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【2023年版】YouTubeのクリック率を上げるサムネイル画像の作り方|登録者16万人チャンネルを事例に解説

はじめてブログを書きます!トゥモローゲート意匠制作部デザイナーの峰(ミネ)です!

私は2020年の夏にトゥモローゲートに中途入社しました!前職は子会社から大手まで手がけるデザイン会社に勤めていました。今回は私がTGに入社してから3年間ずっと続けているYouTubeのサムネイル制作についてお話ししていきたいと思います。

2020年に入社して初めての仕事が、自社のYouTubeチャンネル「ブラックな社長」のサムネイル制作でした。「ブラックな社長」というチャンネルはビジネスに役立つ情報を、トゥモローゲートの代表取締役である西崎さん本人が経験したこと、学んだことを通して、できるだけ生の声でお伝えするチャンネルとなっています。

ビジネスに関わるチャンネルなので、視聴者は20代前半から30代後半の人たちがほとんどで、女性よりも男性の方が多いです。現在のチャンネル登録者数は16.1万人とすこし(2023年8月時点)。私の入社時はまだ1万人台で2万人到達時には「おめでとうございます!!!」とYouTubeチームで喜びながらサムネを制作したのを覚えています。

今回はそんな私の視点から「クリック率が上がるサムネイルの作り方」というサムネ制作についてをお届けしたいと思います。そもそもクリック率とは何なのか?なぜサムネイルが大切なのか?サムネイルでクリック率を上げるために意識した方がいいことは?実際にたくさんクリックされた事例は?なんかを幅広くご紹介いたします!

そもそもクリック率とは何なのか?

クリック率とは、動画のサムネイルが表示された回数のうち、ユーザーにクリックされた回数の割合を示した数字のことです。登録しているチャンネルの動画はもちろん、おすすめとして「ホーム」に出てくる動画の中からユーザーに選ばれた数字とも言えます。ここを伸ばすことが動画の再生数やチャンネル登録者を増やすことにつながります。

なぜYouTubeサムネイルのクリック率が大事なのか?

当然ですが、サムネイルをクリックされない限り動画は再生されません。なのでサムネイルを見た人に「詳しく見たい」と思ってもらわなければなりません。「詳しく見たい」と思ってもらうには、どんな内容の動画なのか、その動画を見るとどんなことが得られるのか、が伝わるサムネイルにすることが大切です。

また、クリックされて再生数が増えていくと、YouTubeの「おすすめ動画」として優先的に表示される確率も上がるので、どんどん、どんどん再生回数があがっていきます。サムネイルをクリックしてもらうことが視聴率にも、チャンネル登録者数の増加にも繋がるきっかけになるということです!

クリック率を上げるサムネイルの作り方

前置きがすこし長くなりました。ここから本題に入ろうと思います!ブラックな社長チャンネルの大きな方向性として「ビジネスの生々しい空気や情報を伝える」があるので、その生々しさを視聴者にも伝えることを目指していろんなサムネイルをつくってきました。その視点でここから読んでいただければと思います!

【コピー編】クリック率を上げるサムネイルの作り方

サムネイルによってはコピー(言葉)を載せないものもありますが、トゥモローゲートが発信しているのはビジネスに関わる動画なので、写真のみでチャンネルのテーマとする“生々しい動画内容”を伝えるのが難しいです。そのため、視聴者へどのような動画なのかということを伝える工夫として、コピーを使ってサムネイルを制作しています。サムネイルにおけるコピー制作で大切にするポイントはこんな感じ!

