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大阪のブランディング会社が「卒業旅行休暇」を導入しました。

社会人が卒業旅行に行ける会社

こんにちは。

季節のなかで1番好きな「夏」がやってきてテンションが上がりまくっているPRディレクターのmihoです。(アクティブな性格に拍車がかかります)

毎年夏になると日本海や沖縄、海外とキレイな海を渡り歩いているのですが、コロナウイルスの影響で海外には行けない…日本も多くのビーチが閉鎖しているという悲しい現状。

気兼ねなく旅行に行ける日は、いつ来るのでしょうか。。

そんな憂鬱な気持ちをやわらげてくれるある制度が弊社に導入されたので今回のブログで書きたいと思います。その名も『卒業旅行休暇』です。

卒業旅行休暇を導入!

2021年4月。トゥモローゲートに新たな休暇制度「卒業旅行休暇」が導入されました!

昨年春から蔓延した新型コロナウイルスの影響で、海外旅行に行けないどころか国内旅行すらはばかられる情勢となっていましたよね…。

その時期は2021年4月入社の新入社員にとって、学生時代最後の思い出をつくる大切な時間です。それが奪われたことに対して何かできることはないかと考え、今回の制度が導入されました。

しかも、この制度の対象は新入社員だけではなく、入社2年目以降の全社員にも特別休暇が付与されるんです!

そこで今回の記事では、どんな想いがあって、どのような経緯でこの制度導入に至ったのかを書いていきたいと思います。

「卒業旅行」がトレンド入り

二度目の緊急事態宣言が発令された今年2月。

政府から発表された“緊急事態宣言下での強化・徹底すべき対策”に卒業旅行や謝恩会を控える内容が含まれていたことが議論を呼びました。

ネット上では学生たちから悲鳴が上がり、

『学生はいつまで我慢しなきゃいけないんですか』
『社会人になってから卒業旅行の特別休暇とかがほしい』

と訴える声が多数。「卒業旅行」がツイッターのトレンド2位に入るほど話題になりました。その議論はネットだけに収まらず、テレビのニュースでも報道されるほど広がっていったんです。

ある社員の提案により…

その翌日。報道されたニュースを見た社員から代表の西崎に提案がありました。

「なにかウチの会社でもできることはありませんか?」

「働く」はつまらない!?

西崎は就活イベントや高校、大学などの講演会に参加してくれた学生に必ず伝えることがあります。それは、

「働くことはオモシロイ」ということ。

西崎自身、学生時代には「仕事なんてつまらないものだろう」という強烈な固定概念を持っていました。でも現実は違いました。考え方や取り組み方次第で仕事はオモシロイものにできるということに気がついたそうです。

そんな思いで働いていたサラリーマン時代に「今度はオモシロイ会社をつくりたい」という思いに行き着き、トゥモローゲートを創業。以来、「仕事はオモシロイ」ということを若い世代に伝えたいという思いを持って経営してきました。実際の事業内容や社内制度に反映することもありました。

今回の卒業旅行休暇もその延長戦上に生まれた制度です。コロナ禍ならではの社会問題に対していち早く解決策となりうる制度を導入することで 、柔軟で、楽しくて、オモシロイ社会人生活をイメージしてもらいたい。そんな社会人生活があるんだというメッセージを伝えられるのではないかと思ったんです。

新休暇制度の導入が決定するまで

青春を共にした仲間との最後の思い出づくりは唯一無二。そんな経験が失われた彼らの受入先である企業として「かわいそう」で終わらせるのではなく何かアクションを起こすべきではないかと考えました。

イチ社員の提案がきっかけとなり、すぐに役員会議が開かれ、「卒業旅行休暇」の内容が具体的に決まりました。

<卒業旅行休暇制度>
・2021年4月をもって最大5日間の特別有給休暇を付与
・5日間を分割して取得することも可能(5連休でなくてもOK)
・政府が旅行を推奨したタイミング(GoTo再開など)での取得を推奨
・有効期限は利用開始が推奨されてから2年間

上記に加えて入社2年目以降の社員にも同条件で2日間の特別休暇を付与することが決まりました。コロナ禍の影響で失われた旅行や長期休暇の機会を設けてもらったり、家族と過ごす時間に使ってもらうのが目的です。

新休暇制度に込められた想い

ここまで読んでみて、特別休暇を導入した理由が「綺麗事だ」と思った方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

