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歴史に残る企業へ加速させるリブランディングプロジェクト|企業ブランディング事例

株式会社W-ENDLESS(ウェンドレス)。大阪と東京に本社を構え、「インターネット広告事業」と「WEBメディア事業」2つの事業を軸に急成長を遂げている会社様です。8期目にして売上は50億円に迫り、従業員数は110名を突破。その勢いはとどまるところを知りません(数字は2023年4月時点)

その成長を加速するためにリブランディングをご決断されました。トゥモローゲートが実施したのは企業が提供する価値などを言語化した「ブランドコンセプト設計」と、ブランドコンセプトを基に展開する「コーポレートサイト制作」。今回のブログではその一連の流れや背景をご紹介します。

歴史に残る企業への
足がかりを目指して

W-ENDLESS様は「歴史に残る企業へ」という言葉をMISSIONとして掲げています。

W-ENDLESS様にとっての「歴史に残る企業」とは、日常にあって当たり前の存在のこと。全ての人たちがW-ENDLESSのサービスを使い、社会インフラのような役割を果たしている状態のこと。

トゥモローゲートは今回のリブランディングを“歴史に残る企業への足がかり”と捉え、同社の事業、実績、人、スタンスなどの魅力を訴求し、これまで以上のファンを生み出すことをゴールイメージに設定しました。

スピードを最大限表現した
ブランドコンセプト

リブランディングプロジェクトのスタートは「ブランドコンセプト設計」です。

ブランドコンセプトはその企業の魅力や“らしさ”に加え、ターゲットがメリットを感じる言葉を端的に表現することで、企業が進むべき道や提供すべき価値の共通認識を生み出します。“うちの会社はこうあるべきだよね”という指針となる言葉。W-ENDLESS様にご提案したブランドコンセプトはこちらです。

『RED SPEED COMPANY-前人未到の成果を、最速で。-』

振り切るほどのスピードで走る。

めまぐるしくルールの変わるIT業界で突き抜けてきた、
W-ENDLESSの変わることのない信念。

どこよりも高いトップラインの価値提供。
創業から7年で売上約50倍の成長率。

PDCAを爆速で回しながら顧客と伴走した結果、
最大限の成果を最速で残すことができた。

ルールが変わっても、困難にぶつかっても、
この速度を緩めることはない。

誰も追いつけない速さで、誰も到達できない成果を。
永遠のITベンチャー企業、W-ENDLESS。

同社の数ある魅力の中でも「スピード」にフォーカスしました。どこにも負けないスピードがあったから成長できたし、これからもスピードを緩めるつもりはない。菅原代表を源流とする同社のスタンスを軸に言語化しました。

なぜRED SPEED COMPANYなのか?

RED SPEED COMPANYの「RED」は「振り切るチカラ」を意味する。車の速度メーターにおけるレッドゾーンに突入するような、限界を超えたスピードで挑戦を続けることで、ビジネスパートナーや社員の潜在的な可能性を引き出す。そしてその可能性を、最大限の成果へ最速でつないでいく。

創業まもない頃を菅原代表は「スピードで勝負するしかなかった」と振り返ります。競合他社に比べて実績もノウハウもまだまだ。そんな状況で勝ち抜くにはレスポンスのスピードや納品までのスピードなど“速さ”で差別化するしかなかった。その“速さ”を徹底したからこそ、群雄割拠の業界でのしあがることができたのだ、と。

そんな同社のスピード感を、コーポレートカラーや菅原代表がもつ情熱とかけあわせて「RED SPEED」と表現。ターゲットにメリットを感じてもらうため「前人未到の成果を、最速で。」というサブコピーを添えました。“らしさ”と“ターゲットにとってのメリット”2つを満たしたコンセプトだと感じています。

ちなみに…本サイトの制作過程でも同社の“速さ”を感じるシーンがありました。採用ページにご出演いただいた社員様に、テキストのご確認を依頼した時のこと。提出わずか2時間後にはほとんどの社員様が修正内容をご共有くださったのです。通常業務があるにもかかわらずこのスピード感に、弊社一同驚かされたことを覚えています。

スピードが最優先
RED SPEEDなサイトを制作せよ

ブランドコンセプトが決まれば次はコーポレートサイト制作です。コーポレートサイトは同社の“顔”になるツール。コンセプトにある「RED SPEED」つまり“スピードを大切にする会社”であることをサイト全体で表現することで、訪れた人に同社の魅力を正しく伝え、ファンになってもらうことを目指しました。特に意識したのは2つの軸。

