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【悲報】選考は最初の3秒で判断される

採用
選考は最初の3秒で判断される

はじめまして。トゥモローゲート人事総務部の浦下です。

採用倍率が3500倍を超えることもあるトゥモローゲートで採用を担当しています。このブログでは、膨大な数の選考を見てきた経験をもとに、選考にあたって重要なことをお伝えしていければと思っています。

第一回は、「選考は最初の3秒で判断される」というすこしショッキングなテーマでお届けします。

メラビアンの法則

人の第一印象はどのくらいの時間で決まると思いますか?

答えは3秒です。とても短いですよね。
今回は、説明会・選考会で重要となる「第一印象を大きく変える方法」をお伝えします。

みなさんはメラビアンの法則をご存知ですか?

人が相手の印象を決める割合は、「見た目/表情/しぐさ/視線など」の視覚情報が55% 、「声のトーン/話す速さ/声の大きさ/口調など」の聴覚情報が38%、「話の内容など」の言語情報が7%だと言われています。

視覚情報(Visual: 55%):見た目・表情・しぐさ・視線など
聴覚情報(Vocal:38%):声のトーン・速さ・大きさ・口調など
言語情報(Verbal:7%):話の内容など

就活では、面接で何を話すか必死に考え、練習を重ねている人も多いはず。
それは無駄ではありませんが「何を話すか」より「印象」が重視されます。

選考官はスタート時の3秒間で見た目を判断し、その後の30秒間であいさつや話し方など相手の雰囲気を読みとります。この33秒間で、採用する可能性があるかないかをジャッジすることがほとんどです。

もちろんこの短時間で合否を決定することはありません。しっかりと相手のことを知るために選考します。
ただ、印象が良いと、より相手のことを知ろうとし、印象が悪いと「不合格にする理由探し」になるのが現実です。
一度印象が悪くなると、挽回するには相当な努力が必要だということです。

「人は見た目より中身が重要だ」
「自分らしさを評価してほしい」

こういった声を聞きますが、中身を評価してもらうためには、自分を見てもらえる機会をつくらないといけません。
「中身を見る」ことは2次選考以降が多いです。説明会や1次選考においては、まずは自社にマッチするかどうかを印象で決めることがほとんどです。
つまり、印象を良くする努力をしなければ、中身を知ってもらうチャンスは掴めません。バラエティー番組でよく「爪痕を残す」という言葉を聞きますが、選考においてはまずは「爪痕を残す」ことが大事です。

選考で爪痕を残すには

ではどうすればいいのか。
具体的な方法をお伝えしていきます。

まずは就活での接点を洗い出しましょう。
・説明会
・選考
・選考連絡(電話)

このなかで選考で重要視されているのはどれだと思いますか。
答えは全てです。

その全てで意識すべき6つのポイントをお伝えします。採用担当者はここを見ているよ、という大切なポイントです。

①あいさつ
明るく笑顔で元気よく。
冒頭で話したとおり、印象を決める3秒間は、このあいさつです。
「何を当たり前のことを…」と思うかもしれません。
けれど、その当たり前を実践できているのは10人中1人いるかどうか。
だからこそあいさつは、アピールできる絶好のチャンスです。

②表情
口角をあげて笑顔でいること。時に歯を見せて笑うことも大切です。
今はオンライン選考も多いので、表情だけで印象を与えなければいけません。
なのに真顔で話を聞いていると、印象を与えることなんてできないのです。
客観的に自分の表情を見ることも大切です。
たとえばZOOMだと自分の表情も映っていますよね。
そこで自分の思い通りの笑顔ができているか、チェックするのもいいかもしれません。

③声のトーン
声のトーンも印象を決めるうえで重要になります。
何も意識せずに話していませんか?
対面では1トーン。電話やオンラインなら2トーン上げるぐらいの意識で話してみてください。
それでやっと明るい印象を与えることができます。
逆に普段と同じぐらいのトーンで話してしまうと「暗い人なのかな」と思われてしまうので注意です。

④リアクション
反応するということ。これは、みなさんが思っている以上に大切です。
大きく頷く、驚く、笑う。
話に合わせて、リアクションをしてみてください。
声を出さずともできる、コミュニケーション方法です。

⑤積極的な姿勢
積極的な姿勢を行動で示すことが大切です。
説明会や選考の最後に用意されている質疑応答タイム。「とくにありません」と答えていませんか?
質問がない=興味がないと捉えられるので要注意。
説明会は、聞きたいことを気軽に聞けるフラットな場です。
その先の選考に進むと「今さら聞くのも失礼だな…」ということが出てきます。だからこそ説明会の段階でどんどん質問しましょう。

⑥相手に興味をもつ
興味をもっているかどうかは、態度で伝わります。
とはいえ必ずしも最初から興味がある企業ばかりではないと思います。
そんなときは自分から興味を持ちに行ってください。
企業の情報を調べたり、担当者のSNSをチェックしたり。
深く知ると、その相手に興味が持てるようになるのが人間です。
そうすることで相手にいい印象を与えられますし、
こちらも、より多くの情報を受け取れるようになります。

以上6つのポイントをおさえておけば採用担当者の目にとまる可能性は高くなります。

完成度は期待されていない

「相手に与える印象」にこだわってください。

緊張していて普段の自分を出せないこともあるかもしれません。
しかしビジネスにおいては、緊張しているかしていないかは関係ありません。
緊張することが悪いという話ではなく、どんなコンディションでも変わらないパフォーマンスを発揮することを求められるということです。
普段から意識して、そんな状況でも自分を出せる努力をしておきましょう。

採用担当者が期待していることは、今の完成度ではなく、これからの伸びしろです。これまで出来なかったことをどれだけ早いスピードで吸収し、成長できるか。つまり、このブログを読んだ後、自分をどれだけ変えられるかが勝負です。

就職活動・採用活動において、企業と求職者は対等な立場です。
求職者が下、企業が上ではありません。

必要なのは、礼儀作法。そして、相手に対するリスペクトです。

これから受けるさまざまな選考。終わったあとで「もっとこうすればよかった」と後悔することなく、「やりきった!」といえるような挑戦をしてください。

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