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WEBデザイナーとUIデザイナーの違い|スキルや仕事内容、年収から解説

デザインWeb

どうも。肩書きはWEBデザイナーですが、最近UIデザイナーになりつつある久米川です!

みなさんはWEBデザイナーとUIデザイナーの違いは?と聞かれたら即答できますか。なんとなく分かるけど言葉にするのは難しい…という人が多いのではないかと思います。

トゥモローゲートの社員としてWEBデザインやグラフィックデザインを行う中で、頭の中を整理する意味でも「2つの違いを明確にしてみよう」と思ってこのブログを書き始めました。

WEBデザインとUIデザインにはそれぞれ違った特徴や面白さがあります。このブログを読み終わるころには2つの違いが明確になっているはず。違いが明確になればデザイナーとしてどんなキャリアを歩めばいいのかも明確になっているはずです。ぜひ最後までご覧くださいね!

WEBデザイナーとUIデザイナーの違い、徹底解説です!

はじめに

そもそもWEBデザインとは?

2つの違いを解説する前にそもそもの話から。WEBデザインとはWEB上に表示されるホームページの見た目(デザイン)を制作することを意味します。レイアウトや色の選定、写真の加工、文字のデザインまで、ほかの媒体のデザインと同様にその制作物のほぼすべてを手がけます。ユーザー視点に立つこともWEBデザインをする上で大切なポイントですが、それ以上にクライアントの課題解決やクライアントらしさを忠実に表現することが主目的になります。

WEBデザインについてはこちらの記事でかなり詳しく解説しています。よければのぞいてみてください。

そもそもUIデザインとは

一方のUIデザイン。UIデザインのUIは「ユーザーインターフェース」の略でその名の通りユーザーとの接点を意味する言葉。そこにUIが付くUIデザインはユーザーとの接点を重視したデザインということになります。一番の特徴はやはりユーザー目線を最重要視する点です。ユーザーがWEBサイトやスマホアプリを快適に使うための機能性を意識したデザインが求められます。アプリをイメージしがちですが、全ての媒体に必要な概念と言われています。

WEBデザイナーとUIデザイナーの違い

では、先ほど紹介した2つのデザインを主戦場とするWEBデザイナーとUIデザイナーの違いを見ていきましょう。一体どんな違いがあるのでしょうか?

それぞれの仕事内容は?

  • WEBデザイナー:クライアントの“らしさ”を表現し、課題を解決するデザイン作成
  • UIデザイナー:ユーザー目線(クライアントの顧客)で見た使いやすいデザイン作成

「誰の目線で作るか」が大きな違いです。クライアントの要望や目的に沿ったデザインを作ることはもちろん大切ですが、作った先にどんな結果が生まれるのか、どんなアクションをとってほしいのかなど、サービスを使うユーザーに沿ったデザインを作ることも大切。ここからはより詳しい違いを見ていきましょう。

■WEBデザイナーの仕事内容
WEBサイト全体におけるパーツのひとつひとつ(バナーなど)から全体のビジュアルまでをトータルでデザインする仕事です。クライアントから受けた依頼を元にアニメーションなどの動きを考慮に入れたラフデザインを作成。その後PhotoshopやXDなどのツールで本格的なデザインを作り上げていきます。会社によってはエンジニアとデザイナーが分業されているケースもありますが、デザイナーがデザインからコーディングまで全て担うケースもあります。

■UIデザイナーの仕事内容
UIデザイナーはWEBサイトやアプリケーション、サービスなどUIを必要とする多くのサービスのデザインを作成します。ユーザーの行動分析やユーザビリティテストを通して、ユーザーがアプリやサービスをどのような目的で、どのような流れで使用しているのかを確認するところから担当します。調査した結果に基づいて企画を考え、ワイヤーフレームを作成します。場合によってはプロトタイプまで作成することもあります。

必要なスキルは違うのか?

■共通するスキルもある
UIデザイナーにもWEBデザイナーにも共通する必要なスキルがあります。それが基礎的なデザイン力です。情報の整理、レイアウト、配色、タイポグラフィなどの基礎知識はデザインする上での必須のスキルなので職種は関係ありません。

■WEBデザイナーに必要なスキル
WEBデザインにはビジュアルやバナー、ロゴにアニメーションとデザインが絡む要素がとても多いのが特徴です。また制作会社によってはデザイナーがコーディングまで担当するケースもあるので、コーディング言語であるHTMLやCSSの知識も求められるケースがあります。またクライアントはもちろん制作チームとうまく仕事を進めていくためのコミュニケーションスキルも不可欠。必要なスキルはデザインだけじゃないということです。

■UIデザイナーに必要なスキル
対してUIデザイナーはWEBサービスやアプリのデザインが主戦場で、プロトタイプの作成などWEBデザインには含まれていない必要なスキルが数多く存在しています。また、デザインを作る上で使用するソフトも違います。Photoshopを使うのが一般的なWEBデザイナーに対してUIデザイナーはAdobe XDやFigmaなどのUIツールが一般的。このように職種によって求められるソフトのスキルも変わってくるということですね。

中でもUIデザイナーにとって最も重要とされるスキルが分析力と改善力です。ユーザーの視点に立ち、Webサイトやアプリを見たときに思うことや使ったときに感じることなどを客観的に分析。その分析結果をもとにどんどん改善していくスキルまで必要となります。どちらかと言えばユーザーの不満やストレスを解消するという目的が強いです。

年収はどちらが高いのか?

