
「B-SCOREのカスタマーサクセスをやらないか?」
そう声をかけられた時、私はこう答えました。
「全然興味ないです」
今思うと、なかなか失礼な返答。
でも、当時の私の本音でした。
当時の私は、新規事業にもそこまで興味がありませんでしたし、
カスタマーサクセスという仕事もよく分かっていなかった。
ましてや、自分が事業を引っ張る側になるなんて想像もしていませんでした。
だから数年後、自分がB-SCOREの立ち上げメンバーとして200社近い企業と向き合い、
社員総会で表彰されることになるなんて、本当に想像していなかったんです。

でも、その道のりは決して順風満帆ではありませんでした…。
去年の私は、総会が終わって3秒で帰った
2024年の社員総会。
私は「敢闘賞」をいただきました。
本来なら喜ぶべき瞬間だったと思います。
でも、その時の私は素直に喜べませんでした。
嬉しくなかったわけではありません。
むしろ評価していただけたことは本当に嬉しかったです。
ただ、それ以上に悔しかった。
だから総会が終わると同時に会場を後にしました。
後から社内では「3秒で帰った」と言われていますが、本当にそれくらいの勢いでした。
なぜそんなに悔しかったのか。
今振り返ると、自分自身が一番納得できていなかったからだと思います。
B-SCOREの立ち上げに関わり始めていたものの、まだ成果らしい成果はありませんでした。
毎日必死に動いている。
でも結果として見えるものは少ない。
「本当に価値を生み出せているのかな」
「お客様の役に立てているのかな」
そんな不安をずっと抱えていました。
総会の翌日、上司の隼平さんから長文のLINEが届きました。
「有田も全然負けてない」
そんな内容でした。

でも私は、そのLINEにすぐ返信できなかった。
どう受け止めればいいのか分からなかったんです。
悔しさも、焦りも、不安も全部混ざっていて、自分でも整理できていませんでした。
今なら分かります。
あの日の悔しさが、この1年の原動力になっていました。
「この事業は明日も存在するのかな」と毎日不安だった
現在のB-SCOREは200社近い企業に導入いただいています。
でも立ち上げ当初は何もありませんでした。
とにかく目の前のことを一つずつ積み上げる毎日。
総会でも話したのですが、本当に毎日、
「B-SCOREって明日も存在しているのかな」と
特に本リリース直後は不安だらけでした。
お客様に価値を感じてもらえるのか。
継続して利用していただけるのか。
事業として成り立つのか。
考え始めるとキリがありません。
でも、不安だからこそ、お客様と本気で向き合うしかありませんでした。
200社の企業と向き合って見えた共通課題
B-SCOREは企業のブランド力を可視化するサーベイです。
ただ、私たちが本当に見たいのはスコアではありません。
・企業の中で、理念や価値観がどれだけ共有されているか
・社員がどれだけ同じ方向を向いているか
です。
多くの企業とお話しする中で気付いたことがあります。
それは、「志がない会社」はほとんどないということです。
むしろ皆さん素敵な想いを持たれています。
でも、「その解釈が揃っている会社」は決して多くありません。
経営者は伝えているつもり。
管理職も理解しているつもり。
社員も分かっているつもり。
でも実際に話を聞くと、それぞれが少しずつ違う理解をしている。
その小さなズレが、採用や育成、評価や組織運営のあらゆる場面に影響していることを知りました。
だから、B-SCORE実施後の打ち合わせでは、
「この会社は次に何をするべきか」を必ず考えています。
スコアを出すことが目的じゃない
実施後の打ち合わせで私が一番意識していることがあります。
それは、「お客様が次の一歩を踏み出せる状態をつくること」。
スコアが出る、課題が見える、分析結果が分かる。
でも、それだけでは会社は変わりません。
行動しなければ何も変わらないからです。
だから、「まず何から始めるか」を一緒に考えます。
ある企業様との打ち合わせでは、理念浸透について相談を受けました。
その時に提案したのは、理念説明会ではなく、
社長自身の創業ストーリーを語ってもらうこと。
理念だけを説明されるより、その背景を知った方が人は理解できます。
それが共感を生み、行動につながります。
これはB-SCOREだけではなく、トゥモローゲートがブランディング支援で大切にしている考え方でもあります。
言葉ではなく、想いを伝える。
その積み重ねが組織文化をつくるのだと思っています。
一番嬉しかったのは、お客様の言葉だった
この1年で一番嬉しかった出来事。
それは、売上でも導入社数でもありません。
あるお客様のSNS投稿でした。

この投稿を見た時、初めてB-SCOREが誰かの役に立てた実感が湧きました。
私たちがやりたいのは、企業の課題を指摘することではありません。
企業が前に進むきっかけをつくることです。
だからこそ、これからも数字だけではなく、その先の変化まで伴走していきたいと思っています。
そして今年、名前を呼ばれた
2025年度の社員総会。
「ささる賞」として私の名前が呼ばれました。
※音量にご注意ください
壇上に上がった瞬間、真っ先に思い出したのは去年の総会でした。
悔しくて3秒で帰ってしまったあの日。
「明日もB-SCOREはあるのかな」と、毎日不安で押しつぶされそうだった日々。
全部がつながっていました。
受賞そのものも嬉しかった。でもそれ以上に、
お客様に使っていただいていること、
支えてくれる仲間がいること、
挑戦を信じて任せてくれた人がいること。
その事実が嬉しかったんです。
もしあの時、「興味ないです」で終わっていたら
数年前の私に、「将来、新規事業の立ち上げをやるよ」と言っても、きっと信じなかったと思います。
でもトゥモローゲートには、今できるかどうかではなく、
これからどう成長するかを信じて任せてくれる人たちがいました。
だから私は挑戦できました。
B-SCOREも同じです。
企業の現在地を知り、課題を見つけ、次の一歩を考える。そして変化につなげる。
そのきっかけをつくるサービスでありたいと思っています。
まだまだ道半ばです。
でも、去年の私より少しだけ前に進めたと思える今だからこそ、次はもっと多くの企業の変化に伴走していきたい。
そんなことを考えながら、今日もお客様との打ち合わせに向かいます。
<あとがき>
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
トゥモローゲートには、私のように「興味がないところから始まった挑戦」がたくさんあります。
今の経験やスキルよりも、その先の可能性を信じてくれる会社です。
もしそんな環境に興味を持っていただけたら、ぜひ一度、説明会でお話ししましょう。
私と一緒に、B-SCOREを日本一のサーベイにする仲間と出会えることを楽しみにしています。
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