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社員にSNSをやってもらう方法|ブラックな企業のSNS運用マニュアル

企業のSNS運用方法

こんにちは!

PRディレクターのmihoです。

私はトゥモローゲートで人事総務部と広報発信部を兼務しているため、他社の広報や人事の方々と交流会などでお話しする機会があります。

そこでよく耳にするのが以下のような言葉です。

「トゥモローゲートさんはみなさんSNSをされていてスゴイですよね…」
「ウチも社員にSNSを運用してほしいけど炎上が怖いです…」
「SNS始めてみたいけど運用の仕方がわかりません…」

とはいえトゥモローゲートがSNSを本格的に運用し始めたのは2018年の11月ごろ。すごく早かったかと言われたらそうではありません。でも2021年8月時点で社員の9割がSNSを活用し、総フォロワー数は約35万人近くになりました。

今回のブログではそこにいたるまでの過程をお伝えしたいと思っています。これから会社としてSNS運用に力を入れたい、社員が自ら発信してくれる状態にしたいと考えているひとの参考になればと思います。

トゥモローゲートも初めからうまくいっていたわけではないので安心してくださいね。それではいってみましょう!

SNS運用実績

「Twitterの運用を本格的に始めよう!」と決めた当時の総フォロワーは会社アカウントの約100人。そこから約3年間で約35万人になった内訳をまず紹介しますね。

▼Twitter
 フォロワー数:約16万人
 運用率が一番高いSNS。社員の9割が自分の考えや気付きを発信しています。
 ちなみに私のアカウントはこちらです!(ちゃっかり宣伝しておきます笑)

▼YouTube
 フォロワー数:約10万人
 2021年8月20日にチャンネル登録者数10万人を突破しました。『西崎康平 ブラックな社長』というチャンネルで代表の西崎がビジネスに役立つ生の情報を配信しています。ビジネス×エンタメの動画が気になる人はこちら

▼TikTok
 フォロワー数:約7万人
 こちらも『ブラックな社長 西崎康平』の名前で発信しています。YouTubeのメイン視聴者である若手ビジネスパーソンよりもさらに若い学生さんに役立つ就活情報などを積極的に配信しています。

▼Instagram
 フォロワー数:約3400人
▼ClubHouse
 フォロワー数:約13000人

今でこそ多くの企業がTwitterやYouTubeをつかって会社の情報を発信していますが、私たちがSNSをやり始めた3年前の時点で本格的に運用している企業は多くはありませんでした。

当時のトゥモローゲートはfacebookやInstagramの会社アカウントがあったのはあったのですがまったく運用していない放置状態。ではなぜいきなりSNSに力を入れたのかというと、会社自体の転機でもある「ビジョンマップ」が大きなきっかけとなりました。

ビジョンマップとは

トゥモローゲートにおける経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)の定義とそこを目指すための道筋を示した地図のようなものです。社員が10名を超えたタイミングで同じことでも伝わり方が人によって変わってきたのを問題視したことがきっかけでつくられました。

10名でそんな状態ですから、そのまま放置して50名、100名と増えてしまったら手がつけられず組織として崩壊の危機を迎えるかもしれないと考えたんです。それを防ぐために経営理念をまとめて言語化しました。

そのビジョンマップの下段に書いてある『「大阪で一番オモシロそう」につながる具体的な行動・動き』の8つめ。『社長がオモシロイ』という項目を設定したことがSNSを始めるきっかけとなったんです。

本当のきっかけは情熱大陸?

情熱大陸
情熱大陸ホームページ

その『社長がオモシロイ』の達成条件に“情熱大陸出演”というものがあり、そのために必要な項目として“ツイッターフォロワー10万人”を設定したんです。

「本当にオモシロイ社長なら情熱大陸に出れるはず」
「地上波テレビの情熱大陸に出るには認知度が必要!」
「どうやって認知度を上げればいいのか?」
「一番手っ取り早いのはSNSだ!」

こんな感じ。ベンチャー企業の社長が情熱大陸?と思われるかもしれませんが私たちは至って真剣です。そのためにまずはツイッターのフォロワーを10万人にしようという目標を立てたんです。

とはいえ…。その時点でツイッターの発信を始めたのは代表の西崎ただ一人。それから社員の9割が発信をするようになる3年間に何があったのでしょうか。ここから説明していきますね!

社長の背中を見て…。

当時の社員は15名ほど。一般消費者ではなく企業がお客さんのBtoB事業なので認知はほとんどされていませんでした。当時の西崎のツイートにつくいいねの数は多くて10。そこから圧倒的な継続力で着々と伸ばしていきました。

1日5ツイートは必ず。多いときは1日30〜50ツイートなんて日もありました。それを毎日継続することで反応は良くなり、「ブラックな社長」というキャッチーな名前が相まってツイッター界隈での認知度は上がっていきました。

有名なインフルエンサーや社長さんとの繋がりができて、Twitterきっかけで仕事を依頼されるなんてこともすこしずつ出てきました。すると「ただの発信」と思っていたSNSが「仕事につながる」という雰囲気が社内に流れたんです。

そしたら一人また一人と「SNSをやりたい!」という社員が増えていきました。そのスピードはすさまじく、半年も経たないうちに9割の社員がツイッターアカウントを運用するようになったんです。

新しい挑戦にはトップがやってみせることが大事とよく言われますが、まさにその好例かなと思います。それについてもっと詳しく書かれた記事があるのでよければあわせて読んでみてください!

