こんにちは!トゥモローゲート採用担当の浦下です。
突然ですが今回は、前回に引き続き社員インタビューをお届けしたいと思います。
ブランディングの会社に興味があるひと、もしくはトゥモローゲートへの応募を考えているひとに入社後のイメージを明確に持ってもらうため、中途で入社したいわゆる「転職組」にインタビューを行うこの企画。
なぜブランディングの会社に転職したのか。トゥモローゲートのどこに魅力を感じたのか。そもそも前職はどんな仕事で、将来はどんなビジョンを描いているのか。そういったことを根掘り葉掘り聞いております。
今回はその第二弾。取材を受けてくれたのは意匠制作部ディレクターの吉本とwebデザイナーの久米川です。前回紹介した水城と秦が在籍している戦略企画部がとってきたプロジェクトをwebサイトやパンフレットや動画といったアウトプットに落とし込むのが吉本と久米川が所属している意匠制作部です。
そんな意匠制作部で吉本は入社1年目でサブマネージャーに、久米川は入社2年目でリーダーに昇進しました。今2人がいなくなったら会社は立ち行かなくなってしまうのでは…と思うほど重要な役割を担ってくれている2人です。
そんな2人のインタビューをぜひ最後まで楽しんでいってくださいね!
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Q.2人は前職でどんな仕事をしていましたか?
吉本:いま39歳なのですが、25歳からクリエイターとしてずっと働いていました。最初の4年間は広告媒体の会社で。次の2年間はメディアで。その後4年間はWEB制作会社に勤めてから独立してフリーランスになり、地域ブランディングやお客様のブランディングを4年ほど担当してきました。キャリアを通してクリエイティブディレクターやコピーライターという立ち位置で仕事をしてきました。
久米川:新卒で入社した制作会社で3年間webデザイナーとして働いていました。webデザイナーといってもwebデザインをするだけではなく、コーディングやマネジメントも担当していましたね。トゥモローゲートのようにブランディングをしたりそれに基づいたデザインをするというよりは、単にホームページやLP(ランディングページ)をつくる仕事をしていました。
Q.そこから転職を考えた理由が気になります。どういう想いがあったんですか?
吉本:フリーランスになって一年がたったころに「ひとりでやるのは寂しいな」と思い始めたんです。作ったものに対して相談できる相手はいないですし、フィードバックをしてくれる相手も身近にいない。そんな環境で4年間働く中で今まで以上に質の高い仕事や大きな仕事をするには、自分で会社を立ち上げるかどこかの会社に入るかをしないといけないな…と思い始めたんです。それが転職を考えるきっかけでしたね。
久米川:当時働いていた会社は売上を最重視する会社だったのでデザイナーにはとにかくスピード感が求められました。もちろんそれが悪いわけではありません。というかむしろ、会社として売上を追い求めるのは当然だと思います。ただ、ぼく個人としては「早くつくればそれでOK」という雰囲気を感じてしまって、次第に「これは本当にお客様のためになっているのかな?」と感じるようになってしまったんです。そこで芽生えた「お客様ともっと距離が近い環境で働いてみたい」という思いが転職のきっかけになりました。
Q.トゥモローゲートを知ったきっかけは何だったんですか?
吉本:Twitterでしたね。ぼくがそれまでに多く関わってきた採用ブランディングを主力事業にしていて(当時。現在は企業ブランディングが主力事業)、かつエッジの効いたアウトプットをしている印象を受けたのでおもしろいなあと思ったんです。それに、さっきお話しした「寂しい」という課題を解決できるんじゃないか?とも思いました。トゥモローゲートなら志の高いメンバーと、質が高く規模が大きな仕事に携われるんじゃないかと。
久米川:トゥモローゲートの社員からの紹介でした。トゥモローゲートのオフィスでデザイナーの交流会があって、それに参加してみたんです。飲み会のようなカタチでざっくばらんに話したのですが、そこで話している社員のみなさんが本当にイキイキしながら仕事のことを語っていたんです。キラキラしていました。そんな人たちと同じ時間を過ごしていくうちに「こんな環境でデザインスキルを磨きたいなあ」と思ったんです。
Q.前職との違いはどんなところに感じていますか?
吉本:プロジェクトメンバー全員で企画を考えるところですね。ぼくが知っている会社の多くは「プランナー」と呼ばれる企画を考えるひとが何人かいて、それをクリエイティブディレクターがジャッジして提案するスタンスを採用しています。厳密にはプランナー以外にも呼び方がありますが、ここでは省きます。でもトゥモローゲートではデザイナーであってもコーダーであっても映像編集者であっても企画を考えます。自分が担当しない制作物であってもです。そこは業界全体を見てもかなり珍しいんじゃないかと思います。ほかは僕が経験してきた会社と似ている部分が多いですかね。数字をしっかりと求めた上で面白いアウトプットもとことん追求するという点で。
久米川:デザイナーなのに企画ミーティングに参加することやデザイナーなのにお客様と直接やりとりする機会があるのが前職との大きな違いかなと思います。あとはさっき話したような制作物に対するスタンスの違いですね。もちろん「売上目標を絶対に達成する」というスタンスはトゥモローゲートにもあります。その中で「本当にトゥモローゲートらしいものになっているか?」「本当にお客様のブランドは強固なものになるか?」などを徹底的に考え尽くすスタンスは、転職してから初めて経験しました。
Q.今の仕事内容について教えてください。
吉本:今の業務は大きくふたつに分けられるかなと思います。まずは対クライアント。ここではクリエイティブディレクターとして企画や制作物の方向性を決めたり、webサイトの設計をしたり、ときには自分で制作物のコピーライティングをしたり、クライアントとの連携をとりながらプロジェクトをゴールに導くのが仕事です。二つ目は対社内。主にチームマネジメントや後輩の育成に携わっています。仕事をするにあたって不安に感じていることはないかなど相談に乗りながら働きやすい環境をつくるのがチームマネジメントです。後輩の育成では、それぞれの職種に必要な考え方を中心にクリエイターとして成長するためのお手伝いをしているというイメージですね。
久米川:webデザイナーなのでwebのデザインをするのはもちろんなのですが、他にも企画やwebサイトの設計、自社サービスの設計に、最近では後輩もできたので、デザインをはじめとする教育にも携わっています。プロジェクトによってはクライアントへの提案も担当することが最近は増えてきました。
Q.2人が仕事で大切にしていることはありますか?
