こんにちは!PRディレクターのmihoです。
2022年も残すところあと4日となりました。
みなさん、今年はどんな一年でしたか?
私が所属しているトゥモローゲートの広報発信部にとって2022年はとてもいい一年でした。
会社初の広報専属メンバーを採用し、2人体制となったことで、これまで以上に広報活動に注力できました。その結果、昨年までと比べてメディアに取り上げていただく数が格段に増えたんです!
昨年までのトゥモローゲートはSNSでの発信で一定の認知度を獲得できていましたが、メディア露出が多いとは言えない状況でした。それが今年はメディア露出量が昨年のなんと約4倍に!(アワードやイベント登壇を含む)
ということで今回のブログでは、そんなトゥモローゲートの1年を広報視点で振り返りたいと思います。メディア露出をなぜ増やすことができたのか?その理由までお伝えしていきますのでぜひ最後までご覧ください。
INDEX
2022年最初の大きな出来事といえば『日本BtoB広告賞』を受賞したことでした。
BtoB広告賞とは1980年から開催されている格式あるBtoB広告のコンテスト。
その『入社案内の部』において、トゥモローゲートが企画・制作を担当した『岸本建設株式会社様』の採用パンフレットが銀賞を、『SUNWOOD株式会社様』の採用パンフレットが銅賞を受賞しました。
名だたる広告主やクリエイティブの会社が受賞してきた賞に名を連ねたことは、トゥモローゲートにとって大きな進歩。なぜなら「営業会社というイメージから脱却したい」という課題の解決につながると考えているからです。
SNSで営業に関する情報を積極的に発信してきたため「トゥモローゲート=営業会社」というイメージをもたれている方が多くいらっしゃいます。でも現実は社員の半数以上をクリエイターが占めており、営業会社ではありません。
イメージのズレをなくし、クリエイティブのイメージを強めるために、この1年はクリエイティブに関するアワードへのエントリーを強化しました。結果としてBtoB広告賞を受賞できたのは大きな成果だと感じています!
ホリエモンこと堀江貴文さんのイベントに代表西崎が登壇しました。
堀江貴文さんが運営する会員制コミュニケーションサロン『HIU』(Horie Takafumi Innovation University)が開催する、地方創生をテーマとしたイベント『HIUローカルアカデミーin大阪』。
「ワクワクする未来づくり」をメインコンセプトに、「大阪から日本をもっと盛り上げたい」という想いをもった若き経営者やクリエイターが集結しました。
このイベントに代表の西崎へ登壇依頼が届き、主に会社経営者の方々に向けて「今日からはじめる中小企業のブランディング」というテーマで講演を行いました。
この講演をきっかけに商談につながったケースもあれば、他のイベントの登壇依頼につながったケースもありました。社員40人前後の弊社だから語れる中小企業のブランディング論がたくさんの反響をいただいたようです。
登壇依頼をくださったのは数年前からお付き合いいただいている弊社のお客様でした。「つながりがあったから」と言えばそれまでですが、繋がりがあっても語れる実績や知名度がなければお声はかからなかった可能性が高いです。
そういう意味でこのイベント登壇は、日々の情報発信や実績の積み重ねから生まれた1つの成果だと思っています。
10月1日に「プロバイダ責任制限法」が改正されました。
※プロバイダ責任制限法とは…誹謗中傷や風評被害、ネット中傷などを行う発信者の特定(情報開示請求)の手続きが簡易化され、これまでよりも容易に短期間で相手を特定することができるよう改正された法律。
その2日後の10月3日に弊社はこんなブログを配信しました。
トゥモローゲートは「プロバイダ責任制限法」改正後の発信者情報開示命令第1号申請を行いました。(少し難しい内容になるので詳細を知りたい方はブログを見ていただければと思います…)
申請を行うきっかけとなったのは、弊社の社員を個人が特定できるカタチで名指しし、反社会勢力とつながりがあるという事実無根の発信がTwitterで行われたことでした。
