ブラックな祭り、やめます。

こんにちは。トゥモローゲートの西崎です。

早速タイトルの通りなんですが、ブラックな祭りは今年をもって終了します。2018年から意図せぬカタチではじまったブラックな祭り。弊社のPR戦略の一環と思われているひとも多いかと思いますが、まったくそんなことはなく、とある弊社フォロワーさんの遊びからたまたま始まったことがきっかけです。

年を重ねるごとに多くのみなさんに参加いただき、6年間に渡りこのような取り組みができたことは、常日頃から応援していただいている方々の支えがあってのものだと思います。この場を借りて改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

今回のブログでは
 ・ブラックな祭りはどのようにして生まれたのか?
 ・どのような体制で祭りは運営されていたのか?

 ・広告効果、PR効果はどれほどあったのか?
 ・なぜいきなりブラックな祭りをやめることにしたのか?

このあたりについて詳しくお話ししていきたいと思います。偶発的に生まれた当企画ですが、スタート当時と比べても企業のSNS運用が活発になっている流れのなかで、周りを巻き込みながら展開するSNS企画の生みだし方や運用方法、それによる広告効果など今後のSNS運用のヒントにしていただけると嬉しいです。

ブラックな祭りのはじまりとは?

さて、振り返ってみたんですが、正直どうやってブラックな祭りがはじまったのか記憶が結構曖昧です。

「さあ、やるぞ!」と決めてはじめたわけではなく、誰かが勝手にやりだして勝手にはじまったというのは覚えているんですが、、ということで、今回改めて過去のツイートを漁ってみて該当ツイートがあったので掘り起こしてみました。

ブラックな祭りのはじまりのツイート(2018年11月20日)

はい。思い出してきました。当時トゥモローゲートではX(Twitter)での発信を積極的にスタートさせた時期(2018年秋頃より)でして、たしか僕のフォロワーが1000人超えたくらいのタイミングでした。

今ではそんなことないですが、当時としては珍しく多くの社員が会社名を名乗って発信していて着実にフォロワーを増やしていたなかで、アイコンをモノクロにしてブラックな企業の社員と思われたらフォロワーが増える、というジョークから上記のチカイケさんが祭りとして大々的に告知をしてくれたことでブラックな祭りがはじまりました。

余談ですが、11月11日がブラックな祭りの日となっていましたが、これは第二回のブラックな祭りの日がたまたま11月11日(特に狙ったわけではなく、この日にやろうかと決まった日)で、ポッキーの日と偶然に被り、はじめてトレンド入りしたなかで、「打倒ポッキーの日」「打倒チンアナゴの日」というのが逆に盛り上がり、第三回以降は11月11日に開催するというのが慣例となりました。

ブラックな祭りの事前準備と運営方法について

これまで6回の祭りを開催していくなかで、事前準備と運営方法も進化していきました。

第一回は偶発的にはじまったという流れのなかで、何も準備なくはじまりましたが、第二回以降は約1か月前から事前準備をはじめ、できるだけ沢山のひとに参加していただける仕組みを考えました。

<代表的な仕組み>
・参加特典(沢山投稿してくれたひとへ会食権やYouTube出演権などを提供)
・前夜祭の開催(ブラックな祭りを前日から盛り上げるため)
・ブログによるブラックな祭り公式ガイドラインでの告知
X(Twitter)、YouTubeでのショート動画による告知(1週間前より配信)
・YouTube動画のラスト広告にブラックな祭りの告知(1週間前より配信)

約1か月前から広報チームが主体となって開催日時やイベント概要をまとめ、ブログやSNSなどの発信準備を行い、約1週間前からそれらを発信し当日を迎えるという流れで進行していきました。

開催日が平日の場合は、社員によっては業務を調整しブラックな祭りに参加する時間を設けたり、発信数の多かった社員には社長がご飯を奢るという特典を設けたりと、社内も祭りっぽくやっていたので会社全体で積極的にSNSを発信する大きなきっかけにもなっていたと感じます。

ブラックな祭りの年度別参加者推移

では、これまでブラックな祭りにはどれだけの人たちが参加してくれたのでしょうか?

