以前ブログで告知したこどもインターンシップを開催しました!
2年前の2020年はコロナウイルスの影響で中止。2021年はオンライン開催。しかし今年は念願のオフライン開催で下。今回のブログでは、その当日の様子をお届けしたいと思います。ぜひ最後までご覧ください!
INDEX
そもそもなぜトゥモローゲートがこどもインターンを開催しているのか最初に説明したいと思います。
こどもインターンとは、エンタメ要素を織り交ぜた仕事体験をしてもらうことで、将来のキャリアのきっかけづくりや、キャリアの選択肢を増やしてもらうことを目的としたイベントです。
一般的なインターンシップに参加できるのは大学生から。でも、大学生からじゃないといけない理由はありません。
もっと早い段階から仕事体験をする機会があってもいい。気軽に参加できて仕事の楽しさや難しさを知る機会があってもいい。そんな想いがきっかけでトゥモローゲートはこどもインターンシップを開催することになりました。
また、トゥモローゲートが掲げるMISSION「世の中にきっかけを。」に沿った企画であることも、毎年開催している理由の1つです。仕事体験を通して子供たちの未来をひらくきっかけになりたい。そんな想いも込められています。
それでは、2022年8月に開催したこどもインターンのレポートをしていきますね。
今年は2日間開催。おとな31名、こども32名の合計63名が参加。沖縄や福岡など県外からもご参加いただくなど、おかげで大きく盛り上がることができました!
まず最初はオフィス見学ツアーです。メンバーが仕事をするスペースはもちろん、すべり台、芝生スペース、卓球台など、特徴的なエリアを解説付きでご案内。こどもの頃から実際にオフィスを見られるのは貴重な機会だと思います。
オフィス見学が終わったら仕事体験がスタート。まずは「仕事とは?」について考える時間です。
トゥモローゲートから子供たちへ伝えるのは「お困りごとを解決し、感謝されることでお金をもらうのが仕事」ということ。お医者さんであれ、パイロットであれ、先生であってもその構造は同じ。
こうしてまずは「仕事とは何なのか?」を理解してもらうところからイベントはスタートします。
ここから実際に仕事を体験してもらいました!
今回のインターンシップを通して身につけてもらいたいと思っていたことは主にこちら。
・考える力
・自分の意見を伝える力
・自分で決断する力
・仲間と協力する力
・コミュニケーション力
体験して終わりではなく、体験した結果としてどんな力を得るのかが大切。その力を得るために以下4つの職業体験を用意しました。
一つ目の仕事体験は営業から。こどもたちに取り組んでもらった課題はこちら。
「ものが売れなくて困っているひとがいます。魅力をつたえて代わりに売ってあげよう」
お客さまが欲しいものは何なのかをヒアリングし、商品の良さを伝える体験をしてもらいました。お客さま役はトゥモローゲートの社員。こどもたちのプレゼンを聞いて「買いたい」と思ったらTGマネーを払う仕組みです。
この日はじめて会った人とコミュニケーションをとるだけでなく、課題を引き出し、解決策を提案するという、こどもたちにとっては大変な体験だったと思います。でも、だからこその楽しさや学びがあると私たちは考えています。
次の仕事体験はデザイナー職です。課題はこちら。
「YouTubeのサムネイル画像をどれにしようか悩んでいるひとがいます。動画の魅力が伝わるデザインをつくってあげましょう」
サムネイルとは、YouTubeの動画1つ1つに設定できる画像のこと。その完成度によって動画の再生数が変わる、とても重要な役割を担っている画像です。
トゥモローゲート代表西崎のYouTubeを参考に、こどもたちには「動画を見たい」と思うサムネイル画像をデザインしてもらいました。
どんなサムネイル画像であれば「見たい」と思ってもらえるのか。事前に用意した写真を組み合わせながら作成してもらいました。以下が、実際にお子さんが作成したサムネイル画像です。
次の仕事体験は動画の撮影と編集です!取り組んでもらった課題はこちら。
「オフィスの魅力を伝えたくて悩んでいる人がいます。動画を撮影・編集して代わりに伝えてあげよう」
自分の意見や考え、感想を自分の言葉で誰かに伝える力はどんな職業にとっても大切な力です。この仕事体験では、撮影場所や動画の内容を自分たちで決めてもらい、自分たちで考えて伝えるところまで取り組んでもらいました。
最後の仕事体験はライター職です。取材・文章制作に挑戦してもらいました。課題はこちら。
「仕事内容を知ってもらいたいと悩んでいる人がいます。取材して紹介シートをつくってあげましょう」
事前に用意したヒアリングシートをもとに、悩んでいる人役のトゥモローゲート社員へ取材をしてもらい、その内容を文章にまとめてもらいました。
1人ではなくみんなで協力して取材をすることで、コミュニケーションが苦手な子どもたちや文章が苦手な子どもたちも上手くまとめることができました。最後までやり遂げた達成感で、みんないい表情をしていましたよ!
仕事体験はここまで。記念撮影をした後は自由時間としてオフィスで遊んでもらいました。仕事体験でゲットした『TGマネー』(当イベントだけで使えるお金)で買えるお菓子やジュースを用意したことで大盛り上がり。
普段はお父さんお母さんに買ってもらうところを、この日はこどもたちが自分で“稼いだお金”でお父さんお母さんに買ってあげていました。なんとも微笑ましい光景で運営側の私たちまでほっこりしていました。笑
実は、メインイベント(?)が最後に残っていました。それは、実際にこどもたちがつくった映像の上映会です。イベントの最後に参加者全員で見るのがイベント最後のプログラム。
誰かがつくった映像を見る以上に自分でつくった映像を見る感動は大きかったようで、お子さんも、お父さんお母さんも、感慨深い表情で映像を食い入るように見られていました!
イベントレポートはここまでですが、最後に参加いただいた方々からの嬉しい声を紹介していたと思います。
とても良かったです。1番は営業体験が良かったです。出来れば学校への出前授業や学校へ指導して欲しいと思いました。どのブースも、子供本人に意見を聞き考えさせていたのが良かったです。今の子達は直接人と話す事が昔に比べて減ってるので、自分の意見を人に伝えることが少しは出来たのでは?と思います。ありがとうございました。
学校ではできない体験ができました。動画編集に興味を持っていた息子が、意外にも営業を楽しんでいたり、やってみることで発見があるなーと。
営業の「物を売る」のロープレが面白かったです。家庭でも応用しやすいかなと思ったので、欲しいものがある時にでも、プレゼンさせてみようと思いました。
期待通りで、子供にとって、社会の仕組みを垣間見ることができる大変貴重な時間だったと思います。また、仕事→お給料をもらう→買い物の流れが良かったです。
このようなイベントをあまり楽しくなさそうに参加する子供でしたが、楽しいと言いながら真面目にインターンに取り組んでいたので大変満足です。沖縄から参加して本当に良かったです。
これまでは人事総務部・広報発信部が主体で運営していたこどもインターンですが、今回はさらに盛り上げるために運営メンバーを社内で募集。集まったメンバーで企画の立ち上げから運営まで一貫して行いました。
こどもインターンは参加してくださるお子さんのためというのが一番の目的ですが、開催することによって一体感が生まれるなど、社内にもメリットがあるんだということを痛感しました。
また今回の開催をうけて「中学生向けにもやってほしい」「学校に出張インターンにきてほしい」というリクエストもいただきました。いつになるか明言はできませんが、ご期待に応えられるよう企画を進めてまいります。
「なぜ子どもインターンシップをやっているのか?」といった目的に関してはこちらのブログに詳しく書いています。ご興味のある方はのぞいてみてくださいね!