①ドキッとするようなワードをチョイス
②パンチの強いワードをチョイス
③動画タイトルとは違うワードをチョイス

1つひとつ詳しく解説していきますね。

①視聴者が「ドキッ」とするワードをチョイスする

こちらの動画内容は、社内で行った営業ロープレの様子を伝えるもの。コピーにはサムネ左のブラックな社長によるフィードバックの一部をチョイスしています。たくさんあるフィードバックの中でも“誰もが一度は耳にしたことがあるようなワード”を持ってくることで興味をそそることを狙いました。

するとこちらの動画は5.5万回の視聴率を獲得することができました(クリック率を書くかどうか最終確認)

「当たり前のことを確認するな」というワードは、一語一句同じではなくても、多くの人が似たようなことを言われた経験があると思います。だからこそサムネイルを見た瞬間に「自分の事かもしれない」とドキっとしますし、ドキッとするからこそクリックしたくなると思います。

②パンチの強いワードをチョイスする

ドキッとするワードと似ているポイントですが、パンチの強いワードをチョイスすることも大切です。パンチの強いワードとは、ちょっと刺激的な言葉や、普段なかなか聞かない口調の言葉のことで、語尾を否定系や、言い切りの形にするだけでもパンチ力がアップします。

もし上記の動画のコピーの語尾が「確認するな」ではなく「確認しないようにしよう!」や「確認しないでおこう!」だったらここまでクリックはされなかったのではないかと思います。

動画をよく見て、出てくる言葉の中でもパンチ力の強い言葉は何かを見極めて、チョイスする。場合によっては語尾などを少し調整することでよりクリックされやすくなることもあります。

パンチ力を意識しすぎて、動画に出てこない言葉を使ったり、動画の内容とかけ離れた言葉を使用すると、クリックされても「思っていた動画と違う」と離脱され、維持率の低下に繋がり、それが動画のおすすめ表示の減少など、最終的には視聴回数にも悪影響を及ぼすことになります。そのため、なるべく動画に出てくる言葉を使用することをお勧めします。

③動画タイトルとは違うワードをチョイス

この動画のタイトルは「苦痛な商談の特徴は質問に表れる」です。サムネイルのコピーとは違います。ここもクリック率をあげるために大切なポイントです。今回のようにサムネのキャッチを動画内から一部の言葉をチョイスする場合、動画タイトルを同じものにしてしまうと、動画の内容が視聴者に伝わりにくいです。

サムネに使用するワードは「ドキっとするキャッチーなワード」をチョイスしますが、それをより具体的に、動画内容をわかりやすく説明したものがタイトルに入るようなイメージです。どれだけ気になるサムネイルだったとしても、動画の内容が伝わらなかったらクリックは期待できません。

熱狂的なファンの方であればクリックしていただけるかもしれませんが、そこまでの方じゃない場合や、全く知らない方にクリックしてもらう場合は、「どんな動画内容かがわかる」ということが大切。そのために動画タイトルとは違うワードをチョイスすることが大切なんです。

【写真編】クリック率を上げるサムネイルの作り方

次は写真に関するポイントを解説します。大きくはこの2つ。

①誰が誰に対して何を言っているのか分かる写真
②リアルさが伝わる写真

①誰が誰に対して何を言っているのか分かる写真を使用する

動画内に出てくるコピーをサムネイルに使用する場合、使用する写真にこだわることでさらにクリック率のアップが期待できます。例えば先ほども例にあげたこちらのサムネイルでは、左のブラックな社長こと西崎さんのフィードバックをコピーに使っているので、西崎さんが“言っている側”であることがわかるように口を開けている写真を選定。

逆に右の北濱さんが“言われている側”であるこことがわかるように口を閉じている写真を選定します。そうすることで、誰が誰に対して言っている言葉なのかがクッキリします。この構図がしっかりしていれば、クリックする前から動画の内容や緊張感を伝えることができます。

②リアルさが伝わる写真を使用する

女性メンバーの写真を使用する時は、笑顔が素敵なメンバーが多いので、なるべく笑っている写真を使用したい!って思います。でも、そこで一歩立ち止まってから制作したのがこちらのサムネイルです。

愛らしい笑顔の写真ではなく、真剣に語ってる表情を使用しています。こちらの動画は「出世術」を伝える動画なので、真剣な表情を選定することで、この人がどんな考えでどんな努力をして出世したのかを生々しく語っていることを表現することができます。

