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ブランディングデザインの成功事例7選

どうも久米川です!

さいきん寒くなってきましたね!風邪をひきやすい時期なので体調管理に気をつけている今日この頃。みなさんも気をつけてくださいね!

さて。ブランディングデザインについて解説した前回の記事は読んでいただきましたでしょうか。今回の記事は前回の記事を読んでからの方がわかりやすいと思うので、まだの方はぜひチェックしてみてください。

今回はブランディングデザインの成功事例について書いていきます。あんな企業やこんな企業がどんなデザインでブランドを表現しているのか気になりますよね。中でも特に気になった事例を紹介していきます!

それでは行ってみましょう〜!

株式会社明治のロゴ

出典 : https://www.meiji.co.jp/

コンビニやスーパーで見かけない日はないと言っても過言ではない明治製菓のロゴ。実は2009年にリニューアルされています。知っていた人はいますか?

従来のロゴよりも全体的に丸みを帯びさせることでやわらかくてあたたかいイメージを表現。また「iji」を人が寄り添っているような姿に見立てることで食品メーカーとしての安心感を新たに表現したそうです。

企業のブランディングにおいて、経営理念をロゴやサイトなどにデザインとしてアウトプットすることはとても大切です。アウトプットを通じて伝え続けることでその企業が持つブランドイメージが浸透していくんです。

この明治製菓のロゴは『「おいしさ・楽しさ」の世界を拡げ、「健康・安心」への期待に応えてゆくこと。』という経営理念にある言葉を体現しており、ブランディングデザインの成功事例と言えますよね!

レッドブル

出典 : https://www.redbull.com/jp-ja/energydrink

忙しい人は飲む機会が多いであろうレッドブルもブランディングデザインの成功事例としてよく挙げられる企業です。(ちなみに僕は毎日のように飲んでます笑)

従来のレッドブルはカフェインが入っているエナジードリンクであるために若い世代の人気があまりありませんでした。どこか「おじさん臭い」というイメージを持たれていたそうです。

おじさん臭いイメージを払拭するために考えそうなことといえば「カフェインの量を少なくする」や「栄養の配合を変える」ですが、レッドブルがとった戦法は全く違いました。

従来のエナジードリンクの「疲労回復」のイメージとは違う「飲むと強くなる」「力を発揮する」というイメージを訴求するために「レッドブル、翼を授ける(Red Bull Gives You Wings)」というブランドメッセージを策定し、それに沿ったキャンペーンを展開しました。

社長のディートリッヒ・マシテッツさんは、レッドブルを単なる飲料ではなく「エキサイティングな体験」「スリルや冒険そのもの」と定義しており、従来のエナジードリンクとの大きな差別化を狙っていたことがわかります。

このように、レッドブルは商品の具体的な機能性について一切語ることなく、キャッチコピーやデザイン、プロモーション活動を通してブランドイメージを確立させました。
 
その結果、1本200円以上と他のエナジードリンクよりも高い価格設定にもかかわらず、若者から絶大な支持を集めるドリンクとなりました。まさにブランディングデザインが成功した事例ですよね〜。

SMX Search Marketing Expoのロゴ

出典 : https://marketinglandevents.com/smx/

SEOやデジタルマーケティングのカンファレンスとして有名な「SMX Search Marketing Expo」はロゴの刷新によってブランドイメージを一新することに成功しました!

2007年に制作された従来のロゴは字体や色合いから「古い」というイメージがあり、最新のトレンドを追うカンファレンスのイメージとは合わないという問題がありました。

そこで刷新したロゴは、現代風のシンプルなフォントで非常に見やすくなっています。さらに、SEOを連想させる虫眼鏡のイラストを入れることで事業内容もわかりやすくしています。

こんなふうに、自社やサービスに見合ったロゴを制作することでブランドイメージを伝えることもできるんですねえ。

SHIBUYA 109

出典 : https://www.shibuya109.jp/

東京渋谷にあるファッションビル「SHIBUYA 109」の新しいロゴは2018年4月18日〜5月20日の約1カ月間の一般公募で決められました。4つの最終候補が絞られて、最終的にはハナガキダイジュさんと池田敦美さんの共同デザインによるロゴが選ばれました。

