みなさん、こんにちは。トゥモローゲート広報のリナです。
このブログでは、5月27日に発売した代表西崎による初の著書『レベルゼロ 自分を超え続ける「仕事の教科書」』について、特にオススメの部分をピックアップしてご紹介します。
『レベルゼロ』は、西崎が子どもの頃の自分に伝えたい「成果を出すために必要な力」をまとめ、「行動力・思考力・準備力・継続力」の4つに分けて解説。これからビジネスの世界に旅立つ新社会人の皆さんはもちろん、学生や子どもたちにも読んでもらいたい1冊となっています。
Amazonでは予約開始時点で、書籍3部門(企業・経営/マネジメント・人材管理/経営学)にてベストセラー1位をいただいた本書。今回は、5章「継続力をレベルアップ」より【5-7】諦めるポイントと続けるポイントを決めておくをお届けします。
Amazonでの購入はこちら
「最後まで諦めるな」
この言葉をかけられたことはないだろうか。
僕はこれまでの人生で、何度もこれを言われ続けてきた。
部活でバスケの練習をしている時も、仕事で営業数字を追いかけている時も、先輩や上司たちからは「一度決めたことは最後まで諦めずにやり抜け」と教えられてきたものだ。
果たして本当にそうなのだろうか。
続けるためには当然ながら「続けるための時間」が必要だ。行動力の章でも「すぐにやること」の大切さは伝えてきた。色々なことにチャレンジしようとすると、続けるための時間はどんどん少なくなっていく。
だからこそ、意味のないこと、成果につながらないことは早めに諦めて新しいチャレンジに立ち向かうことも必要になってくる。尊敬する経営者が教えてくれた。
「諦めるということは、次に切り替えることでもある」と。
まさにその通りだと思う。限られた時間を有効活用するためにも、一度決めたら諦めずにやりきることも大切だろう。でも、よりよい一手に切り替え続けていくほうがよっぽど生産的な時もあるだろう。
僕も周りから「よくそれだけたくさんの量を続けることができるね」と言われることがある。
2018年からXを始め、2020年からはYouTubeでの配信をスタートした。成果が出るまでは、ポストは1日50本を毎日継続した。YouTubeもチームの協力を得て、ショート動画やライブ配信などほぼ毎日投稿し続けた。
あまり知られていないかもしれないが、実はここに至るまでにInstagramやNoteでの配信も試してみた。
ただ、これらは3か月もしないうちにやめてしまった。写真を撮ることが得意ではなかった。長文の文章を書き続けることも自分には向いてなかった。そう感じた瞬間、すぐやめることにした。
もしも、これらを中途半端に続けていたとしたら、XとYouTubeを続けるための時間は奪われていただろう。
結果、今のような成果を得ることはできなかっただろう。得意なところや好きなことに注力するから、続けられる。続けられるから、成果につながるというわけだ。
ここで注意点を一つだけ。
嫌なことや苦手なことを、ただ諦めればいいというわけではない。諦めてから何に時間を使うかが重要なのである。つまり、「どう切り替えるか」が大切なのだ。
やりたいことは色々試してみたらいい。ただ時間を有効活用し、継続していくために、時にはすぐにやめて切り替える。これも、とても重要なのである。
今回は「諦めるポイントと続けるポイントを決めておく」をご紹介しました。
「諦める」という言葉は、ネガティブな意味で使われることが多いですが、諦めることで他の必要なことに時間を費やすことができるというポジティブな側面もある。私の「諦める」ことへの価値観を変えてくれた内容でした。
「1-1 人生で一番時間を使うのは仕事の時間」でも書かれている通り、時間は有限で貴重なもの。その時間を何にどのくらい費やすかによって、生み出す効果や結果も変わってくると思います。意味あることに必要な時間を使うことで、仕事の成果に結びつけていきたいですね。
この機会に「諦めること」「時間をかけて取り組みたいこと」を決めてみてはいかがでしょうか?
『レベルゼロ』は、5月27日より全国の書店・Amazonにて発売しています。
続きを読みたいと思っていただいた方は、ぜひ実際に手に取っていただけますと嬉しいです。
▼販売場所
・書店:紀伊國屋書店、丸善、ジュンク堂書店、未来屋書店、蔦屋書店、など
・Amazon:購入はこちら
▼ほかの発売記念ブログを見る
①人生の約半分を占める「仕事」の時間。充実できていますか?(書籍『レベルゼロ』発売記念ブログ1/3)
②「一生懸命頑張ります」では仕事で成果は残せない。(書籍『レベルゼロ』発売記念ブログ2/3)