独自のSNSガイドライン

そんな流れでSNS運用が当たり前になったわけですが、気をつけなければいけないことが大きく2つありました。1つ目は「継続してもらうための仕組み作り」です。

継続してもらうための仕組み

先ほどの西崎の話を見ればわかるようにSNSの恩恵を受けるためには継続が必要不可欠です。かといって「継続してください!」というお願いだけではなかなか難しいですよね。やはり社員が楽しみながら運用できるルールが必要なんです。

そこでトゥモローゲートでは2つのルールを定めています。

①やる、やらないは個人の自由

全社員に強制しているわけでは決してありません。ほとんどの社員が運用しているので「トゥモローゲートに入ったらSNSをやらないといけない」みたいな話を聞くことがあるのですが、それは間違いです。

トゥモローゲートは「選択ができる会社にしたい」という思いのもとでさまざまなルールを決めています。働き方にしてもそう。SNSをはじめとする新しい挑戦にしてもそう。つねに個人の意思を尊重し選択できるようにしています。

SNSのように名前や顔を出して発信することが苦手なひとも当然いますよね。そこを強制してしまったら継続的な発信はできないというのがトゥモローゲートの考えです。

②具体的なメリットを用意する

運用するかしないかを選択できる環境を整えたうえでつぎは積極的に運用してもらうための制度を整えました。

・SNS手当
参画ルールを満たしているアカウントはフォロワー数に応じた手当が毎月支給されます。
・バズ休
自分の投稿が1万リツイート以上を記録した場合有給とは別の特別休暇を1日取得できます。
・代表:西崎のコンサル
2021年8月時点で8万人以上のフォロワーがいる西崎のコンサルティングを受けられます。プロフィールの添削からツイート内容のアドバイスまで良いスタートを切るためのサポートを徹底的にしてくれます。
※ツイッターコンサルの一部はYouTubeで特別公開しているので気になる方はぜひ!
・イベント
2年前に大阪の御堂筋線なんば駅をジャックして「ブラックな社員選抜総選挙」を開催しました。期間内にTwitterのフォロワー純増数が最も多い社員が優勝という社内の遊びをイベント化したものです。
詳しくはこちら。さらに詳しい内容は次回以降のブログで紹介したいと思います。

SNS炎上対策

気をつけなければならないことの2つめは炎上対策です。おそらく企業がSNSに取り組むにあたってもっとも強く気をつけなければならないことだと思います。

この炎上リスクを重視してSNS運用をしなかったり、社員のSNS運用を禁止する企業さんもあります。そんな中トゥモローゲートは以下のルールを定めています。

・特定の個人を傷つけないこと
意図とは違う捉え方をされて否定的なコメントがくることがあります。フォロワー数が増えるとアンチも増えます。そうなったときでも特定の個人を攻撃することだけは絶対にやめようと決めています。

このルールさえ守ってくれればあとは自由。仕事に役立つノウハウやマインド、会社やプライベートの日常、家族ネタなどそれぞれが好きなことを発信していいというルールです。

炎上を過度に恐れてしまって発信内容をガチガチに制限するのはおすすめできません。確かに炎上リスクを下げることはできますが、同時に発信内容がフォロワーの心にささらない、いわばつまらない内容になる可能性があります。

3年間運用してきてわかるのは、最低限のルールや人としての常識を守っていれば、会社にダメージが残るような炎上やトラブルに発展することはまあないということです。

SNS運用のメリット/デメリット

さまざまなSNSを運用をしてきた中で見えてきたメリットとデメリットをご紹介します。「やっぱりデメリットがあるんだ…」と思った方もいるかもしれませんが、新しい取り組みにはデメリットはつきものですよね。

そこも含めて赤裸々にお伝えすることでより実用的な記事になればいいなと思ってます。

▼メリット
低予算でプロモーションができる
幅広い層の認知度を獲得できる
自社のファンを作ることができる
サービス、求人への問い合わせが増える
会社の思想に共感した志望度の高い求職者があつまる
140字で文章をまとめるため言語化力が上がる

▼デメリット
継続的な発信には少なくない時間がかかる
YouTubeに限っては時間に加えて費用がかかる
顔バレの可能性がある
炎上のリスクがある

デメリットの中でも大きいのは「時間がかかる」だと感じます。何を呟けばいいのか考える時間や書く時間。YouTubeであれば企画に撮影に編集と膨大な時間が必要になります。

それを覚悟の上で徹底的にやりきった先に大きなメリットが待っています。トゥモローゲートで言えば、現在の採用や新規案件の契約の窓口の半分以上がSNS経由となっています。

継続するための1番大事なこと

SNS運用の成功のカギは「継続」とお伝えしてきました。そのためには社長や役員など会社のTOPが継続することが何より大切です。

いくら社員に積極的な運用を促したとしても上に立つTOPが何もやっていなければ社員のモチベーションはなかなか上がりません。

逆にTOPが誰よりも積極的でしかも成果を出しているとなれば社員が「負けてられない!」思うのは当然の流れですよね。上に立つ人間がやってみせるとはよく言いますが、SNS運用においても同じということです。

終わりに

トゥモローゲートのSNS運用について書きました。この記事をきっかけに「本格的に始めてみようかな!」と思ってくれた方がいれば嬉しすぎて泣きます!実際に始めてくれた方がいればもっと泣きます!笑

そういった方がもしいればこっそり教えてくださいね。TwitterのDMでもリプでも大歓迎です!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

刑部美穂@ブラックな採用・広報責任者
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トゥモローゲート株式会社人事総務部サブマネージャー兼広報発信部プロモーションディレクター。前職の人材コンサルティング会社時代から代表・西崎の部下として勤務。西崎がトゥモローゲートを設立して7年が経った2016年に入社した。現在は人事、総務、広報などあらゆる社内の業務の責任者をつとめている。

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