トゥモローゲートが変わります|新たなブランド創りへ向けてリブランディングする理由

こんにちは。トゥモローゲートの西崎です。

ひさしぶりにブログを書きます。日本で一番誕生日が早い僕は、今日で43歳になりました。と同時に2010年4月1日にトゥモローゲートを創業してから丸15年が過ぎました。この節目に本日、トゥモローゲートはコーポレートサイトをリニューアルしました。

TOMORROWGATE 約束は、ブランドのはじまり。

今見てもらっている、こちらのブログがまさにリニューアル後のものです(笑) とにかくもがき、あがきまくってきた15年間。「なぜこのタイミングでリブランディングすることを決めたのか?」もしかすると誰かの参考になることと願いながら、はたまた初心を忘れないための自分自身への備忘録として、これまでの経営課題と変化を振り返りながらまとめてみました。

創業期の話(2010年)

27歳最後の日、2010年4月1日にトゥモローゲートを立ち上げました。学生時代の就職活動を機に、「一度きりの人生、変なことを変な仲間たちと挑戦したい」というのが起業のきっかけです。

起業のきっかけや西崎のことは「初告白| 僕は誰で、何をやっているのか」で詳しく話してます。

最初の3年間は家賃7万5000円、風呂なしシャワーのみ築35年の古いマンション(集合住宅?)で自宅兼オフィスからのスタートでした。もちろん会議室などと言うものがあるわけもなく、前職の会社のオフィスを一部間借りをさせてもらいながら悪戦苦闘する毎日。

初年度の売上はわずか500万円。

これは給料ではありません。お客様から仕事としていただいたすべての売上が500万円です。なにをやるかを具体的に決めずに独立したため、前職人材コンサル時代の企業への採用ノウハウを逆転させて、学生へのエントリーシート添削や、面接対策を教える就活支援からはじめましたがなかなか上手くいきませんでした。

そんな状態から試行錯誤を繰り返し、2年目は営業代行事業、3年目は採用コンサル事業や研修事業をやるなど、なんとかやりこなす日々。いきなり今の事業ビジョンがあったわけではありません。とにかく生きていくために、目の前のことに必死な創業期だったわけです。

変化のきっかけ①はじめての人材採用(2014年)

そんな状況を変えた1つ目のターニングポイント、それが「人材採用」です。

僕一人の力では会社を大きく成長させることができない、会社として価値あるサービスがないとなんとか食べてはいけるが、生き残ることはできない、そんな危機感ばかりが募るなか、最初のきっかけとなったのが、トゥモローゲート初の自社社員の雇用、つまり人材採用でした。

当時の事業である採用コンサルティングは競合ひしめくレッドオーシャンで、激しい価格競争の矢面に例外なく立たされている状況でした。新たな事業として取り組んだのが、「採用ブランディング」です。

人材コンサルティングのプロが作る採用デザイン

「このコンセプトで採用特化の制作会社を目指す。そのためには、僕の持つこれまでの採用知見をデザインとしてカタチにできる人材が必要だ。」これまでの業務委託ではなく、自社社員としての採用。これをカタチにするために、2014年から新卒採用と中途採用を同時に開始しました。

採用ブランディング事業を開始してから約2年後の2016年。ようやく社員数が10名を超え、売上もはじめて1億円を超えました。小さいながら会社らしくなってきたのがちょうどこの頃です。

変化のきっかけ②ビジョンマップ(2018年)

社員も増え売上も安定してきた矢先に、また次なる課題が現れます。規模が大きくなった代わりに、会社の想いや考えの濃度に個人差が生まれたり、会社の目指すビジョンと社員が目指したいビジョンにズレが発生してきたのです。

この課題を解決したのが、二つ目のターニングポイントで企業理念の言語化(ビジョンマップ)です。

トゥモローゲートのブランドの土台となったビジョンマップ。それまで、「なんとなくオモシロイことやろう」と言ってきたことが、どんな行動基準や判断基準で、期限はいつまでに具体的に何を実現するのかまで落とし込むことで、自分たちのやるべきことがクリアになりました。

なぜビジョンマップを作ったのか、どうやって作ったのか?については、「ビジョンとは?組織が強くなるビジョンマップの作り方」に詳しく書いています。2024年には社員数が40名を超え、売上も6億円を突破。ビジョンマップがあったから、外見だけでなく、中身から会社を変えていく企業ブランディングに事業シフトすることができたし、オフィス移転も、オモシロイ働き方や社内制度も、シェフの採用や社員食堂も、すべてはこのビジョンに沿った経営判断の積み重ねがトゥモローゲートというブランドを創ってくれています。

なぜ今リブランディングをするのか?(2025年)

ここまでが2024年までのトゥモローゲートです。さて、ここからは2025年現在の話です。ここで冒頭の問いに戻ります。

なぜ今このタイミングでリブランディングするのか?

創業から15年、経営陣そして社員たちと「世界一変わった会社で、世界一変わった社員と、世界一変わった仕事を創る」というビジョンに向かった組織づくりを実行してきました。ビジネスイベントに参加すれば、「トゥモローゲートさんですよね?」と声をかけてもらえる機会が増えましたし、新規のお問い合わせや採用応募も以前とは比べ物にならないくらい増えています。

一方で課題感もありました。

・社名は知ってるけど何をやっているのかよくわからない
・ブランディングっていったい何をやってくれるの?
・デザインさえよければブランドなんてできるでしょ?

そんな誤解や錯覚を解くことを目的にまずはコーポレートサイトを刷新します。

コンセプトは、

独自のクリエイティブとロジックで成果に繋がるブランドを構築する会社」です。

発信するベクトルを、サービスの価値や顧客の成果に重点を置いた発信をしていきます。トゥモローゲートという社名を知ってもらうだけでなく、どんな経営課題に、どのような価値を提供する会社なのかを伝えるブランディングを展開していきます。

今回はコーポレートサイトですが、順次会社案内やサービス資料なども同じコンセプトで展開していきます。

こちらのサイト、実は大人だけではなくこれから未来を創る子供専用サイトも設計しています。

コーポレートサイト右上の「Child」ボタンを押してみてください。

会社紹介や仕事紹介など、小学校高学年以上を対象に、理解できる内容のコーポレートサイトがもう一つでてきます。なかなか子供たちが企業のホームページを見る機会がない中で、もっと早くにビジネスに興味を持ってもらうため、将来こんな会社で働いてみたい、自分で会社を創ってみたい、そんな可能性を拡げるきっかけとして設定しています。

最後までブログを読んでいただきありがとうございます。

まだまだビジョン達成への道のりは高い山ですが、トゥモローゲートはさらにオモシロイ会社創りに向けて変化を続けていきます。仕事のご相談や採用の応募もぜひこちらのサイトからお問い合わせください。それではみなさま引き続き応援よろしくお願いします。

西崎 康平

トゥモローゲート株式会社 代表取締役 最高経営責任者。福岡の大学を卒業後、人材コンサルティング会社に入社し24歳で大阪支社長に就任。2010年にトゥモローゲートを設立。経営理念を言語化し、ビジョンに向かう組織づくりをWEBやグラフィック、映像を駆使して企業の魅力を最大化する企業ブランディングを展開。Youtube、X、Tiktokによる積極的なSNS発信で総フォロワーは35万人を超える。

TEL 06-7167-3950

https://tomorrowgate.co.jp