トゥモローゲートは昨年度、コロナウイルス感染拡大の影響で半年近くのリモートワーク期間を経験しました。労働環境の変化はもちろん、ストレスを軽減する手段であった飲み会や旅行の機会が失われたことで、目には見えないストレスが社内に溜まっていると感じていました。

ストレスの大小が仕事のパフォーマンスに影響することは周知の事実である中で、長期休暇を通して家族との時間を確保してもらったり、仲間とのリフレッシュの時間を確保してもらうことで、仕事のパフォーマンス向上にもつながると考えたんです。

また、トゥモローゲートは企画やデザインといったクリエイティブな業務が多く、仕事以外の時間でインプットした情報や受けたインスピレーションが仕事のクオリティを大きく左右します。

その仕事以外のインプットの時間もコロナ禍で失われたため、この特別休暇を利用してもらうことができれば、個人のクオリティ、モチベーションを高め、ひいては会社全体の生産性も高められると考えたんです。

社員からの提案でできた制度はこれだけではない

実は社員からの提案で導入に至った社内制度は、これが初めてではないんです。

1.ブラックマンデー

毎月最終の月曜日は出勤時間を15:00とし、前日や月曜の朝を有効活用してリフレッシュできる制度です。

過去のブログでも紹介した休暇制度なので、よかったらあわせてご覧ください!

プレミアムフライデーの代替案「ブラックマンデー」とは?

2.シエスタ制度

業務時間内に30分のお昼寝ができる制度です。リフレッシュをして、業務の生産性向上につなげます。

このように社員からの提案を実際の制度に導入することで、意見・提案をする心理的ハードルを下げることができますし、「新しいことにどんどん挑戦する会社なんだ!」という社員の意識醸成にもつながるんです。

新入社員にインタビュー!

ここで「卒業旅行休暇」の対象者である新入社員の2人フミとレミにインタビューをしてみました!

フミ・レミといえば前回のブログ「サプライズ入社式」にも登場しています。ぜひそちらで2人の顔を覚えていってください!笑

【新入社員1】 ブランディングプロデューサー/フミ@fumi_tg

刑部:「卒業旅行休暇の話を聞いたとき、率直にどう思った?」

文岡:『めちゃくちゃ嬉しかったです!去年は大学四年生で時間があるにもかかわらず旅行に行けない状況でもどかしかったので本当に嬉しかったですね。入社してからの卒業旅行休暇、最高です!』

刑部:「時間があるのに旅行に行けないもどかしさはあるよね。。5日間の休暇はどんな風に使う予定?」

文岡:『まずは沖縄に2日使って、コロナが落ち着いたあとに残りの3日を海外旅行に使いたいと思っています!』

刑部:「せっかくなら海外だよね。ホント、早く海外へ行ける日が戻ってきてほしいね…泣」

【新入社員2】 ブランディングプロデューサー/レミ@remi__tg

刑部:「卒業旅行休暇の話を聞いたとき、どうだった?」

レミ:『昔から卒業旅行に憧れていたのに…と諦めていましたが、“まさか社会人になってから行けるなんて!”と本当に嬉しかったです。夏期休暇や年末年始と違って時期を問わずに休めるのが魅力的だと思います』

刑部:「やっぱり卒業旅行って特別だよね。確かにお盆や年末年始は人が多くて混雑するもんね…。5日間の休暇はどう使う予定?」

レミ:『コロナの状況次第ではありますが、スペインの本場のバルに行きたいと考えています!友達との夢だったので!』

刑部:「おぉ~!スペイン私も行ってみたい!!その夢は絶対叶えてほしいな~」

2人とも休暇は海外旅行で使いたいという意見でした。やっぱり卒業旅行といえば海外ですよね〜。渡航できるようになったらぜひ行ってきてほしいなと思います。旅行の写真を見せてもらったり、思い出話を聞ける日も楽しみです!!

実は先輩社員にも!

インタビューは新入社員だけじゃないですよ!今回入社2年目以降の全社員にも付与された「旅行休暇」について、先輩社員にもヒアリングしてみました。

先輩たちはこの休暇制度について、どう思っているのでしょうか?

