子どもに仕事のオモシロさを伝える「おやこ参観」 実施レポート

こんにちは、トゥモローゲート広報のリナです!今回は、先日のブログで告知した「おやこ参観日」のレポートをお届けしたいと思います!

おやこ参観日とは、社員の家族をオフィスに招待し、お子さんをはじめとする家族に実際の職場を見てもらい、実際の仕事を体験してもらうという社内イベントです。

三度目の実施となった今回は、初の試み「社外提供」を開始させていただくこととなりました。私たちが持つノウハウを「運営マニュアル」にまとめ、希望してくださる企業様に無償で提供するというものです。

できるだけ多くの企業様に導入いただけるよう、今回は実際のイベントを見学できる「見学会」の参加者も募集。それらを含めたレポート記事をお届けしていきますね!!

会社のVALUE体現にもつながる「おやこ参観日」

「親子で職場を見学し、仕事を体験する」という内容から「おやこ参観日」と名付けられた当イベント。

主な対象は社員のお子さんですが、パートナーやご両親、おじいちゃんおばあちゃんまで参観に来てもらうことが可能。ここには会社が定めるVALUEの1つ「仲間を愛し家族を大切にしよう」を体現したい想いがあります。

実際に仕事を体験してもらう子どもたちには、「仕事のオモシロさ」を感じてもらい、将来どんなことをしたいのか、どんな職業に就きたいかなど、「未来の選択肢を増やす “きっかけ”」 になることを目指しています。

見学会も同時開催した「おやこ参観日」イベント概要

見学会も同時開催という事情から、企業様に無償提供するマニュアル通りのプログラムで進行しました!概要と実際のプログラムをご紹介します。

<イベント概要>
・開催日時:2023年8月7日(月)13:00〜16:30
・開催場所:トゥモローゲート大阪本社
・参加費用:無料
・目的:仕事に触れる機会をつくり、子どもの「未来の選択肢」を増やすこと
・ゴール:子どもが仕事をオモシロイと感じ、イベント参加後には「仕事」「将来したいこと」について自ら話す状態をつくる

<プログラム>
・13:00:仕事説明
・13:30:「企画・仕入れ」
・14:00:「チラシ制作」
・14:20:「営業」
・14:40:「準備」
・14:55:「接客」
・15:15:「お給料をもらう」
・15:25:「自分の未来地図をつくる」
・16:05:自由時間

仕事とは、「困っている人を助け、その感謝として報酬をいただくこと」。基本的なその考えを身をもって知ってもらえるようなプログラムとなっています。では、当日の様子をお伝えしていきますね!

今回のテーマは「夏のお楽しみ会を企画し成功させよう」

夏休みという実施時期に合わせて、仕事体験のテーマを「夏のお楽しみ会」に設定しました。

イベントの主催者役をトゥモローゲートの社員が演じ、「夏のお楽しみ会を開催したいけど、多くの人を呼ぶためにどうすれば良いか分からない。困っているから助けてほしい。」と子どもたちに依頼。

その依頼を受けた子どもたちが「夏のお楽しみ会」を企画して、お客さんを呼ぶためのチラシ制作や営業、イベントの準備から開催、当日の接客まで行うという流れで実施しました。

プログラム①「仕事とは何か?」を知ろう!

まずはじめにご挨拶。

私が「みなさん、こんにちは!」と言うと、「こ〜んにちは〜!」とオフィスに響き渡るほど元気いっぱいに応えてくれました!(笑)子どもたちのテンションも上がってきたところで仕事についての説明へ。

「そもそもお仕事とはどういうことなのか」ということから、今日実施するお仕事体験の内容や流れについて、社員による寸劇を交えながら説明しました。

今回参加してくれた子どもたちが4歳〜11歳と小さな子が多かったため、より分かりやすく、かつ楽しく理解してもらえるよう、寸劇スタイルの説明方法を取り入れました。

また、見学に来てくださった企業様には、自社での実施を想定していただきやすいよう、当日のスケジュール表をお渡し。子どもたちの後ろに座ってご覧いただきました。

プログラム②「夏のお楽しみ会」を企画しよう!

ここから子どもたちがチームごとに分かれて「夏のお楽しみ会」を企画していきます。まずは独自で作成した「仕入れ表」を見ながら、どのようなイベントにするかを話し合い、イベント必要な仕入れる商品を決めていきます。

子どもたちに丸投げするのではなく、弊社社員が隣でサポート。「どんなものがあればお客さんは嬉しいかな?」など問いかけを行うことで、子どもたちらしいアイデアがたくさん飛び交いました!

あるチームは、イスや机を使ってオリジナルのゲームを考案し、その得点によってお菓子などの景品がもらえるイベントを企画。運営側の私たちも想定していなかった発想が次々と出てきて、子どもたちの想像力にとても驚かされました!

見学の企業の方々には、子どもたちが取り組む様子を自由に見ていただきました。企画を考えたり、仕入れる物を考えたりしている様子を見ながら、実際に自社で取り入れる際の想像をされる方もいらっしゃり、「こんな方法で実施してもいいですか?」などのご質問もいただきました。

プログラム③「いきたくなる」チラシを作ろう!

「企画・仕入れ」で話し合ったイベントを成功させるため、次はお客さんを集める「チラシ」を作ります。どんなチラシなら興味を持ってもらえるかを考えながら、色えんぴつを使って“デザイン”してもらいました。

イベントの説明を文字にする子もいれば、絵で表現する子もいたりなど、個性豊かなチラシが完成しました!

プログラム④チラシを持って営業(プレゼン)しよう!

次は、自分たちで作ったチラシを使って、お客さんを集めていきます。オフィス内にいる大人に声を掛け、自分たちが企画したイベント内容をプレゼン。「いきたい!」と思ってもらったらシールを貰える仕組みです。

社員はもちろん、見学で来てくださった企業様にも参加いただき、子どもたちの営業を受けていただきました!

企業の皆さまは「こんな営業をしてくれたら行きたくなるよ!」など、子どもたちの目線に合わせて会話をしてくださり、子どもたちも楽しんで営業していました。

プログラム⑤企画したイベントを開催しよう!

いよいよイベントの開催です。「企画」したイベントの準備をし、「営業」で声を掛けたお客さんに来てもらい、接客するところからスタートです。

子どもたちが「いらっしゃいませ〜!」と元気な声で呼びかけると、それぞれのイベントブースに大人たちが訪れ、ゲームをしたり商品をもらったりと子どもたちの企画したイベントを楽しんでいました。

見学企業の皆さまにも子どもたちの接客を受けていただきました。子どもたちが考えた「夏のお楽しみ会」を一緒に楽しんでいただき、本当にありがとうございます!

プログラム⑥「自分の未来地図」で 将来について考えよう!

今回のイベントのゴールは「子どもが仕事をオモシロイと感じ、「仕事」や「将来したいこと」について自ら話す状態」。体験して終わりではなく、自分の将来についても考えてもらえる時間を設けました。

今日体験したこと、好きなこと、得意なことを振り返りながら、特に興味があるものはどれかを考え、その理由をもとに将来の夢へと落とし込んでいきます。そして最後には、「明日から挑戦すること」を決めるといった内容のトゥモローゲート独自のワークシートを埋めてもらいました。

これは、弊社が社員の将来ビジョンを明確にするために活用している「マイビジョンマップ」をもとに作成しています。(マイビジョンマップについて知りたい方はコチラ

このシートに書いた夢が変わってしまうこともあるかもしれません。でも、大事なのは、夢に向かって全力で努力ができる状態をつくること。この経験が「将来について考えるきっかけ」になれば嬉しいなと思っています。

プログラム⑦お困りごとを解決したお礼(お給料)をもらおう!

最後に、イベント主催者からお困りごとを解決してくれたお礼として「お給料」を支払いました。(本物のお金ではなく、トゥモローゲートで制作したこのイベント限定のお金です。社名から「TGマネー」と呼んでいます。)

ただ仕事を体験して終わりではなく、“お金”を受け取ることで「仕事」について理解を深めてもらいたい思いがあります。「ありがとう」と言ってもらえる喜びや、お金を稼ぐ楽しさや大変さを味わってもらい、日々仕事をしてくれているお父さんやお母さんへの感謝にも繋がればと思っています。

これでお仕事体験は終了。

「多くの人を呼ぶ」という目的のもと、夏のお楽しみ会を自分たちで企画し、チラシを作ってお客さんを呼んで接客をする。一連の流れを通して「困っている人を助ける」という仕事の本質を体験し、仕事のオモシロさを少しでも知ってもらえると嬉しいです。

お給料を使ってみよう!

