就活はスタートダッシュで差をつけよう。

採用

いよいよ本格的に就活がスタートします。

就活生の多くが「はやく終わらせたい」と考えると思います。将来がかかった重大な“レース”で見えないゴールに向かって突き進むのは辛いですよね。自分の価値を「合格」「不合格」というカタチで判断されるのは残酷ですから。うまくいけば良いものの、なかなか就職先が決まらないと焦ります。“早く内定をもらって終わらせたい”“この残酷なレースから抜け出したい”。そう思うのは自然なことです。今回のブログではそもそも早く終わらせることが正解なのかどうか?就活で周りと差をつける方法?スタートダッシュを決めるコツは?などをまとめていこうと思います。ぜひ参考にしていただけたらと思います。

「内定」に対する考え方を整理しよう

冒頭でも書いた通り就活を「早く終えたい」と思うのは自然です。就活経験者の多くが共感できると思います。でも、みなさん薄々感じている通り早く終わらせればいいというワケではもちろんありません。就職活動は将来を決める、人生を決める重大なイベント。1社から内定をもらってホッとして終わりではなく納得いくまで続ける姿勢を大切にしてください。どれだけ続けられるかがその後の人生を大きく左右しますから。

複数の会社から内定をもらうことをモチベーションにしたり、ステータスにしたり、安心材料にしている就活生は多いです。当たり前ですが、入社できる会社は1社だけ。大切なのは数ではありません。こういった就活生に共通しているのは「内定」をゴールに設定しているということです。内定はゴールではなくあくまでスタートです。言葉にすると当たり前かもしれませんが、辛くて苦しいレースだけにスタート地点に立てただけでホッとしてしまう人が多いです。

内定をゴールにして生まれる弊害は他にもあります。それは、周りの人と比べてしまってモチベーションが下がること。「周りはどんどん内定をもらっているのに自分は…」と落ち込んでしまう人は多いです。気持ちはわかります。特に同年代が同時期に行う就職活動は周りと比較しやすいので。でも、考えてみてください。周りの人の内定と自分の人生は直接関係ありません。大切なのは“あなた”がどこに行きたくて、それに対してどんな行動をして、どんな結果が出たのか。周りと比較する時間はもったいないです。自分の目標を達成するために自分に集中してください。もしどうしても気になってしまうのであれば、仲の良い友達であったとしても意図的に距離を置くことを考えてもいいかもしれません。

就活は「一つの正解」を求められる行事ではない

「面接でこんな回答をしたら内定が出た」「履歴書にこんなことを書いたから合格できた」そういった成功談はあくまで一つの事例でしかありません。違う人間が違う会社を受けるのに同じ言動をしたから確実に合格できるなんてことはあり得ない。就職活動は学校のテストとは違います。誰にでも共通する正解なんてありません。志望している企業が“あなた”という個人に求めていることは何なのか。冷静に分析し、その求められていることに応えられるように選考に臨むこと。この当たり前の徹底が何より大切です。

一つの正解なんてないのに一つの正解を求めてしまうからこそ出てくるのが「自分には誇れる実績がない」「周りより優れている能力はない」といった自信なさげな発言です。最近よく聞く言葉に「ガクチカ」があります。「学生時代に力を入れたこと」の略語です。このガクチカに自信がなくて悩んでいる就活生がたくさんいます。

安心してください。これまで採用担当としてたくさんの学生と出会ってきましたが、ガクチカに大きな差はありません。確かに「〇〇部のキャプテン」や「大企業のインターン」など一見凄そうな経歴の学生はいます。ただ、企業が見ているのはガクチカそのものではなく、その中でどんなことを意識し、どんな行動をして、どんな結果を出して、その経験を社会でどのように活かしていくのかが明確になっているかどうかです。華々しい経験がなくても大丈夫。自分が今ある環境の中で「どのように」やってきたのかを明確にすれば大丈夫。

ないと不安に感じるならつくればいい。今から本気で行動すればつくれるのに、それをしないから評価が変わらないんです。

就活で思い通りの結果を出す人の共通点

スピードと実行力

まず挙げられるのは行動スピードの速さ。就活ができない時期から企業や仕事に関心を持っている人はもちろん、就活がスタートしてからドンドン行動する人は思い通りの成果を出す傾向があります。たとえうまく行かない時期が続いても落ち込むことなくドンドン行動できる人は強い。またスピードだけでなく実行力も大切。スケジュールの都合や天候などが理由で「今日はしんどいから説明会休もうかな」と思った経験は多くの人があるはず。たとえそうなったとしても一度行くと決めたのなら必ず行く。この実行力が高い人は成果を出す可能性も高いです。

ゆとりある行動習慣

時間にゆとりを持って行動できるというのも成果を出す就活生の特徴かと思いまます。エントリーシート、履歴書、課題。就活ではさまざまな提出物が求められます。それらにはもちろん期限が設定されています。たとえ想定外のトラブルやスケジュールの変更があったとしても期限を守れる人はきちんと評価されるのが社会です。学生時代の夏休みの宿題のように不完全なものを期限ギリギリに提出するなんてもってのほか。ゆとりをもって、自分が納得できるレベルに仕上げたものを提出しましょう。

