ソフィは2021年2月に入社してくれたトゥモローゲート待望の動画編集者です。
自分と選考を受けてくれている求職者は最終選考まで関わることがほとんどないのですが、最終選考のひとつ前のインターン選考でオリジナルの自己紹介パンフレットをつくってきてくれたソフィはすごく印象に残ってます。そこでトゥモローゲートに対する熱意を感じることができましたし、相手の心を動かす企画ができ、それを行動に移せるという点にとてもいい印象を受けました。嬉しかったと同時に一緒に働きたい!と思ったのを覚えています。インターン選考は無事に通過してくれて、最終選考として2人で食事に行きました。
そのときの印象は「めちゃくちゃ緊張してるな」。ずっと自分のTwitterやYouTubeを見てくれていたみたいで「テレビの前の人と会ってるみたい」と言われたのを覚えてます。そうやって話していくうちにソフィの魅力に触れることができました。
その魅力とは節々から感じる熱い性格です。本当に驚いたのですが、トゥモローゲートの選考に進んだ当時は東京に住んでいたけど、インターン選考まで進んだ時点で「何がなんでもトゥモローゲートに入る」と東京の家を解約して大阪の家を探しはじめていたんです。それを聞いてこっちまで熱い気持ちになりました。ソフィは当時、誰もが知っているサービスの動画編集を担当していて、実績もスキルも十分。その上でここまでトゥモローゲートに興味を持ってくれているのだから、落とす理由なんて見つかりませんでした。後々その話をしたら「それくらいの覚悟がないと受からないと思ってました」って。最高ですよね。さらに言えば、2012年から日本に渡ってきて、慣れない環境でもここまでたくましくキャリアを重ねてきた事実にも魅力を感じました。語学も全く問題がないレベルまであと少しのところまで来ている。そんなソフィと「一緒に働きたい」と思ったのは必然でした。
最終選考では未来についても語り合いました。ソフィが入社してくれた2021年は動画の需要がどんどん高まっていて、その需要は今後さらに高まることが予想できました。当然、会社としても動画部門をどんどん強くしていきたいと思っていました。webやグラフィックのデザインを専門としたメンバーはいるけれど、動画編集を専門としていたメンバーは当時は守岡1人だけ。そんな中、いろんな候補者に選考に進んでもらったものの、技術とトゥモローゲートらしいマインドを兼ね備えている人に出会えなかったんです。技術は十分だけどマインドが合わない。マインドが合ったと思ったら技術が少し足りない...。そんな中でバチッとハマったのがソフィでした。最終選考の最後、「これまでの経験を生かしてぜひトゥモローゲートの動画のクオリティを高めていってほしい」と伝えました。それに対して「任せてください!」と頼もしい言葉を返してくれたのが印象的です。
入社して早速さまざまな動画案件にたずさわってくれました。中でも自社でやっているYouTube、TikTokの編集を先頭に立って引っ張っていってくれています。見ていて思うのは「動画の使いどころがうまい」。ここは盛り上がるだろうな...というポイントや、ここは編集で切ってほしくないな...というポイント、逆にここはいらないな...というポイントをいちいち指示を受けなくても的確に判断できる技術がある。常に完成をイメージしながら編集ができているんだろうなと思います。語学の面でテロップの修正があるくらいで、動画全体の流れで「ここを変えて」と大きな修正指示を出すことはほとんどありません。
動画編集のやりとりを通じて感じるのは仕事に対するストイックさ。メンバー全員に言えることでもありますが、与えられた仕事を期間内にやりきらなかったことが一度もありません。それも、当然とばかりにやってのけた上でプラスの提案までしてくれる。「その動画ならこういう撮影方法がいいんじゃないですか」「YouTubeのこの機能を使ってみてはどうですか」。毎日のように提案してくれる。いいものをつくるために常にストイックに取り組んでくれるのがソフィ。そういった意味での安心感、信頼感はとてつもなく強いです。
もちろん入社当初は苦労したこともあったと思います。同じ動画編集でも会社やサービスによって必要とされることが違いますから。ソフィの場合はそこに語学の難しさも重なってくる。にもかかわらず驚くほどの飲み込みの速さですぐに順応してくれました。
例えば、YouTube動画一つにしても、TikTok動画一つにしても、自分が細かいところまでこだわるだけにフィードバックも細かくなるのですが、一度で全てを感じ取って、必ずバージョンアップした次回作を提出してくれるんです。日々その繰り返しなのでものすごいスピードで成長していってくれています。成長しているという意味では語学もそう。対面での会話やチャットでのやりとりを見ていて、日に日に日本語がうまくなっていると感じます。
さっき言ったように、これから動画の需要は高まっていく一方です。そんな中でトゥモローゲートの動画のクオリティ向上という面をソフィには引っ張っていってほしい。プラスで動画の企画やディレクションの領域にも踏み込んでいってくれたらと思ってます。
あとは、そうですね。ソフィにしかかけられない期待を最後に話します。
『世界一変わった会社で、世界一変わった社員と、世界一変わった仕事を創る』と掲げている以上、そう遠くない未来の海外展開も視野に入ってきます。具体的なプランがあるわけでは全くありませんが、もし本当に海外進出が決まり、アジア圏やソフィの母国の韓国に事業を展開するとなったときには当然、先頭で引っ張っていってほしいと思ってます。