イベント後の自由時間では、もらったお給料で好きなジュースやお菓子を買うことができます。

仕事を頑張って稼いだお給料で好きなものを買う。お金の仕組みについても理解を深めてもらえたらと思い、この時間を設けました。

自分の好きなものを買うことはもちろん、お父さんやお母さん、イベント運営をするメンバーに自分のお給料で買ったお菓子をくれる場面も。子どもたちの優しさに感動しつつ、私も美味しくいただきました!(笑)

参加してくださった方々の声

イベント後には、参加してくださった子どもたちの保護者の方々へアンケートを実施。満足度の調査では、ありがたいことに、全ての方々が「イベントに大変満足・満足」と回答してくださいました。

実際にいただいた感想の一部をこちらでご紹介します。

「前に参加した時より、子供がじっくりモノゴトを考えられるようになっていて、成長を感じました。仕事の楽しさを教えてもらい、貴重な体験ができました。ありがとうございました。

「グループで協力して企画をつくるということに難しさもあったようですが、それもまた良い経験だったと思います。サポートしてくださってるスタッフの方たちが自分の為ではなく、お客さんに喜んでもらえる内容を考えられるように声かけされていてさすがだなぁと感じました」

見学会で参加してくださった企業の方々からも大変嬉しいお声もいただきましたので、ご紹介させてください。

「とても良い時間でした。自分の子供に働く姿を見せられることも、両親の働く姿を見られることも、あの空間にいる全ての人がハッピーでした!御社の取り組みを参考にして、自分たちでも何ができるか考えてみようと思います!(東京都・人材紹介事業)

「ただ見学させていただいた中でも自社で実施するヒントを沢山いただけました。すこしずつ取り込んで挑戦していきたいと思います。あと、子供達の営業にすごく癒された時間でした。」(大阪府・スポーツ事業)

「おやこ参観日」の社外提供について

いかがでしたでしょうか?

少しでも興味を持ち、「自社でもやってみたい!」と思っていただけましたらとても嬉しいです。そんな方へ、下記にマニュアル提供についてのご案内を書かせていただきます。

<マニュアルご提供の概要>
■費用:無料
■期日:特にございません。準備期間を踏まえ開催2カ月前までのお申し込みを推奨しています。
■提供対象:企業(企業様でなくともご相談可能でございます)
■提供内容:イベント実施マニュアルの提供
■応募方法:こちらの申し込みフォームよりお申し込みください
■条件:特にございません。この取り組みに共感してくださる企業様であればぜひ実施していただきたいと考えています。

<マニュアル内容>
■概要:おやこ参観日の実施目的や参加対象などを記載しています。
■手順書:おやこ参観日を実施するにあたり、社内での運営メンバーの募集から当日までの大まかな流れを記載しています。
■準備物リスト:当日に必要な物を記載しています。
■使用資料フォルダ:弊社で使用した制作物をまとめたフォルダURLも添付しております。内容によっては貴社に合うよう編集していただく必要がある場合もございます。
■当日プログラム:当日のタイムテーブルと進行方法を記載しています。リハーサルやイベント当日にご活用ください。

なお、ご提供するマニュアルには「何を、どのように準備し、どうやって進行すればいいのか」という手順を網羅的に記載しており、そのマニュアルを基にみなさまが自社で運営していただくこととなります。今回の無償サービスでは、弊社社員が運用を代行する内容ではありませんので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

マニュアルのお申込みはコチラ

さいごに

「おやこ参観日」は、子どもたちの将来へのきっかけづくりはもちろん、家族が会社を好きになってもらえることや、それにより社員の方々が今以上に高いモチベーションを持てるようになったりと、さまざまないい効果が期待できます。

この社外提供の取り組みを通して、全国の子どもたちへ「働くことの楽しさ」を伝え、一人でも多くの子どもたちの「未来の選択肢を増やす“きっかけ”」になれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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