新しいロゴは“109”の“マル”に着目した丸みのあるデザインとピンクのグラデーションが特徴で現代の若者らしい色使いとなっています。またロゴの文字を全て繋げることで「渋谷の街の人々を全部つないでいく」というメッセージを表現。グラデーションのロゴがどことなくInstagramのカラーリングに近いのも若者受けの理由になっていそうです。

このロゴ刷新ブランディングにはもう一つの特徴があります。

「若者の今を輝かせ、夢や願いを叶える」という経営理念に沿って若者も含めた公募を行ったというところです。ロゴを変更するだけでなく変更する方法までこだわるところにブランディングの深みを感じますよね〜。

今治タオル

出典 : https://imabari-towel.jp/shop/default.aspx

「今治タオル」ご存知の方も多いと思います。贈り物や結婚式の引き出物なんかで重宝されるブランドタオルです。そんな今治タオルの中でも特徴的なのがロゴデザイン。

手がけたのはクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんです。今治の温暖な気候ときれいな水が質のいいタオルを作るのに適していた事実から、それを象徴するロゴをつくりあげたそうです。

また、覚えてもらいやすくするためにタオル本体は赤色と青色を使用したシンプルなビジュアルに。一目見ただけで今治タオルであることが分かることを意識したそうですよ。

スターバックスのロゴ

出典 : https://www.tailorbrands.com/blog/starbucks-logo

みんな大好きスターバックスのロゴは人魚をモチーフにしています。ギリシャ神話に登場する「セイレーン」という人魚はその歌声で船乗りを魅了していました。それと同じようにコーヒーでお客様を魅了したいという思いからロゴが出来上がっていったそうです。

そんなスターバックスのロゴは事業内容の変更や拡張が理由で創業から4回も変更されています。ロゴの変更は、認知されているブランドほどネガティブな声も上がりやすいですし、ユーザーが混乱する場合もあります。その混乱が企業のブランドイメージに影響を与えることもあります。

そういったリスクが想定される中でスターバックスは一部分だけを変えることで消費者の感情を「変化による違和感」ではなく「変化を気付く楽しさ」に変えてみせたんです。

デザインを大きく変えないことで、スターバックスの認知を担保しつつ思いや事業内容を反映した事例です。消費者をはじめとするステークホルダーとのコミュニケーションで参考にしたい事例ですね!

Googleのロゴ

出典 : https://about.google/intl/ALL_jp/

Googleのロゴデザインには大きく二つの特徴があると僕は思います。

一つ目の特徴は「色」。赤、緑、黄色、青とカラフルで彩度も高くポップな色合いになっています。おそらく①分かりやすさ②提供している多様なサービスの二つを表現しているのだと思います。

二つ目の特徴は「デザインの一貫性」です。Googleが運営するGoogleカレンダーやドライブ、ブラウザ、ドキュメントなどのロゴデザインのトンマナは統一されています。

大企業であるほど事業の数は多く、そのぶんロゴデザインの数も多くなるのでデザインに一貫性を待たせるのは大変ですが、Googleは見事に一貫性を実現しています。それはつまりブランドに一貫性があると言えるんですね。

トゥモローゲートのブランディングデザイン

最後にトゥモローゲートのブランディングデザイン事例について詳しく書かれた記事をご紹介します!

この記事で紹介した事例のように、トゥモローゲートもブランド戦略からロゴ制作、サイト制作、パンフレット制作など一貫したブランディングデザインを手がけています。興味がある人はこちらのリンクからチェックしてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ロゴをはじめとするデザインにはその企業が持つ戦略や理念が詰め込まれています。デザイナーとしてデザインをチェックする際にはただデザインを見るだけでなく、その背景にあるブランディングについて考えてみても面白いかもしれませんね。

今回はここまです!最後まで読んでいただきありがとうございました〜!

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