資料請求

インターンシップに参加するだけでは成長できない。

採用

こんにちは。浦下歩です。
2022年までに「大阪で一番オモシロイ会社」を目指すトゥモローゲート株式会社の人事です。

突然ですが、早い段階から就職活動を視野に入れて活動している人の中にはインターンシップに参加する人も多いと思います。学生のうちから実際の現場で働くことはもちろん貴重な経験になりますし、その後の人生においてプラスになる面も大きいです。

でも、気を付けなければいけないのは「インターンシップに参加するだけでは成長できない」ということ。

なにも「成長できない」と言っているわけではありません。スキルは身に付きますし、経験も増えます。ではなぜ今回このような主張をブログでするのか。それは「インターンシップに参加することが目的になっている人がいる」と感じることがあるからです。

自己分析。業界研究。スキルアップ。実績づくり。インターンシップの目的は人によってさまざま。ただ「インターンシップに参加するだけで目的が達成されることはない」というのはすべての人に言えること。

重要なのは、インターンシップを通して目的を達成するために、自分がどんな行動をするのかということなんです。

インターンシップは魔法ではない

インターンシップは参加しただけで自分を変えられる魔法ではありません。そんな考えを前提に参加してしまうと「何も変わらなかった」「何も教えてもらえなかった」とモヤモヤして終わるだけ。せっかく貴重な時間を割いたのにこれでは勿体ないですよね。

大事なのは参加することではなく参加した後に自分で考えてどんな行動をし、どんなものを得、その後の人生にどう生かしていくかです。参加して満足するのではなくその先まで考えることで自分を変えるチャンスを自ら掴みに行ってください。

スポーツと同じです。「バスケの全国大会に出場したい」という夢を強豪校に入学しただけでは叶いません。どれだけいい環境で、どれだけいい指導者がいても、結局自分がどうするかが抜け落ちていると意味がありませんよね。

インターンシップも同じ。そこにいるだけで夢が叶うなんてことはないんです。

参加する上で心がけて欲しいこと

インターンシップの目的を明確にしておく

「企画力を身につけたい」
「プレゼン力を身につけたい」
「営業経験をつみたい」

インターンシップを通して自分がどうなりたいのか明確にしてください。クリアしたい課題などの目的がそれぞれあるはずですから、明確にして、できれば言語化しておくことで有意義なインターンシップを送ることができます。

目的を達成させるためにどんな行動をするのか

インターンシップはあくまで用意された環境でしかありません。重要なのはその中で自分がどんな行動をするかです。受け身になって教えてもらえるのを待つだけではいけません。自分から行動して「教えてもらえる仕組みづくり」をしてください。

たとえばトゥモローゲートのメンバーは先輩社員に朝イチのロープレをお願いしたり、クリエイティブの力を鍛えるために先輩にデザインやキャッチコピーの練習に付き合ってもらったりしています。

このように受け身にならず、自分から学べる仕組みをつくりにいく姿勢がインターンシップ生にも必要です。

失敗してもその行動を決してやめない

はじめて飛び込む仕事の現場ですから、経験したことのない失敗やピンチが必ず訪れます。そうなっても行動をやめずに挑戦し続けることが重要です。

ほとんどの人にとって失敗は怖いものです。そしてほとんどの人は失敗を怖がって行動をやめてしまいます。そんな状況だからこそ失敗しても行動をやめない人が一歩前に出れるんです。

そうすることでインターンシップにおける成果はもちろん、それを通じて学べることや得られるスキルも最大限高めることができます。

とはいえ一人よがりではいけない

学校では価値観の合う仲間との時間や慣れ親しんだコミュニティでの活動がメインとなりますが、社会に出ればそうはいきません。いろんな価値観を持った人やいろんな性格の人と付き合っていかなければいけません。

仕事の目的は周りの人と仲良くすることではなく、ともに一つの物をつくったり、プロジェクトを成功させたりして成果をあげることです。「人として合う合わない」は関係ありません。

インターンシップではじめて出会う他校の学生や、仕事を教えてくれる先輩に敬意をもって、積極的にコミュニケーションをとりましょう。そうすることで仕事における人間関係を学生のうちに体験として学ぶことができます。

一人よがりにならないために気をつけたい「伝え方」

インターンシップでは学生同士で意見を交わしたり一緒にプレゼンする機会もあります。ここで意識してほしいのが「伝え方」です。

「自分の意見をどれだけうまく通せるか」に意識を向けすぎて、相手の意見を否定したり、過度に強い口調で伝えてしまうケースは少なくありません。

仕事で成果をあげるということは、相手の心を動かすと言い換えることもできます。そして相手の心を動かすには伝え方がとても重要です。

そこで初めて出会う仲間に対しても、そこで初めて接する先輩に対しても、「伝え方」を意識することで仕事におけるコミュニケーションを学ぶことができます。これに関して過去にYouTubeで詳しく解説しているので気になる方はぜひ。

そもそも…参加前にできることはないか?を考える

インターンシップについての説明会などで「インターンシップに参加したら〇〇を頑張ります!」と言ってくれる学生さんがいます。それはとてもうれしいことですが一方で「今からやればいいのにな」と思うこともあります。

インターンシップに参加する前でも意思さえあれば仕事の経験を積むことができますし、SNSなどで発信をすることもできる。そういった実績をひっさげて参加するインターンシップはそうでない場合と比べても得られるものは大きくなるはずです。

「インターンシップに参加したら〇〇を頑張ります!」という発言の裏にはすくなからず「インターンシップが自分を変えてくれる」という期待があります。

期待があるのはいいことですが、ずっと書いてきたようにインターンシップは自分を変えてくれる魔法ではありません。あくまで行動するのは自分です。その手段としてインターンシップを使い倒すぐらいの意気込みが必要です。

その上で前向きに全力で楽しむ

一番伝えたいことはこれです。

インターンシップでは難しい課題に向き合うことも、思い通りにいかないこともたくさんあります。中には「こんな仕事やりたくないのにな…」と思うこともあるはずです。

ただ、社会に出たときに自分のやりたいことだけで生きていける人はほんの一握りです。そしてその一握りの人たちも、やりたいことだけをするためにやりたくないことに取り組んだ過去が必ずあります。

難しいことも、やりたくないことも前向きに楽しめるクセをインターンシップでつけてしまってください。そのクセをつけることができれば、その先どんな仕事でも、そんな困難でも乗り切ることができるはずです。

守りではなく攻めの姿勢を

せっかくインターンシップに参加するのなら、自己分析や就活のためだけでなく、自分のスキルアップや将来の目標達成に役立ててください。そこがもし入社したい会社なら先行通過率、内定率を高めることにもつながるはずです。

そのためには何度も言うように受け身ではいけません。スキルアップをするためにはどんな行動をすればいいのか。この会社に入社するにはどんな成果を残せばいいのか。常に攻めの姿勢で臨むことが大切です。

このブログに書いた内容は、ふだんトゥモロゲートの採用担当者として思うことを書いたものになります。これからインターンシップに参加する人や参加を検討している人に向けて書きました。

さまざまな企業で実際に働ける経験は学生の特権です。社会人になると二度とありません。今しか出来ない貴重な機会だからこそ、実りあるものにして、そして楽しんでもらえたらと思います。

カテゴリー

おすすめの記事

人気記事ランキング

VIEW MORE
Twitter
VIEW MORE
YouTube
VIEW MORE
LINE