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トゥモローゲート 評判とか調べるくらいならこれを見ろ(最終編)

おはようございます。池田リョウです。

2022年までに「大阪で一番オモシロイ会社」を目指すトゥモローゲート株式会社の役員です。

社内の二大部署のひとつ「意匠制作部」のゼネラルマネージャー(以下GM)をしています。

今は9/5(日)4:38。歴代のアニメを語る岡田斗司夫をBGMに執筆を始めます。

(すでにブログ締切期限 超過中)

ブログを書くとき、僕は完全無心Dreamerで書くことが多く「頭の中の打ち合わせを議事録として指が勝手にアウトプットしてる」みたいな感覚です。

しっかり書いたことは後で読み直す方なのですが、それでも自分の目だけでは見抜けない誤字脱字や、使った覚えのない誤った表現などのミスがあり、いつも鬼編集長のまきぎやブログ運営大先輩であるよねさんにご指摘を受けております。(いつもすみません)

それくらい、記憶というのは曖昧なもの。なにかを思い出す時は記憶の断片の集まりが大きなストーリーになるわけですよね。ひとつが抜け落ちるとすべてを忘れることもあるわけです。

「トゥモローゲート 評判とか調べるくらいならこれを見ろ」も今回で最終回。前編中編を見ていないとなんのこっちゃわからなくなるのでお見逃しの方は先にそちらをどうぞ。

これまで3回にわたり記憶を辿って歴史を語ることができたわけですが、もしかするとウソや過大表現も混じっているかもしれません。そんなもんなんですよ。思い出せることも、調べて出てくることも。

だから、なんども言います。

調べて満足するな。生の情報を体感しにいけ。

twitterDMでもいいし、問い合わせでもいい。

・トゥモローゲートメンバーtwitterリスト
・採用問い合わせフォーム

互いの求めるものがマッチし、出会ったときのフィーリングが、最終的なフィット感。

(これは採用の記事です)

それでは、お待ちしています。最後のお話も始めましょう。

トゥモローゲートの危機

僕の中での第二期トゥモローゲート。

今から5年前、2016年ごろのお話。

僕が入社する1〜2年前。当時は3人だった社員も着実に数を増やし、12,3人ほどになっていた。

とはいえ、3人の時代から移転したオフィスも、まだまだ小さなオフィス。 昨今のコロナ禍では密になってしまうだろう距離感で、僕も含めた彼・彼女たちは毎日あくせくと仕事をしていた。

新卒入社・中途入社と社員は増えている。面談だってこれまで以上に力を入れている。なんならクライアントワークで研ぎ澄まされた採用フロー構築は自社においても精度が高まっており、自分たちの欲しい人材が集まったまるでオールスターゲームのような魅力的なチーム構成だと感じていた。

西崎隼平率いる「戦略企画部」は、採用コンサルティングやコンセプト企画設計・提案により磨きをかけ、体系化し、安定したサービスを提供している。

僕が受け持つ「意匠制作部」は、大規模サイトさらには制作予算がしっかり見込める採用動画など、未知のツール制作にも領域展開し、経験と実績を重ねていた。

僕たちトゥモローゲートの強みといえば、やはり企画力。他社ではやらないような「これまでにない」を求めてクライアントは依頼、そして期待を大きく寄せてくれる。

当時トゥモローゲートでは「オモシロイ」企画をみんなで出し合って、分かち合って提案へとつなげていた。

「その企画、めちゃくちゃオモシロイね!」「それ、学生さん絶対興味湧くよね!」と。

さすがオールスターチーム。企画のスピードも速い。

提案前のある日、なんとなく事件は起こった。

厳密には、事件はすでにスタートを終え、走り出していた。

とある企画MTG。

戦略企画部 マネージャー 西崎隼平に対し、トゥモローゲートの社員Aがこう伝えた。

「この企画、めちゃくちゃ”オモシロく”ないですか?」

自信満々なのは部活動で鍛えた筋肉質な体つきだけではない。

この企画はこれまでトゥモローゲートで教育されてきた集大成だ!とも言わんばかりの、生みの喜びに満ちあふれた顔だった。

すこし違和感を感じた隼平は冷静にフィードバックを行った。

当事者の社員が”納得したフリ”をしていると気づいたのは、隼平だけではなかった。

とある企画MTG。

意匠制作部 マネージャー 池田に対し、トゥモローゲートの社員Bはこう伝えた。

「これ、めちゃくちゃ”オモシロイ”採用コンセプトなんですけど・・」

内容を聞き、違和感を感じた池田は冷静にフィードバックを行った。

当事者の社員が”納得したフリ”をしていると気づいたのは、池田だけではなかった。

エンドレスな企画・コンセプト提案のキャッチボール。フィードバックの応酬。

これまでトゥモローゲートが自信を持って送り出してきた「オモシロイ」は、こんな小さな社内であっても確実に迷走していた。

・これまでにない「オモシロイ」
・他とは違った「オモシロイ」
・エキサイティングな「オモシロイ」
・趣が深く粋な「オモシロイ」
・人を笑わせる「オモシロイ」
・快くたのしい「オモシロイ」
・何かを模倣した「オモシロイ」
・語呂合わせで「オモシロイ」
・わかるひとには「オモシロイ」
・個人的には「オモシロイ」
・「オモシロイ」雰囲気
・「オモシロイ」かもしれない
・「オモシロイ」ってどこが?

え?

トゥモローゲートがこれまで自信を持って世にお送りしていた「オモシロイ」が、各社員によって違う解釈をされている。

僕たちはいつから”語呂合わせの企画”を善しとしてきたのか。

僕たちはいつから”なにかのモノマネをする企画”を善しとしてきたのか。

そもそも、僕たちは本当に「オモシロイ」が得意だったのか?

え?ってゆーか「オモシロイ」ってなんなの?

ねぇ、ドラえもん。聞いてる??

代表取締役 西崎、戦略企画部 隼平、意匠制作部 池田。

会社の運命を握った僕たち役員は、3人同時にボワボワと生暖かい空気を感じていた。

これは魔界大冒険の空気感だ。

「もし、この世に”オモシロイ”ということばがなかったら」

ビジョンマップという地図

役員陣で考えた結論。

「会社のことを改めて考える時間を作ろう(合宿)」

答えはシンプルだった。

今は社員数12,3人の小規模経営。

迷走を続ける「感覚のズレ」は、まだ容易に各社員へと叩き込める規模感だ。

しかし、これが30人、40人、50人と人数が増えるとどうだろう。

自分たちの手には追えなくなるはずだ。だからこそ今このタイミングで向き合うべき問題。

僕たち3人はたまりにたまる仕事を誰かに預けてでも時間を確保した。行動までは早かった。大阪のベイシティ・南港に位置する少し離れたホテルに予約を取り、館内の古びた会議室を一日中レンタルし、ただひたすら明日以降の扉について語り合った。

そもそも本音で語り合うには、改めて自分たちのことをさらけ出す必要があるよね。と、一人1時間の枠を使って出生から幼少期、親のこと、思春期には何を思い、どんな恋愛をして、どんな悪いことをしでかして、実はこういう感情を持ちやすいとか、こんな劣等感を抱いてるとか、人生観変革のタイミングとか、そんなことを各自さらけ出した。

裸のつきあいとはよく言うものだが、”心の裸”は見せあうとどこか非日常も感じられて気持ちがいい。

僕たちは代表西崎が歩んで来たトゥモローゲートの創業からの歴史を、まるで映画をみるかのようにボーっと真剣に聞き、自分ごととして記憶した。西崎はおそらく1時間以上会社の歴史を話し続けていた。それはアニメを楽しそうに語る、まるで岡田斗司夫のようだった。

話の内容を記憶でたどってみる。

MISSION
「世の中にきっかけを。」というMISSION。じつはその昔は「世の中にきっかけの種を。」というMISSIONだったことは、5,6人目のメンバーくらいまでしか知らないのかもしれない。表現としても”種に水をやって育てる→葉っぱが生まれる”というどこかネイチャーでピースフルなイラストで訴求していた。もっと昔をいうと「デジタルでアナログな会社」みたいなのがあったのだが、これは基本的に世に出ないように封がされている。

VALUE
トゥモローゲートへの入社当時は今とは違ったVALUEがあった。「私たちは仕事に対して、初恋のようなドキドキと映画のようなワクワクを忘れないことを約束します。」個人的には大好きなVALUEだったが、今の事業モデルからすると少しズレてきている部分もあり改変となった。今は全12個の”守るべき価値観”が存在する。

VISION
「世界一変わった会社で、世界一変わった社員と、世界一変わった仕事を創る」。昔から変わらないこのVISION表現で重ねて登場する「変わった」とはこう定義されている。

『オモシロイ』を発想の原点に『今までにない』を世の中に生み出すこと。

では、今回のメインテーマでもある、さんざん社内でも価値観ズレが起きていた『オモシロイ」とは一体なんなのか。そのアンサーとして、裸になった僕たち3人はこの合宿内で「ささる×あがる=ひらく」という方程式を考え出した。

「ささる」は心に突き刺さるという意味で「今までにない」「感動する」「涙がでる」などの10項目を設定。右脳的であり定性的な要素。

「あがる」は定量的な成果が上がるという意味で「アクセス数が上がる」「モチベーションが上がる」「定着率が上がる」などの10項目を設定。左脳的であり定量的な要素。

これらをそれぞれ5項目以上満たすことで「ひらく」

つまりクライアントのきっかけの扉を開くことができると定義づけた。

どちらが欠けててもいけない。

僕たちの「オモシロイ」の定義はこうして形になりつつあった。

次は「世界一」とビジョンで掲げている自分たちの姿を、

どうすれば達成できるかを真剣に考えてみた。

これまでビジョン内で「世界一」を3回も繰り返すほど、壮大な達成目標を掲げていたが、まずは現実目標として世界一→日本一→大阪一とリアルに規模を狭めてイメージを膨らませた。三国志のように制覇・統一していく達成イメージで楽しい。

僕たちはまず「大阪で一番オモシロイと言われる会社」になるために、本気でなにする?を突き詰めた。期限は5年間。やるべきことを細かいTODOまで落とし込んだ。

たかが一日の合宿だったが、大のオトナ3人がろくに寝もせずに会社のことを考える。

そしてその一日の議事録(メモ)が僕たちの「ビジョンマップ」となったことも、これが僕たちのビジョンマップ提供サービスのきっかけとなったことも、知る人ぞ知る情報なのです。

もう少し詳しい内容はこちらの記事も御覧ください。

ビジョンへの道筋はググっても出てこない

トゥモローゲートからのメッセージ

「トゥモローゲート 評判 とか調べるくらいならこれを見ろ」

前編、中編、最終編と書いてきました。

実は、前編では会社の全体像、中編では池田(個人)視点、最終編では役員視点にフォーカスしています。はたらく会社を知る上で大事な視点、自分自身を疑似投影した視点、意外と見えない視点と、調べてもあまり出てこない内容を書いたつもりです。

トゥモローゲートで働きたいと思っている方。

手前味噌ですが、決して少なくないと思います。

あとはご自身でコンタクトを取ってみてください。

この続き、とくに各社員との関わりなどは選考で一番体感できることです。

調べてる暇があれば、生で感じたほうが速い。いい情報を取ろうと思えばいくらでも探せるし、悪い情報だってきっとたくさん落ちています。(知らんけど)

情報の取捨選択は自分自身。検索力がなければただ出てきたものに踊らされるし、検索リテラシーがあれば情報の真偽はなんとなく感じることもできます。

ただ、調べて出てきた情報で満足してていいんですか?

私たちはそこで満足している人に興味はないかもしれません。

トゥモローゲート 評判 とか調べるくらいなら、遊びにおいで。

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