【先輩社員インタビュー①】
フロントエンドエンジニア/ニシカワ(@TG_front_end
クリエイティブデベロッパー/タカウマ(@takauma_tg

刑部:「“卒業旅行休暇”や“社員への2日間の旅行休暇”の話を聞いたとき、どう思った?」

高馬:『シンプルにさすが!って思いましたよー。世間的には変わったことをしてるって反応は多かったですけど、うちらしい発想やなって感じなので、驚きはしなかったです。西崎さんらしいなって感じ!』

刑部:「確かに社内のメンバーからしたら驚きはないかもね笑。2日間は、どんな予定を立ててる?」

西川:『2日間続けて日帰り旅行になると思います!犬と猫がいて、泊まりになると預ける必要があるので』

刑部:「なるほど!猫ちゃんとかがいたらなかなか泊まりでの旅行は難しいか…。日帰りでも2日に分けられるし、ぜひコロナが落ち着いたら休暇使ってね!」

【社員2 デザイナー】 
クリエイティブデザイナー/ヨウ(@yoobi_tg 台湾在住)
クリエイティブプランナー兼 デザイナー/ミユ(@kohara_tg

刑部:「“卒業旅行休暇”や“社員への2日間の旅行休暇”の話を聞いたとき、どう思った?」

小原:『めちゃくちゃ嬉しかったです!去年はあまり旅行に行けず寂しかったので、今年は対策の範囲内でたくさん遊ぼうと思っていましたから!』

:『コロナの影響で旅行に行けない学生いっぱいいますもんね。卒業旅行休暇で旅行できていいなって、思いました。社員への休暇もあると聞いたときは、自分も休暇あるんや、やった!って思いました笑』

刑部:「2日間の休みでも土日とくっつけたら4連休だもんね!どんな風に使う予定?」

小原:『白浜か県外のグランピングに行こうと考えています!密にもなりにくいし、BBQとかできるところもあるみたいですし』

刑部:「グランピングいいね!おしゃれな施設も増えてるし、休暇後の“映え”写真待ってます!笑」

:『まだなにも考えてないですけど、海外旅行に行きたいです!とりあえず日本には一回行くでしょ!あとはどこかの南国に行きたいですね』

刑部:「さすが!日本で待ってる~!!南国でのんびりもいいね~。ぜひ、海外旅行ができるようになったら、連休で使ってね」

【社員3 人事】 
リクルーティングディレクター/アユミ(@AYUMI_tg

刑部:「“卒業旅行休暇”や“社員への2日間の旅行休暇”付与の話を聞いたとき、どう思った?」

浦下:『めちゃくちゃいいなということと、トゥモローゲートらしいなあと感じました。社員にも2日間の旅行休暇があるとのことだったので嬉しかったですね!』

刑部:「やっぱりウチらしい、西崎さんらしいって感覚だよね。休暇はどんな風に使う予定?」

浦下:『時期次第ですが、沖縄に行きたいなと思っています。行けるなら海外旅行に行きたい!みんなが沖縄にいって混雑するなら、そうですね、長野・銀山温泉あたりもいいですね!』

刑部:「海外が行けないから沖縄人気だよね~!私も沖縄行きたいもん!笑。長野・銀山温泉あたりも最高やな〜。雪景色は最高だと思う!」

制度導入の反響

卒業旅行休暇の制度をSNSなどで発信していると、ありがたいことにWEBメディアで取り上げていただき、それを見た方からも多くの反響をいただきました!

実際に取材掲載いただいた記事を紹介!

▼キャリコネニュース
https://news.careerconnection.jp/career/general/115323/

▼YAHOO!ニュース
https://article.yahoo.co.jp/detail/baa02684ab214a7bd2d1664492003b1534d893fb

▼News Picks
https://newspicks.com/news/5768701/

そこに寄せられたコメント

『こういったコロナ禍においても社員のモチベーションを上げる施策は大切だと思います。会社に入ってから行けた方が、金銭的余裕もできるのでむしろいいかもしれないですね』

『従業員のことをしっかり考えることができて、さらに安定した収益基盤があるからこそできる制度。ただのブランディングのための制度ではない。すごいです』

『素敵ですね。こういうご時世だからこそ「大義名分」を会社が与えてあげると休み取りやすいですよね』

SNSでの反響

休暇利用ができる日まで…

この制度が付与されたのは4月1日。まもなく3回目の緊急事態宣言を迎えたため、まだ実際に利用した社員はいません。自粛が明けて政府が旅行を推奨するタイミングまで楽しみはお預けとなっています。

楽しみは後にとっておいた方が楽しいことは間違いないので、いまは我慢して、時がきたら楽しみを一気に爆発させたいと思います!

今後も社員発進で働きやすい会社づくりのための制度をつくっていきたいと思います。こんな風に、一緒にオモシロイ会社を創っていきたいという方がいましたら、ぜひ採用窓口まで。

しれっと採用募集のPRをしたところで、今日は終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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