毎年数字を追っかけていたのでこちらで把握している参加者推移をまとめてみます。

<ブラックな祭り過去5ヵ年の参加者推移>
第一回 2018年度 参加者60名 100ポスト程度
・第二回 2019年度 参加者1000名程度 7000ポスト程度
・第三回 2020年度 参加者3000名以上 4万ポスト以上 日本のトレンド第3位
・第四回 2021年度 参加者4000名以上 5万ポスト以上 日本のトレンド第2位
・第五回 2022年度 参加者計測不能(2万人予測) 34万ポスト以上 日本のトレンド第1位

・第六回 2023年度 参加者1500名程度 約1万3500ポスト Twitterトレンド入り

僕をフォローしてくれていて毎年祭りに参加してくれるこばちゃんが、社員ではないですがあらゆる分析ツールを使ってツイート数や参加者を計測してくれてました。(こばちゃんいつもありがとう)

いま振り返ってみても、毎年Twitterトレンド入りし、沢山の人たちと関わることができ、社内でも毎年祭りの1か月前くらいからチームを作って準備をし、当日は当日で仕事もやりながら全社員でツイッターも頑張るっていうのが、なんだか文化祭みたいで楽しかったです。

どれだけの広告効果があったのか?

正直、ここを計測するのが一番難しかったです。

というのも #ブラックな祭り のハッシュタグ単体の認知は拡大しましたが、それを運営している会社がどこなのかを知らない(ハッシュタグだけ見て参加する人も多い)という方が大半だったから。このタグを知っているひとでも「ああ、あのブラックな祭りを仕掛けている会社なんですね」とお話していくなかではじめて気づいていただける人も多かったです。

結論、「認知という点での広告効果は大きなものではなかった」です。

具体的な数字成果でいうと、アルバイト募集がここから1名決まったこと。選考を受ける求職者の約2割程度、営業先の1割程度が「私もブラックな祭りに参加しました」と言ってくれたこと。既存顧客の8割程度が祭りに参加しXでの発信活性化につながったこと。このくらいです。

どちらかというと、新規流入以上に、すでにトゥモローゲートを知っているひとが「お、またなにか面白そうなことやってるな」と自社のブランドをさらに強くしてくれたという意味合いでの成果が大きかったように感じます。

なぜ突然ブラックな祭りをやめるのか?

では、今回なぜ突然ブラックな祭りをやめることにしたのか?

ブラックな祭りがはじまった当初(第三回あたりから)から僕のなかで密かに決めていたことがあります。「前年度より参加者が減った時点でやめる」ということです。スタート当初は、これだけ盛り上げるイベントになるとは想像もしておらず、自分たちのキャパ以上に急激な勢いで広まる様子を目の当たりにした時に、嬉しい反面「膨れ上がったバブルのようにいつかははじける時が来るだろうな」ということを何となく感じてきました。

さらにはじめは、参加するとフォロワーが増えたり、これまで繋がりのなかったひとたちと交流がはじまったりと、強い絆が生まれていく感覚があったんですが、直近の祭りでは、ここ数年X上で多数の巻き込み企画が乱立するなかで、「フォロワーが減った」とか、「今年はもういいや」という声がチラホラ見受けられ、慣れと飽きが来ていることが見て取れました。

そして迎えた今年の総ポスト数が1万3500件。一般的に考えてこれだけ多くの人にポストしていただけるのはありがたい限りなんですが、上述した理由からこのタイミングで幕を下ろすのがいいだろうという判断でブラックな祭りを終了することを決めた次第です。

おわりがあれば、はじまりがある

ということで、ブラックな祭りは今年をもって終了します。

が、おわりがあれば、はじまりがある。現在、今年の年末から来年の年明けにかけて、世の中にオモシロイ取り組みを提言するために各所を巻き込んだ新たな企画を絶賛準備中です。詳しくはLINE公式アカウントで先行発表させていただきますが、「子供たちに仕事や働くにもっと早期に触れてもらう機会をみんなで創ろう」という企画です。

興味のある方はこちらからLINE公式アカウントに登録してみてください

6年間ブラックな祭りを通じて沢山の方とつながりを持たせていただきました。予期せぬところから思わぬ発見や仕組みが生まれる。計算しつくされたPRも大切なのかもしれませんが、なんとなくノリでバカっぽいことをみんなで楽しむのもいいなと感じさせられたブラックな祭りでした。

これからも考える時はめっちゃ考える。たまにはバカなことを好きな仲間とクソ真面目に楽しんでみる。

どちらも大切にしながらこれからも新たな企画に挑戦していきたいです。最後になりましたが、これまでブラックな祭りを応援していただいたみなさまありがとうございました。これからも未熟な会社ではありますが成長を続けていきたいと思います。またオモシロイことみんなでやりましょう。感謝。

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