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Web制作フロー改善の旅|企画提案フェーズ編

WEB制作フローを改善する記事

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
おやすみなさい。
どうも、意匠制作部の西川です。

前回はこちらの記事を精一杯書かせていただきました。
Web制作フローを改善したい制作会社様へ|Part1(過去の事件簿編)

これまで書いてきたブログの中で一番リアクションをもらった記事でした。(そんなに多くないけど)

リアクションをもらえるということは、どこの会社にも似た話はあるんやな~と思いました。

前回は“事件簿”をお知らせしただけでしたが、今回からはどんなふうに改善したのかを話していきます。

とはいえたくさんのことを改善したので全てを一気に紹介するのは大変。

いくつかのフェーズに分けて紹介します。今回は「企画提案フェーズ編」です。

改善①キックオフミーティングに全員参加

WEB制作のプロジェクトが始まるにあたって必ず行われるのがこの「キックオフミーティング」です。

その中で「社内キックオフ」は案件の主担当である戦略企画部のメンバーが、プロジェクトにアサインされている制作メンバーに以下のことを共有するミーティングになります。

  • クライアントの事業内容
  • クライアントの原体験
  • クライアントの想い
  • トゥモローゲートが期待されていること
  • その他の情報に関する質疑応答

この社内キックオフでプロジェクトに対する“目線”を揃えたら、次は「社外キックオフ」です。さらに深い情報を収集するために先方の担当者に同席いただき、ヒアリングを行っていきます。

制作フローを改善する前のこの社外キックオフは、プロジェクトの進行に携わるデイレクターなど一部のメンバーだけが参加するものでした。

しかしそれでは他のメンバーとの意識や知識の差が出てしまうということで、ディレクターだけでなく、いわゆる下流工程のデザイナーやエンジニアを含めてプロジェクトメンバー全員で参加するフローに切り替えました。

トゥモローゲートに“デザイナーはデザインだけでいればいい”“エンジニアはコーディングだけできればいい”という考えはありません。

プロジェクトメンバー全員が、お客様の達成したい目標に向かって一枚岩になることが必須。そこまでして初めてブランディングというものは成果につながります。

社外キックオフではお客様にさまざまなことをヒアリングします。ヒアリングするということは質問を考えるということ。質問を考えるということは、必然的にお客様のことを深く理解することになるので、このフローにプロジェクトメンバー全員が参加するというのはとても有意義なんです。

改善②企画の精度を高めるフォーマットシートを本格導入

お客様へのヒアリングが完了すると、次はプロデューサーとディレクターが中心となってPGSTとプランニングシートを作成していきます。

PGSTは目的(Purpose)、ゴール(Goal)、戦術(Strategy)、戦略(Tactics)の頭文字をとったもので、それぞれを明確にすることで企画の方向性をブレないように整える役割を担います。

プランニングシートの役割も同じく企画の方向性をブレないようにすること。お客様の課題や解決策になりえる強みやターゲットなどを記述するシートになります。

PGSTとプランニングシート。この2つのシートはここ数年で本格導入していきました。目的はもちろん企画の精度を高めるためです。

逆にこの2つを明確にしていないと、「オモシロそうな企画だけど、お客様らしくない」「お客様らしい企画だけど、ありきたりでオモシロくない」といった“企画のズレ”が生じてしまいます。

トゥモローゲートがご提供する企画はPGSTとプランニングシートがなくては成り立たないと言っても過言ではありません。それくらい重要なモノとして定着しました。

改善③企画の精度をさらに高める採点シート『TG規格』

数年前までのトゥモローゲートには、お客様へ提案する企画を判断する明確な基準はありませんでした。「この企画なら成果につなげられるだろう」と、ある意味感覚的な部分で判断していました。

でも今は違います。『TG規格』と呼ばれる独自の採点シートを作り、社内企画会議で必ず使用することをフローに組み込みました。

『TG規格』は弊社のビジョンマップに記載されている【ささる × あがる = ひらく】のエッセンスを盛り込んだ企画採点シートです。

ビジョンマップって何?と思った方はこちらの記事をどうぞ

どれだけ感覚的に「いい!」と思っても、メンバー全員の採点による基準を満たしていないと、お客様へ提案することはできません。

この『TG規格』を導入したことによってトゥモローゲートの企画の精度はさらに高まったと感じています。

制作フロー改善にはクオリティアップも欠かせない

制作フロー改善は“不要な工程を省く”だけではありません。今回紹介したようなクオリティアップにつながる施策も欠かせないんです。

なぜなら、クオリティを高めきれないフローだと、企画を考える時間、企画をブラッシュアップする時間が膨れ上がってしまい、その後の工程にしわよせがいってしまうからです。

「WEB制作フロー改善の旅」ブログでは、こういったクオリティ面の話もふんだんに書いていこうと思っています。

次回はWEBサイトに欠かせない情報設計編。

主役はいわゆるワイヤーフレームです。

弊社のワイヤーフレームは一味違います。さて。誰が作っているのでしょうか。。?

ディレクター!?

デザイナー!?

まさかのエンジニア!?

まさかまさかのコピーライター???

乞うご期待!

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