■WEBデザイナー
どの職種にも言えることですが年収は働き方によって変わります。ここで紹介するのは“会社に勤務しているWEBデザイナー”です。会社に勤務しているWEBデザイナーの平均年収はおよそ480万円前後言われています。会社の規模やスキル、年齢によって変動しますがすべてを平均するとこれくらいの額になるとのこと。

■UIデザイナー
対してUIデザイナーの平均年収はおよそ610万円前後と言われています。WEBデザイナーと比べてかなり高額になっていることが分かりますよね。求められる技術が高くて多いことが高額な理由だと思われます。

ここで紹介した平均年収は“日本国内で働いている”という条件で調べたもの。海外勤務の人を入れると平均額はさらに高くなるとか。さらに詳しく知りたい人は『indeed』の年収・給与検査機能を使ってみてください。

向いている人の特徴に違いはあるのか?

WEBデザイナーとUIデザイナーで向いている人の違いはあるのでしょうか。いろいろな情報を調べる中で見えてきたことや自分の実体験を元に洗い出してみました。

WEBデザイナーに向いている人の特徴
・ビジュアルをデザインしたい人
・コーディングが好きな人
・コミュニケーションが得意な人
・WEB制作を中心に手がけたい人
・アニメーションが好きな人

■UIデザイナーに向いている人の特徴
・機能美をデザインしたい人
・機能美にこだわりたい人
・WEBサービスやアプリの課題を解決したい人
・スマホアプリをつくりたい人
・調査や改善が得意な人

その上で共通点をあげるとするならば「デザインで人を喜ばせるのが好きな人」です。WEBデザイナーにしてもUIデザイナーにしてもお客様とコミニュケーションをとる機会が仕事です。つまり自分の作ったデザインに対しての成果や評価を直接感じることができます。そのぶんプレッシャーはありますが、うまくいった時のよろこびはひとしお。自分がつくったデザインで誰かを喜ばせることができたときのやりがいは計り知れません。

WEBデザイナーとUIデザイナーどちらを目指すべき?

このブログを読んでいただいている人の中には“これからデザイナーとしてのキャリアを歩んでいきたい”と思われている人もいるかと思います。どちらも需要のある職業なので一概に「こっちのほうがいい!」というのはありませんが、ハッキリと言えることが一つだけあります。

UIデザイナーになりたいと思っている人はWEBデザイナーになったほうがいいです。

ん? どういうこと?解説しますね。

WEBデザイナー→UIデザイナーの順番が理想

そもそもの話になりますが、いくらUIデザインがユーザー視点に立って作るものとはいえ、余白や配色、レイアウトやジャンプ率などWebデザインのスキルがないといいUIデザインは作れません。また、サイトのメインビジュアル作成の依頼が来た時に「自分はUIしかできないので」となるとデザイナーとしての価値は落ちていくばかり。

なのでまずはWebデザイナーとして「装飾美(ビジュアル力)」を身に着けて、そこからUIデザイナーの道へ進むことをオススメします。いきなりUIデザイナーになるというのはなかなか難しいのでWebデザイナー→UIデザイナーという手順を踏みましょう。現に第一線で活躍しているUIデザイナーは元Webデザイナーであることがほとんどです。

UIデザイナーはWEBデザイナーの進化系と言えるかもしれませんね。これからデザイナーとしてのキャリアを重ねていきたい人はぜひ参考にしてみてください!

WEBデザイナー/UIデザイナー募集中!

UIデザイナーとWEBデザイナーの違いを解説してみました!どちらも経験したからこそ言えるのはWEBデザイナーとして培ったスキルはUIデザイナーにも活かせるということ。どちらも魅力的で需要のある職種なので、デザイナーとしての幅を広げたいと思う人は両方挑戦してみてもオモシロイかもしれませんね!

そしてそして…。

トゥモローゲートではWEBデザイナーもUIデザイナーも絶賛募集中です!どちらかではなくどちらもです!

特にこれから挑戦する新規事業においてはUI/UXデザインがすごく大切。興味のある方は以下からぜひエントリーしてみてください。「話を聞いてみたい」という方も大歓迎です!お待ちしています!

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