したい事を同時に追いかければいいんだ」って。

退職ブログでも書いたように、「ヨガに挑戦したい」という自分の夢と「世界一変わった会社で、世界一変わった社員と、世界一変わった仕事を創る。」という会社の夢にズレを感じたことが退職理由の1つでしたが、「どちらも追いかけられるんだったらどちらも追いかけたい」実はビジョンはズレていなかったと、この時に気がついたんです。

トゥモローゲートに復帰した後もヨガを続けます。最初はワークライフバランスという残業のない働きかたをしながら、平日の夜と土日はヨガインストラクターとして働きます。そこで実績を積んだらいつか会社のサービスや社会活動にヨガを組み込んでいきたいです。

例えば地域ブランディング事業としてリゾート地や宿泊施設とコラボしてヨガを提供したり、お客様の福利厚生としてヨガを提案し健康経営に貢献したり。あとは自社内でも社員の健康やモチベーションアップのためにヨガを教えられたらと思っています。

ちょうど先日シェフが入社したと聞いているので(めちゃくちゃビックリしました笑)、ヨガで活躍する人がいてもいいだろうなと。西崎さんにも「絶対やろう」と言っていただいたのでいつか必ず実現します。

立ち位置を確立できたら自分のビジョンにも近づけるし、トゥモローゲートが世界一変わった会社になるきっかけも創れるかもしれない。退職した2年前はこんな考えは持てませんでしたが、外に出てはじめて見た世界をきっかけに会社も自分も変化し、徐々に変わっていったというのが復職の大きな理由になりました。

復職理由②「意識の高い人に囲まれて仕事がしたい」

前職ではヨガの技術や知識をたくさん学ばせていただきました。お客様がヨガの効果を実感して喜んでくれたり、感謝の言葉をいただけることも多く、やりがいもありました。企業の理念もしっかりしていて環境も整っていましたし、先輩や同僚にもとてもいいひとが多く恵まれていたと思います。

でも、ほんの一部、職場環境に対してネガティブな話をする方がいたり、その気持ちが仕事に表れている方もいました。仕事への向き合い方はあくまで個人の自由なのでいい悪いの話ではありませんが、私はみんながポジティブに支え合う空気の中で仕事がしたいタイプなので、息苦しく感じることが正直ありました。

トゥモローゲートを退職した理由の1つに「意識の高い社員が多い」をあげていました。

負けず嫌いで、心のなかで闘志を燃やしているメンバーがたくさんいます。そこに引っ張られて成長できる一方、負荷に感じる部分もありました。もっと頑張らないと。成果を出さないと。自分にプレッシャーをかけてしまってしんどかったんです。

一度違う環境で仕事をして考え方が変わりました。今でもトゥモローゲートはポジティブに仕事に向き合うメンバーがほとんどだと思いますが、やっぱり私はそういう雰囲気で働きたい。意識の高い人に囲まれて仕事がしたいです。トゥモローゲートで働いていた時の自分と、離れていた時の自分を比べると、働いていた時の自分の方が好きなんですよね。もう一度この環境で今まで以上に成長してやるぞって思っています。

復職理由③「周りと自分を比べる必要はないと気付けた」

②を見て「入社したらまた辛くなるんじゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。確かに可能性はゼロではないと思います。再入社初日なので正直わかりません。でも、当時とは違った気持ちでいられるんじゃないかとは思っていますし自信もあります。なぜなら「周りと自分を比べる必要はない」ことに気が付いたからです。

ヨガのインストラクターとして働いていた時、お客様の中には周りと自分を必要以上に比べてコンプレックスを持たれていたり、深刻に悩んでいる方がいらっしゃいました。その方々に対して私は「周りと比べなくていいですよ」と何度も伝えていました。そのとき思ったんです。トゥモローゲートにいた時の自分も同じだったかもしれないなと。

「気にしすぎ」と突っ込みたくなるくらい周りと自分を比べて勝手に落ち込んだり、ネガティブになっていたなと思います。どんどん数字をあげていくメンバーと比べて落ち込んだり、すごい熱量で努力するメンバーと比べて「私はそこまで頑張れない…」と劣等感を感じていました。でも今なら思えます。もったいないなあと。

周りと自分を比べる必要なんてないんです。もちろん、組織の1人として周りと連携しながら仕事をすることは必須なので、勝手にやればいいという話ではないですが、私には私にできることがあるし、できないこともある。得意なこともあれば苦手なこともある。そこを冷静に考えて、自分なりの立ち位置や頑張り方を見つけていこうと思います。

復職理由④「忙しさは自分で調整すればいい」

③に紐づく内容です。前にトゥモローゲートにいた時は戦略企画部の一員として、新規顧客の開拓、既存顧客の業務対応、企画立案やディレクションまでいろんな業務に携わっていました。楽しさもやりがいもありました。でもそれ以上に「忙しすぎてきつい」という気持ちが正直強かったです。退職した大きな理由でもありました。

会社からその働き方を強制されていたわけではありません。仕事量を調整することもできたし、全部やれと言われていたわけでもありませんでした。でも、当時の自分ではその調整がうまくできませんでした。どんどん努力して成果をあげる周りのメンバーを見ていると、自分もやらなきゃと必要以上に自分を追い込んでしまったんです。

今日から私が主に携わるのは、プロジェクトのアシスタントプロデューサーとしての仕事です。お客様の成果を最大化するために、プロジェクトに関する連携や企画のディレクション、資料制作などを通してサポートする役割です。

これまでの経験から、自分でガンガン営業して開拓して売り上げをつくるより、アシスタント的に貢献する方が向いているかもと感じていて、そこに注力したい思いを西崎さんに伝えたら喜んで快諾してくれました。

私が最初に入社したのは2017年です。人手が今よりも足りませんでした。極端に言えば1人のメンバーが全ての業務をやらないとお客様の期待に応えられない状況でした。当時と比べて役割分担が進んでいる今の環境で、自分ができることや得意なことを中心に挑戦して、忙しさを自分で調整しながら貢献していきたいと思います。

復職理由⑤「戻っても恥ずかしくないと思えた」

精神的にはこれは一番大きかったかもしれません。

自分の夢を追いかけて退職したのに、2年しか経っていない間に戻るというのは、恥ずかしいというか勇気がいりました。ずっと会社で頑張ってきた人たちからネガティブに思われても仕方ないだろうなとも感じていました。

それを西崎さんに相談すると「大丈夫!」の一言でした。笑

そうなんです。大丈夫に決まっているんです。退職ブログでも書いたのですが、人間関係で嫌だなと思うことは全くありませんでした。パワハラとかセクハラとは無縁の会社です。そんな人たちが出戻りに対して嫌な気持ちになったり、ネガティブな言葉をかけたりすることなんてあるわけないんです。

背中を押してくれた西崎さんには本当に感謝です。ありがとうございます。

あとがき

入社してしばらく経ってみないと分からないことはたくさんあると思います。うまくいかないことも辛いこともあると思います。それを前提として、今感じていることや復職までの経緯、感情の変化をありのまま書きました。

最後にお伝えしたいのが、前職の会社が悪かったわけでは全くないということです。ヨガのインストラクターになりたい夢を叶えてもらいましたし、先輩や同僚にいろんなことを教わりました。教わったことや経験させてもらえたことがあったから、新しい人生としてトゥモローゲートに戻る選択ができました。

この場を借りて感謝をお伝えさせてください。本当にありがとうございました。

そして、トゥモローゲートの皆さん、改めてよろしくお願いします。

50人以上いるメンバーの半分以上が、私が退職してから入社された方だと聞きました。心機一転、初心に返って、一緒にオモシロイ会社づくりをしていけるように頑張ります!よろしくお願いします!!

あとがきのあとがき

西崎です。エリナがトゥモローゲートに戻ってきました。

転職を検討しているという話を人事が聞きつけ、「戻っておいでよ」という声掛けから選考を希望し、僕と7年ぶりに飲みながらの最終面接を行いました。お互いに考えていることやこれからやっていきたいことを擦り合わせた上で改めて入社が決まったという流れです。

率直な気持ちは「嬉しい」です。

現在制作チームの役員をやってくれている池田以来、2人目の退職からの復職。外を見た上でもう一度トゥモローゲートで働きたいと思ってもらえたこと、またエリナと一緒にビジョンに向かって仕事ができることを素直に嬉しく思います。

2年前、彼女が退職した時と比較して会社は変化しています。経営に余裕ができ、社員の数も増え、働き方も選べるようになったのは確かです。

ただ彼女が退職理由として挙げた項目すべてがクリアになっているわけではないし、変化したからこそ大変な部分もあるはずです。そこも含めて彼女とともにこれから成長して行こうと思います。

エリナおかえりなさい。また一緒にオモシロイ会社を創ろう。

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