秦の第一印象は、というか、ずっと変わらない印象は「とにかく熱い男」。目力が強くて、声が大きくて、熱量が高い。秦を知る人の共通認識だと思います。初めて会ったのはインターン選考でした。秦の当時の職業は飲食店経営者。営業の経験やブランディングの知識がない中で選考に臨んでくれていたので、課題に対する企画の質やスキルはまだまだな部分がありました。中途採用では基本的に即戦力を欲しています。当時の秦レベルでは採用に至らないのが一般的。でも...。そんな経験やスキルの遅れなんて一瞬で取り戻すだろうな、と思えるくらいの強いエネルギーを秦から感じることができました。どのシーンから感じたとか、どの言葉から感じたとかって話ではありません。すべての言動から、ひしひしと伝わってくるんです。この時点で自分は「一緒に働きたいな」と思っていましたね。
なので、こちらが口説くくらいの意気込みで最終選考に臨みました。2人で食事をしながら感じた印象は、言うまでもなく「とにかく熱い男」。選んだお店が肩を寄せ合って食べる焼き鳥屋さんだったので、その熱さをより強く感じていましたね(笑)。当時は今ほどの待遇を与えることはできなかったので、正直に伝えました。それでも何の迷いもなく「やります。やらせてください」と真っすぐな目で言ってくれたのが印象的でした。すでに家族がいる中で決断してくれたのは本当に嬉しかった。ちなみに、当時2人で立てた「2年以内に前職の水準にもっていく」という目標は、1年半待たずにクリアできました。秦は飲食業として立派な成果を残していた。にもかかわらず、「このままでは井の中の蛙で終わってしまう」と危機感を持って、異業種であるトゥモローゲートへの転職を決めてくれたんです。その熱意と覚悟が、待遇面の目標を達成できた理由であることは言うまでもありません。
前職を退職するまでに半年ほどかかるということでした。正直「長いな」と思ったので詳しく聞いてみると、辞められないわけではなく、お世話になった社長や職場に筋を通したいという自らの意思が理由でした。秦らしいなと思いましたね。入社するまでの期間は休日に内定者インターンシップに参加してくれていました。そこで営業に挑戦する姿を見て思ったのは「すぐに成果が出るだろうな」ということ。すこし残酷な話かもしれませんが、営業には多少のセンスが必要です。人から好かれるセンス。先輩に可愛がられるセンス。それらは表情、話し方、話の間の取り方などから感じるもの。定量的には測れないものです。秦は、その全てを持っていました。ただ、そんな営業マンは世の中にたくさんいる中で、かつ圧倒的な努力ができる営業マンは一握りしかいません。それができるのが秦。自分も見たことがないほどの圧倒的な努力を重ねて、入社してからは予想通りすぐに成果を出してくれました。
未経験からの転職ということで苦労は多かったと思います。それでもめげることなく圧倒的な努力を重ねてくれた秦。朝早くから営業ロープレをしていたのは知っていますし、任意参加のyoutube研修にも入社当初は必ず参加して、日に日に営業スキルを磨いていきました。それも、ただ努力して終わるのではなく、新たに生まれた課題を整理して、改善してから次の臨むことができる点も秦の素晴らしいところです。成長スピードが異常に早かったのはそのおかげだと思います。最初は隼平や水城といった上司についてもらいながら成果を上げることが多かったけれど、独り立ちするのは速かった。入社3ヶ月でのリーダー昇進は史上最速ですからね。今では営業から企画、進行から完結までほとんど一人でやり遂げられるようになっていて、2021年度からは、はじめから管理職として入社した社員を除けばこれも最速でサブマネージャーに昇進してくれました。それも全て秦のセンスと努力の賜物です。昇進の話をもうすこしすると、秦は、与えられた役職にコミットするスピードがめちゃくちゃ早かったなと感じています。福成と同じく昇進当時はその役職を務め上げる実力はなかったと思う。自分のキャパ以上のことを求められたと思う。それでもプレッシャーに負けることなく、その気配すら見せず、立派に役職を務め上げてくれるようになりました。
営業のスキル面で成長したポイントを一言で表すならば「自信が付いた」。入社当初と今を見比べて感じる違いは、自信があるかないか、落ち着きがあるかないか、というところです。当初は持ち前の熱量を伝えて感情で契約まで持っていっていた印象があります。もちろんそれだけでも素晴らしいことですが、最近の秦にはそこに中身が備わってきたなと。提案内容やトークの中身がより濃くなったので、お客様の心をつかむ確率が上がってきているんだと感じます。この調子でどんどん成長していってほしいですね。
会社全体にもいい影響を与えてくれています。秦ほどの熱い男がいるだけで周りの熱量が高まって「俺も、私も、もっと頑張らないと」という気持ちになるんです。人間は周りの人や環境に影響される生き物です。例えば努力もしないで文句ばかり言う人が会社にいたら、そういう人が増えていくもの。秦は、その真逆の良い影響を与えてくれているんです。
そんな秦はいずれ会社の核になってくれるだろうと思っています。個人の成果での貢献度はもちろん、マインド面においても、秦ほどトゥモローゲートの考えを体現してくれているメンバーはいません。当然、他のメンバーも一定のラインはクリアしているから働いてくれているのですが、その中でも秦は飛び抜けている。会社に対する思い。周りの人への配慮。家族への愛。すべてにおいて120点を叩き出してくれているので、その背中と言葉で、会社を引っ張っていってほしいと思います。