これまでもSNSを通じて誹謗中傷をされることはありました。自社でこれだけ発信している以上は仕方がない…と触れずにいましたが、当該ツイートは
①特定の社員への攻撃であること
②具体的な反社会勢力の名前を出されたこと
③根も葉もないデマであること
3つの理由から、誹謗中傷に断固とした措置を取る会社という姿勢を示すためにも情報開示請求をし、裁判までする運びとなりました。この件はテレビ局から担当弁護士へ取材依頼があり、番組でトゥモローゲートが名前付きで紹介されました。
取材をされたいから開示請求をしたわけではもちろんありません。こういうカタチでメディアに取り上げていただくことで、社会問題になりつつある誹謗中傷問題に一石を投じられれば…という思いで紹介させていただきました。
毎日放送の人気番組『せやねん』でもトゥモローゲートが紹介されました。
ジャニーズ事務所を退所された滝沢秀明さんのTwitterが話題になっていた時期で、なぜ話題になっているのか?どのような狙いや効果があるのか?について専門的な意見をしてもらいたい…という取材依頼がきっかけでした。
また滝沢秀明さんのTwitter解説に加え、スタジオ出演するお笑いコンビ『アキナ』の山名さんのTwitterをコンサルティングしてほしい…という依頼があり、番組ではその内容が放映されました。
なぜトゥモローゲートが人気番組から取材依頼をいただけたのか?
担当のプロデューサーさんにお聞きしたところ「大阪 Twitterコンサルティング」で検索したらトゥモローゲートがヒットしたとのこと。これはマネージャーの水城が書いた『Twitterコンサルティングサービスとは|会社のファンを増やす方法』というブログのこと。
トゥモローゲートは2021年3月よりブログでの発信をスタートさせました。狙いは、まだトゥモローゲートのことを知らない人に検索経由で存在を知ってもらうこと。その狙いが見事に実ったテレビ取材でした。
今年1番話題になったのがこの『W杯休暇』です。
12月2日(金)午前4時キックオフの「日本✖︎スペイン戦」を全力で応援するため、その日の午前中を「特別休暇」にすることが突然社内で発表されました。笑
さらにその3日後の日本✖️クロアチア戦の前にはこんなお知らせが。笑
2つのツイートはまたたく間に拡散され、合計で
・テレビ取材:3件
・新聞掲載:8誌
・WEB記事掲載:32件
・Yahoo!ニューススポーツニュースランキング1位
と予想以上に大きな反響をいただきました。一般の方々からも「日本の労働環境を見て初めて羨ましいと思いました」「皆んなが入社したくなってしまうやんか」などの声が。広報としてこれほど嬉しいことはありません。
この休暇・遅刻容認が決まったのはいずれも試合前日の午前中でした。緊急開催された役員会で「4年に1度のイベント。睡眠時間を気にせず思い切り応援して、翌日の仕事の生産性を維持できるようにしよう」と即決されました。
もちろんただの遊び心で決まった制度ではなく、しっかりとした意図がありました。
短期で見れば生産性、売上、利益が下がりそうに見えますが、中長期的な視点で見れば社員が前向きな気持ちになったり、会社のことを好きになってくれたりすることで今以上に仕事にやりがいを感じてくれ、巡り巡って生産性、売上、利益が上がっていくはず。
「会社のプラスになる」という意図。そして弊社が掲げる「大阪一オモシロイ会社になる。」という中期ビジョンに沿った今までにない取り組みを話題性のあるイベントに掛け合わせた結果、たくさんのメディア露出をすることができた事例です。
広報を担ってきた3年。これほど大きな反響を得たことは初めてで素直にうれしかったです。
ここで紹介した実績は数年前から続けてきたSNSやブランディング事業で積み重ねてきた実績があってこそ。2022年の出来事にフォーカスしましたが、その裏には知られていない苦労や実らなかった努力がたくさんありました。
来年2023年も、今年の成果に満足することなく、広報発信部としての責務を果たしていきたいと思います。オモシロイことをどんどん仕掛けていきたいと思います。
来年のトゥモローゲートにもご期待ください。最後まで読んでいただきありがとうございました。そして、今年一年ありがとうございました。良いお年をお迎えくださいね!