吉本:クリエイティブディレクターとしての仕事にとてもやりがいを感じているので極めていきたいなと思っています。制作物のクオリティを高めるクリエイティブディレクションだけではなく、チーム運営やマネジメントにおいても応用できる部分があると思うので、そこには敏感でいたいですね。
久米川:デザインをする上で大切なのが「素直さ」だと思っています。もちろん自分のデザインに対してプライドを持つことは大切なのですが、それと“自分のデザインは正しいと思い込む”のは意味が違います。デザインはあくまでお客様のためのもの。お客様の課題解決につながる可能性が高いものをつくらないといけません。そのためにプライドを大切にしながらも頑固にならず、素直に柔軟に対応することを大切にしています。
Q.個人の目標はありますか?
吉本:若いメンバーが多いトゥモローゲートの中では比較的たくさんの経験をしてきた方だと思います。でも業界全体を見渡せば自分よりも上の人がたくさんいます。その人たちに近づけるように、いつか追い越せるように、もっともっと面白いものや人を送り出せるクリエイティブディレクターになりたいですね。例えるならば、スラムダンクの安西先生ですかね。埋もれている才能を発掘して、育てて、世の中に送り出す。そんな存在になりたいです。
久米川:今はまだデザイナーとして自分で手を動かして、最終のクオリティ管理は上司にやってもらうことが多いです。でもいずれはどんなプロジェクトでもクオリティ管理を任されるような人間になりたいと思います。その先は、そうですね、マネージャーであったり、会社の核となる部分を支える立場につきたいと思っています。
Q.トゥモローゲートを今後どんな会社にしていきたいですか?
吉本:新しいトレンドを発信したり、新しいきっかけづくりをし続ける会社でいられるように、クリエイティブの観点から貢献していきたいなと思っています。制作物だけではなく、社内制度や福利厚生なども含めてですね。いろいろな意味で世の中にあった方がいいものを、世の中に「いいね」と思われるものをつくり続ける会社にしたいです。
久米川:中期ビジョンにある「大阪で一番面白い会社」はもちろん、個人的には「大阪で一番クオリティの高いデザインができる会社」にしたいと思っています。そのためにやるべきことはたくさんありますが、何よりまずは「人」が欲しいです。圧倒的に足りていないので。ものづくりが好きな人はぜひ選考を受けてほしいですね。
Q.クリエイターとしてトゥモローゲートに合う人はどんな人だと思いますか?
吉本:変わったものが好きな人、何か一つのことにどっぷりハマっている人、世の中で流行っているものを客観的に分析するのが好きな人、とかですかね。技術的なことでいえばクリエイティブディレクションやコピーライティング、あとは場を盛り上げたりつないだりできる“MCスキル”が高い人が合っているかと思います。
久米川:オペレーター寄りの人、つまり言われたことを淡々とやっていたい人は合わないと思います。そういう考えが悪いわけではなく、トゥモローゲートには合わないということです。逆に、常に自分でやれることややりたいことを探して、考えて、行動できる人は合うと思いますね。
人事総務部としてクリエイターを見ていて「本当にものづくりが好きなんだな」と感じていたんですが、今回のインタビューでそれをさらに強く感じました。面白いものがつくりたい。クリエイティブをつきつめたい。心の底からそう思っているんだなあと。
トゥモローゲートのクリエイターは指示されたものをつくるのが仕事ではありません。何をつくるのか、なぜつくるのか、そんなところから考えて企画を立てた上でそれぞれの得意分野でものづくりに携わるまでが仕事です。そのぶんプロジェクトに対する思い入れは強く、製作物へのこだわりも強いです。完成した制作物を見ていつも私は驚きと感動を感じています。
そんな環境でものづくりがしたい人。いませんか。もしいらっしゃいましたらぜひ選考に進んでいただきたいと思います。一緒に大阪で一番面白い会社をつくりませんか?
社員インタビューは今回で一旦完結です。「こんな立場の人の話を聞いてみたい!」というリクエストがありましたら浦下のツイッターまでご意見いただければと思います。
もし、戦略企画部(営業・企画部門)の水城と秦のインタビューをまだ見ていないひとがいるなら以下にリンクを貼っておくのでぜひチェックしてみてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございました!