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エリナです。

今回、西崎さんのブログをお借りしています。突然なんですが会社を辞めることになりました

トゥモローゲートには新卒入社から5年間在籍したかたちです。退職することを西崎さんに伝えたところ、「ブログで“なぜ退職するのか?”をありのまま書いてくれないか?」と言われました。

「最後にトゥモローゲートのいいとこや懐かしい思い出ばなしでも書こうかな」なんて考えていたんですがそこには一つだけ条件が...

それは「絶対に会社を褒めるな」でした。

なんと?
会社を褒めてはいけないんですか!?

西崎さん曰く「退職にはかならず会社が改善すべき課題がある。書きにくいだろうけど、できるだけ生々しく会社の嫌だったところを書いて欲しい。大阪でいちばんオモシロイ会社に近づくための最後の仕事としてやりきってくれないか?」と真剣な顔で依頼されました。

わかりました。そこまで言うなら暴露しましょう。なぜ私が会社を辞めるのか?

この退職理由を書いていくことで、ブラックな企業が抱える経営課題とはなんなのか?こんなひとは絶対に入社してはいけない!を赤裸々に伝え「世界一変わった会社に一日もはやく近づいて欲しい」、そんな想いのもとに書いていきたいと思います。

退職理由① 「ビジョンのズレ」

私が辞める決断に至ったきっかけ。それはトゥモローゲートではなりたい自分になれないと思ったから

3年前にできた、会社の目標・行動を定めたビジョンマップをきっかけにわたしは改めて自分のビジョンについて考えました。そこで見えてきた会社の夢と私の夢にズレがあることに気づいたんですよね。トゥモローゲートのビジョンは素敵だと思います。ただ自分のビジョンとは少し違うなと。

私はヨガが好きです。

自分の好きなことを好きなひとに教えて「ありがとう」と言われるような仕事がしたい。会社のビジョンがはっきりしたことで逆に「私自身のやりたいことってなんだろうな?」と向き合うきっかけになりました。やっぱり私はヨガのインストラクターになりたい。これが一つ目の退職理由です。

あなたの夢がトゥモローゲートで働くことで近づけるのか?
トゥモローゲートのビジョンがあなたの力で加速できるのか?

会社のビジョンに共感できなければ絶対に入社をおすすめしません。あなたにとっても、会社にとってもプラスな時間を過ごしてほしい。トゥモローゲートに足を踏み入れる前に一番に考えて欲しいポイントですね。

退職理由② 「業務が忙しすぎる」

断言します。トゥモローゲートで求められる仕事の質と量は高いし多いです。入社当時と比べたら分業制が進み毎日深夜まで残業みたいな状態ではなくなりましたがそれでもかなりのボリュームがあります。

2017年にブランディングプロデューサー(企画営業職)として入社した当時の社員は10名ほど。いまみたいにはっきりとビジョンも事業も固まっているわけではなかったです。それでもひとに魅力を感じて(褒めてるわけではなくただの事実)トゥモローゲートに入社することを決めました。

営業職なので営業の仕事だけをするのかな?と思っていたんですが、実際は全然違いました。営業はもちろん、ディレクションから採用の面接、時にはイベント運営スタッフまであらゆる業務を体験しました。この辺りはまさにベンチャーならではかもしれません。とにかく忙しかったです。

それはなぜか?

やっぱりひとが足りてないからなんですよね。今でこそ入社当時のような遅くまでの残業は減りましたが、基本会社から指示を受けてする仕事ではなく、自分で考えてどこまででもやれる仕事なので、意欲の高い社員が多いため必然的に仕事を頑張る社員が多いです。良くも悪くもそれに引っ張られて自分も頑張るそんな状態でした。受け身の指示待ちでは厳しいですし、志と行動力そして継続力があるひとじゃないとしんどく感じる環境だと思います。

退職理由③ 「SNSでの発信が苦手」

これ実は退職の時まで会社に言い出せませんでした。

入社を検討しているひとは特に気を付けた方がいいポイントです。私はSNSで自分のことを発信するのは得意ではありませんでした。

みんなが前向きな言葉を発信してるなか時にはヘコんだり落ち込んだりすることもある。もちろん会社から発信を強要されることはありません。社員のなかでも積極的に発信しているひと、時々発信するひと、あまり発信しないひととそれぞれです。

ただ私が所属している戦略企画部は積極的に発信しているひとが多い部署でもあったので「自分もやらなきゃ」というプレッシャーに苦しんだこともありました。

TwitterやYoutubeがいまのトゥモローゲートになくてはないものだということは十分理解してます。そこに対して私も何か協力したいっていう気持ちはもちろんあります。

ただ社員のなかにはもしかすると私みたいなひともいるんだよ、ってことを会社が知ってくれて無理して発信していないか今以上に気にかけてもらえるとみんながもっと楽しく発信できると感じます。