・デザインやコンテンツの内容でスピード感を伝える
・サイトの読み込み速度でスピード感を伝える

RED SPEEDなデザイン&コンテンツ

サイトスピードを意識するがあまり、面白味に欠けるサイトになっては本末転倒です。まずは、同社の魅力が最大限に伝わるデザインやコンテンツを企画するところからサイト制作をスタートさせました。

TOPページのメインビジュアルには、「振り切るほどのスピード」を表現するために、車の速度メーターを想起させるアニメーションを実装。スピードメーターの数字がエンドレスにカウントされる動きをつけることで“限界突破”を表現しました。加えて、赤い光が流れる動画を背景に配置しています。

コーポレートサイトにおいて代表挨拶は一般的なコンテンツですが、今回は代表挨拶と同じページに企業の成長の歴史がわかる沿革を用意しました。「成長をけん引してきた菅原代表の言葉(想い)」+「成長の軌跡(事実)」を同時に伝えることで、同社のスタンスや実績に共感してもらうことを狙いました。

このほかにもスピード感をテーマに企画・制作したコンテンツが多数あります。気になる方はサイトに訪れてみてください。

RED SPEEDなサイトの読み込み速度

アニメーションや動画を複数使用するため、制作当初からサイトの読み込み速度が遅くなる懸念がありました。そのため、デザインに入る前からデザイナーやエンジニアを交えた打ち合わせを入念に実施。使用する写真のデータサイズ調整や、アニメーションのシンプル化など、読み込み速度が遅くならないための施策を慎重に打っていきました。

採用ページのメインビジュアルに使用している背景動画もそうです。

動画は解像度が高いに越したことはありませんが、高すぎると読み込み速度が遅くなってしまいます。逆に読み込み速度を優先しすぎると解像度が悪くなり、クオリティの面で問題が生じます。どちらも満たす絶妙なラインを映像編集者と共に見極めていきました。

ほかにも数々の施策をサイトの隅々に散りばめることで、表現の幅をキープしたままサイトの読み込み速度を高めることに成功しました。アクセスいただけるとスピード感が伝わってくると思います。ぜひのぞいて見てください。

リブランディングの効果を
社員様アンケートで測定

ブランディングの効果はどうやって測るのか?

今回のプロジェクトにおいては社員様へのアンケートを実施しました。コーポレートサイトリニューアル前とリニューアル後の2回に分け、100名以上の従業員様を対象に以下のような設問をご用意。

①自社のサイトを見て事業について分かりやすいと感じますか?(10段階)
②自社のサイトを見て事業の魅力、強みが訴求出来ていると感じますか?(10段階)
➂TOPページを見たときに他のページを見てみたいと感じますか?(10段階)
④自社のサイトを見て自社の人の魅力が伝えられていますか?(10段階)
⑤自社のサイトはカッコいいと思いますか?(10段階)

結果は全ての設問において数字が飛躍的に向上。社員様の多くがコーポレートサイトに誇りを持ってくださるようになりました。以下に、社員様からいただいた嬉しいコメントの一部をご紹介させていただきます。

・親に送ったら、喜んでました(*’▽’)!
・以前のHPも好きでしたが、今回はとってもカッコよくなったと思います!!自慢できます!知人に見せても好評でした。
・社員インタビューやクロストークなど以前よりもコンテンツが増え、求職者にW-ENDLESSの魅力がより伝わる内容だと感じました!実際に面接でもコーポレートサイトのインタビュー内容に対する質問も増えたので、学生にも届いているので嬉しいです!!

https://twitter.com/ryu_w_endless/status/1647750696434032642?s=20

菅原代表がツイートしてくださったため、トゥモローゲートはリツイートというカタチでPRをサポートしました。その結果、社内だけでなく社外からも多くの反響をいただきました。この反響をきっかけに、同社が更なる成長を遂げ、「歴史に残る企業へ」前進することとなれば、制作者としてこれ以上嬉しいことはありません。

W-ENDLESS菅原代表からメッセージをいただきました

「弊社の経営理念、社是、ビジネスモデル等の本質を理解していただいた上で、企業ブランドコンセプトを設計していただきました。『RED SPEED COMPANY』というブランドコンセプトは弊社の魅力が一言に凝縮された言葉であり、とても浸透しやすく、満足度も非常に高いと感じております。 また、コーポレートサイトリニューアルに関しても、コンセプトを表現したデザインに加えて、セールスライティングの面でも大変満足しています。無形商材ならではの難しい表現をターゲットに合わせた訴求でライティングして頂き、伝えたいことが伝わるサイトになりました。 公開後にTwitterで拡散いただいたおかげで過去最高のアクセス数を記録することもできました。本当に、ありがとうございました」

株式会社W-ENDLESS 代表取締役(CEO) 菅原 隆太郎

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