あともうひとつ意識したことがあります。それはカメラ目線を外した写真を選定したことです。つくられた感のあるカメラ目線の写真よりも、話している途中を切り取った写真の方がよりリアルさを伝えることができ、クリック率も高くなる傾向にあるんですよね。

【コピー編】と【写真編】の2つに分けて解説しました。ここからは実際にクリック率の高かった画像の要因を解説していこうと思います。

【事例】クリック率が高かったサムネイル画像を解説

ブラックな社長チャンネルはこれまでショート動画も合わせると1300本以上配信してきました。その中でも比較的クリック率が高く、たくさん再生された事例を3つピックアップして紹介していきたいと思います!

事例①賞与面談にガチ潜入した動画(約5万6000回再生)

企画が「潜入動画」になるのでサムネイルを見た人にも一目で潜入していることが伝わるよう意識しました。具体的には潜入カメラのアングルをそのままサムネイルに使用しています。

つくりこんだアングルだったら“潜入感”は伝わりません。どこか覗き見しているようなアングルにすることで“本当に潜入しちゃったの?”“そこまで明らかにしていいの?”という緊張がつくれたのではないかと思います。

この動画はそもそも企画がオモシロイというのが前提としてあるのですが、企画のオモシロさって、視聴者からしてみれば実際に動画を見ないとわかりません。なのでサムネイルを見ただけでも瞬間的に企画のオモシロさが伝わるようにすることが、サムネ制作において大事にしていることになります。

またこれはわかりにくいこだわりなのですが、コピーを目立たせるためにコピーの背景にすこし暗さをプラスしています。もともとの写真にコピーを乗せるだけだと少し文字が読みにくいのですが、暗さをプラスすることで刺激的なコピーが目に入ってきやすくなります。サムネ制作に限らずいろんな場面で使えるプチテクニックです。

事例②東京支社に1日密着した動画(約10万5000回再生)

2022年に開設したばかりの東京支社の福成支社長に密着した動画です。東京支社の全貌はこれまであまり公開してこなかったので、サムネイルではどんな場所で、どんな人が、どんな雰囲気で仕事をしているのかがわかりやすい写真をチョイスしました。

動画を通して伝えたいことは何か?(目的)を見定めることがサムネイル制作では大事です。これまでに紹介した動画は動画内で交わされる会話やフィードバックの内容にフォーカスするものでしたが、東京支社密着は「そもそも東京支社ってどんな感じなの?」という疑問を解決することが目的なので、それに沿ったサムネイルをつくる必要があります。

なので、サムネイルを見ただけでザックリ東京支社の様子が伝わるようにしました。おかげでその疑問に対する答えをチラ見せして、興味をひくことを狙いました。!

事例③3年で給与3倍にした男の動画(約5万7000回再生)

具体的な数字を伝える動画であれば、サムネイルにも数字を全面に押し出すというのも1つの手です。年収が3年で3倍になるって、一般的な会社員からすればとても珍しいというか凄いこと。なのでその事実を全面に押し出すことにしました!

この画像では年収がテーマですが、個人売上や採用人数など具体的な「数字」を出すことで、クリック率が高まる傾向にあります。ブラックな社長チャンネルで再生数が多い動画を見てみると、サムネイルやタイトルの時点で数字が明確になっている動画も多いです。数字を押し出すことで、具体性が増したり、想像しやすくなるのでクリックにつながるのではないかと思っています!

クリック率が上げる要素はほかにもたくさんあります!

はじめてのブログを最後まで読んでいただきありがとうございましたー!

これまでの経験からクリック率を上げる方法をお伝えしましたが、その方法はもっともっとたくさんあり、今回紹介したのはごく一部です。またブログを通してお伝えできればと思っておりますので乞うご期待くださませ!

最後に、ブラックな社長チャンネルの登録がまだの人がもしいれば、登録お願いします!!!ありがとうございました!

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