退職理由④ 「平日のプライベートがない」

ちょっと大袈裟に書いてます。

プライベートがまったくないことはないです。ただ毎日定時であがるような仕事ではなかったです。

誤解のないようにありのままを伝えると、家族がいたりで定時であがるひともいました。ただ多くのひとが1時間~2時間は毎日残業してましたし、ひとによっては時間関係なく仕事に打ち込むひともいました。

平日のプライベートは自宅で過ごすくらいでしたね。土日は完全に休み(年に1回、2回は代休付きの休日出勤あり)でした。

もしかすると「仕事」を「業務」と捉える人は、向いていないかもしれません。要は、やらされ仕事になっていないかです。「仕事だからやらないといけない」ではなく、「楽しいから仕事がしたい」というモチベーションが必要なんです。

もうひとつは、社員の家族まで仲がいいこと。私はここは気になりませんでしたが、ここがネックになるひともいるかもしれません。社内イベントにも、定期的に家族をよんで交流したりと、社員同士でよくご飯にいったりします。こちらも強要はされませんが、仕事とプライベートを分けたいひとはちょっと心苦しいかもしれませんね。

退職理由⑤ 「意識の高い社員が多い」

トゥモローゲートの社員はみんな負けず嫌いばかりです。普段の日常会話ではあまり感じませんが、心のなかでは闘志が燃え上っているんだろうなあ、と私は勝手に思ったりしています。

「たかが仕事だろ?」と思うひとは、いまのうちに避難した方がよさそうです。

意識が高いひとがいるということは、そこに引っ張られて自分自身も成長できるということでもある一方で、やはりそれなりに負荷がかかるということでもあります。すべてを自分で背負いすぎると苦しくなっていくため、誰かに任せたりひとにお願いしたり、そんな能力は必須ではないかなと。私はここが苦手でちょっとしんどくなる時期がありました。

繰り返しになりますが、ひとのいいメンバーばかりなのでパワハラとかセクハラとかとは無縁です。(これも褒めてるわけではなく事実です)ただひとによっては、このメラメラと燃えたぎる環境が重荷になる可能性もあるかと思います。

あとがき

ここまで私が5年間トゥモローゲートに所属するなかで、会社の課題だなと感じる部分や私の退職理由になったポイントを包み隠さず、褒めることなく(笑) お伝えしました。

最初に西崎さんに提出した原稿は「ありがとう!やさしすぎる!」と10秒で差し戻されました。今回できるだけありのままを発信した結果、トゥモローゲートに絶縁されやしないかと震えながら書いている私です。

でも、たぶん大丈夫。

こういう生の声を大切にする会社ですし、きっとこの記事を読んでさらにオモシロイ会社づくりをしていくんだろうなあと勝手に想像しています。

これも好きだからこそ言えることと理解してもらえると嬉しいです。ここで挙げた退職理由のなかには会社の課題もありますし、私の課題でもあったのかなと感じています。

私にとってトゥモローゲートは「第三の青春」でした。

勉強や友人関係で悩みまくった中学時代が第一の青春。恋愛や進路のことで悩みまくった高校時代が第二の青春。そしてはじめての社会人生活をトゥモローゲートで迎え、仕事のことで悩みまくった新卒時代が第三の青春です。今日まで圧倒的なスピード感で成長と経験を積ませていただきました。

本当にありがとうございました。

私は退職しますが、「大阪でいちばんオモシロイ会社」になるのをおなじ大阪でこれからも見守っています。素敵な仲間に出会えてワクワクする毎日でした。トゥモローゲートの新しい社内制度として社内ヨガ導入の提案をすぐに持っていきたいと思います(笑)

5年間本当にお世話になりました。またすぐオフィスに遊びにいきます!!

この記事を読んでも入社したいと思ったひとはこちらから

あとがきのあとがき

西崎です。ブログを書いてくれてありがとね。
この5年間本当にあっという間でした。

説明会でエリナに会った時の印象は忘れません。

目がめちゃくちゃ輝いていて、素直で前向きで、
だからこそ時には無理して苦しい思いも沢山させたかなと。

ひとのことを絶対に悪く言わないエリナに、
「会社の課題を書いてくれ」という依頼は酷かもしれん。

でもこれはエリナだからこそ頼みたい仕事でもあったので、
すべてを吐きだせてるわけではないだろけど一部でも声が聞けてよかった。

これまで退職者が出るたびに誰よりも泣いていたエリナが、
自分の退職の時には笑顔で別れを告げてくれたことが印象的でした。

本当に強くなったね。

ヨガを開業したらまずトゥモローゲートに提案に来てください。
最初のお客さんに社員全員でなります。これからも一緒にオモシロイことやろう。

お疲れさまでした。ここまで一緒に会社をつくってくれてありがとう。

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