広い企業理解

そういった「人として当たり前のこと」を徹底した上で意識して欲しいのはジャンル問わずたくさんの企業を知ることです。就職媒体や企業のホームページで書かれている情報を見て理解した気にならず、実際に働いている人に会えるチャンスがあるなら積極的に足を運ぶこと。一定の時間をかけて多くの企業をじっくり見るチャンスは就活生の特権です。自分の目で見て、肌で感じて「ここだ」と思った企業に入社するための挑戦をスタートさせる。これが大切です。

企業は就活生をどこを見ているのか

第一印象

就活生が選考で意識していることとして「自分らしさを伝える」という答えが上がってくるケースが多いです。間違いとは言いませんが、もっと最初に意識すべきことがあります。それは「相手が求めていることに対して自分をアピールすること」です。では相手が求めていることとは何なのか。もちろん企業によって変わりますが、その中でも共通しているのは「入社後にどのような人間関係を築き、どのような行動をし、どのような成果を残してくれるか」です。では企業は就活生のどこを見て入社後の“活躍像”をイメージするのでしょうか?一つ目は第一印象です。

第一印象から想像すること
・一緒に仕事がしたいかどうか
・お客様に会わせられるかどうか
・社内外で愛される人かどうか
・素直に話を聞ける人がどうか

こういった要素はたいてい出会って数分、場合によっては数秒で判断できます。皆さんも経験がありませんか。初対面や少し話した感覚で「この人とは仲良くできそうだ」「この人とは気が合わなそうだな」と思うこと。選考も同じです。どうすれば良い第一印象を与えられるかどうかはこちらの記事で詳しく解説しているのでよければどうぞ。

対人スキル

第一印象に続いて企業が見ているのは周りの人との関わり方です。対人スキルとも言えます。

対人スキルから想像すること
・チーム内でどんな役割を担えるか
・どんな役割でも積極的に取り組めるか
・他のメンバーと良好な関係性を築けるか
・円滑なコミュニケーションをとれるか
・目的からズレずに行動できるか

面接官とのやり取りはもちろん、グループワークや集団面接など他の就活生とのやり取りもそうです。話し方や話の聞き方、協力するときの姿勢などを詳しく見ていることが多いです。こちらに関しても別の記事で詳しく解説しているのでよければ目を通してみてください。

実績とビジョン

実績といっても何かの受賞歴などわかりやすいものがなくても構いません。自分なりに何かをやり遂げた経験があれば規模が小さくてもいい。そのかわり、やり遂げるために何を考え、どんな行動をとり、どんな成果が生まれたのかをきっちり自分の言葉で説明できるようにしましょう。証明となる数字などがあればなおいいです。

また過去の実績だけではなく、今後やりたい目標・ビジョンに対して、今から動いていきましょう。「入社したら○○を頑張ります」という言葉をよく聞きますが、本当に入社してからでないと出来ないものなのか。なぜ今できないのかという視点で見られます。言葉だけでなく行動から示すことができればなお強い。

実績から想像すること
・壁にぶつかった時に乗り越えられるかどうか
・物事をやり抜ける人間か
・口だけではなく行動に移せるか

もちろん入社してみないことには分からないことはたくさんあります。でも、大丈夫。大事なのは「この会社でやってやるんだ!」という強い意志を行動から伝えること。実績とビジョン。2つをしっかりと、自分の言葉で語れるような状態にしておくことが就活においてとても大切なことになります。

入りたい企業が就活で見ているポイントを調べよう

①第一印象②対人スキル③実績とビジョンという3つのポイントを紹介しました。しかしそれらのニュアンスは企業によって微妙に異なります。あなたが入社したい企業のニュアンスを見極めるために有効なのは実際に働いている社員を分析することです。求人媒体はもちろん、企業サイトや採用サイト、SNSなど発信されている情報を網羅してください。するとだんだんその企業が求めている人の傾向が分かってきますから。

企業が求める人物像と自分が貢献できることを合致させる

あなたが入社したい企業が求めていることを自分なりに整理できたら、あとは自分のアピールポイントをそこに合わせていくだけです。自分に嘘をつくという意味ではありません。自分の持っている力やちょっとした工夫で企業のニーズに合わせることは可能。例えば以下のようなカタチ。

・明るくて元気な人を求めている企業なら、誰よりも明るくて元気な挨拶をする
・志望度の高さを重視している企業なら、資料を準備したり手紙を書くなど+1の行動をとる

就活でスタートダッシュを決めよう

就職活動の結果がこれからの人生を大きく左右することは言うまでもありません。辛く、苦しい期間かもしれませんが、この期間に手を抜いてしまうとその何倍も辛くて苦しい時間が続いてしまう可能性だってあります。逆に、手を抜かずにやるべきことに全力で取り組めば豊かな社会人生活を送るチャンスが広がります。そのためにまずやるべきなのは、万全の準備をした上でスタートダッシュを決めること。周りと差をつけるために、これは必須です。

「あの時もっと努力していれば…」という後悔はしないように、先延ばしにせず、逃げることなく就職活動に向き合ってください。その姿勢は、就職活動の結果はもちろん、その先の人生にもポジティブな影響を与えてくれるはず。皆さん就職活動が充実したものになるように願ったところで今回のブログは終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。